実話)不妊で悩む多くの人へ。私達夫婦が2年の不妊で出した答え

前回更新した男性の不妊症/対策・検査で答えだけを記載しましたが、私達夫婦が2年間の不妊期間で悩んだ事、話し合った事、最終的に不妊治療をしなかった理由、経緯等を纏めたいと思います。

・悩んで居るのは自分達だけじゃ無い

・こうゆう意見もあるのか

不妊治療で悩んでいる多くの人が、少しでも心が軽くなれば。

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不妊期間1年~2年の心理、心境

不妊当初は自分達が不妊だと思う訳も無く、「授かり物やから焦る必要も無いし、2人にとって最良のタイミングを見計らってくれてる」なんて自分に都合の良いプラス思考の発言を何度も繰り返していた。

一般的に不妊と診断される期限:1年を過ぎ、自分達が不妊というカテゴリーに含まれると知ってからは「最悪子供が出来なくても、その分2人で色々な場所へ行って、美味しい物を食べて、楽しく生きて行けば良いしな」今思えば自分が出来る限り苦しまない様、悩まない様に最悪のケースを想定した保健とも思える言葉を口にするようになった。

食生活の改善を行ったり、大嫌いなサプリメントにまで手を出した。しかし、どれも目に見えた効果は無く、1年半を過ぎた頃には生理予定日の前後になっても生理は来て当然、妻に「生理来た?」と確認する事すらなくなった。

いつしか夫婦の間で子供が出来る・出来ないの話はしなくなった。

 関連 不妊1年時点/月毎の心境・不安、不妊検査・治療の必要性

不妊で崩れた夫婦関係

なんでも言い合えるのが夫婦。私も当然そう思っていたが、不妊の2文字を妻に言う事が出来なかった。お互い確信には触れず、腫れ物でも触るように会話をした。

生理の時期になると悲しそうに「生理来たから今日はシャワーにするね」という妻を見るのが本当に辛かった。妻がシャワーを浴びる間に頭を巡る色々な思い。「不妊治療で白黒ハッキリ付けた方が楽になるんじゃないか?」そう思わない日は無かった。

あまりの辛さにストレスが溜まり、急性の逆流性食道炎にもなった。このままでは妊娠以前に夫婦関係が破綻してしまう。私は意を決して妻に相談する事にした。

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旦那としての決断

いつも通りの休日、食事を終えリビングでくつろぐ妻に話しかけた。

「そろそろ、不妊検査する?」

悩む妻に「私はもし子供が出来なかったとしても、2人で幸せに暮らしていく自信があるし、子供は夫婦にとって産物であっても、目的では無いと思っている。」と伝えた。そして「検査をする事で、妻が少しでも精神的に楽になるのであれば検査を受ける覚悟もある」と伝えた。

不妊を意識させない様に行動すればする程、逆に意識させてしまう負の連鎖をどうしても断ち切りたかった。

妻の思い

私には不妊の男友達が居る。そして妻にも不妊の女友達がいる。

プライベートな問題なので明言は避けるが、生物学上では人も動物も皆、繁殖する為に存在している。その存在価値を否定された時、全てがどうでも良くなり、自殺未遂や鬱病、精神的な病から家庭が崩壊。など間近で見て来た。

その為、妻は不妊検査を行う必要性に疑問を感じていた。そこで私は質問を変え「もし不妊検査を行って不妊と診断された場合、体外受精含む不妊治療を行う?」と問いた。

妻の答えはNO。

今の技術を持ってしても100%では無い体外受精。中には数百万円の費用をかけても授かれない人も居る。そして何より不妊治療費を稼ぐ為に仕事をし、不妊に効果があると言われている物を考えて食事をし、規則正しく決まった生活をする。そんな生活の全てを妊娠に置く様な、夫婦の目的が子作りになる事を嫌がっていた。

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夫婦2人で出した結論

何時間しゃべったのだろう。妻と話終わった頃には、外から車の音すら聞こえなくなっていた。2人の意見を加味した上で、出した結論は「もし授かった時に、今は経済的にキツイと言わないで済む様、いつ子供を授かっても良い準備は常にしておく」という事

「授かり物と言う事を忘れず、出来なくても良い。行為ある限り2人の幸せはずっと続く」という事。

「生活の延長線上に子供が居るかも、居ないかも。それは私達が望んで得られる物では無いので、意識はせず2人の生活を2人が思うように行う」という事。

そんな約束を妻と行い私達夫婦は不妊検査及び、不妊治療は行わない事を決めた。

不妊の2年間は本当に辛かった

不妊2年の間、本当に辛かった。子供が出来ない事は長い人生の中でそれ程大きな問題では無い。問題なのは子どもが出来ない事を夫婦お互いが意識し過ぎて心ここに無い状態となり、夫婦関係が少しずつずれていき、家族として上手く行かなくなること。

言葉では上手く表現出来ないけど、それが一番辛かった。

子供を作るために結婚したわけじゃない。2人で居たいから結婚して、その延長線上に子供が居るか居ないかの違いだけ。そう思えた瞬間、私の心から憑きものが取れた。

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