プロポーズに指輪無し／婚約指輪が間に合わないまま決行する？

プロポーズに指輪無しなんてありえないと考えながら必死に探し回った１ヶ月という時間。最後の最後まで納期の存在を確認しておらず、プロポーズをすると決めた日に婚約指輪が間に合わないという想像もしていなかった落とし穴にはまってしまった。

プロポーズ予定日の前日まで即日納品可能な指輪を探すも購入を決めていた物以上の品は見つかることは無かった。

プロポーズを延期するという選択肢

プロポーズは『必ずこの日にしなければならない』という物では無く、イベントや行事の都合に合わせて『出来れば、この日にしたい』という思いから日程を決める事が殆どです。当然、私もイベント（淡路島の花火大会）の日程に合わせて準備を進めていました。

一生に一度の大切な日に『指輪無しでは格好が付かない』と思う自分と『一日でも早く、彼女と結婚したい』と思う自分が、お互い一歩も譲らないまま予定日前日を迎えた。

小さい頃から結婚相手に思いを伝えるならナイトスキーで訪れたゲレンデと決めていました。しかしながら、彼女の年齢的な事や出産・子育ての事を考えた末、自らの理想を反故することを受け入れて夏場に行動を起こすことにした。

今よりもっと多くの笑顔が見たい。少しでも高齢出産のリスクが低い内に子供を産ませてあげたい。自分の子供を抱き上げて笑う彼女の笑顔が見たい。悩み抜いた末に指輪無しでのプロポーズを決意した。

今この記事を読んでいる人は『指輪無しのプロポーズがありか？無しか？を悩んでいる人』と『指輪が間に合わなくて、本当にプロポーズを決行して良いのかを悩んでいる人』のどちらかだと思います。実際に経験した身として、個人的な思いを書きます。

婚約指輪は安価で購入できる物では無く、尚且つ指輪選びには非常に多くの労力を伴います。私自身、来店予約で店を予約して、実店舗で実物を見せて貰い、パッと見で同じ様に見えるダイヤモンドの価格差に困惑し、何度も指輪探しを諦めようと思ったか解りません。

しかしながら『彼女のことだけを思って過ごした１ヶ月という時間は、今思い返しても凄く充実して楽しい時間』でした。これだけはハッキリと胸を張って言えます。

もしも、プロポーズ予定日までに時間がある or 日程は決めていないという状況であれば、見に行くだけでも構わないので騙されたと思って１度指輪を見に行ってあげて下さい。彼女のことを思えば思うほど、それはきっと将来の家族生活をより良い物にしてくれます。

良ければ私が指輪探しで得た教訓を参考にして下さい。

「間に合わない」という時点で、何かしらのイベントや行事に合わせて思いを伝える予定なのだと思いますが、アナタがもし「何となく、この日に家でご飯でも食べながらプロポーズしようかな」と考えているのであれば、指輪無しはオススメしません。

失礼かも知れませんが、その行動に彼女への思いが詰まっているとは思えません。

逆に、思い入れのある日に気持ちを伝えたいという気持ちがある上で、納期の関係で間に合わないのであれば、それはもう日程を優先してプロポーズしても良いと思います。アナタがコッソリ色々な段取りを付けている姿を相手は薄ら気付いているものです。

アナタの辿った道は間違いでは無いので堂々とプロポーズしてしまいましょう。

今では妻となった彼女に対して贈りたかった『愛を形に変えたプレゼント』である婚約指輪。他の人がみんなあげているからという事では無く、純粋に相手への結婚の意思・気持ちを伝える最良の品だと思っています。

結婚した後はお小遣いを１円も貰わない生活を続けているので、実現出来るのは何年先か検討も付きませんが、子どもがある程度大きくなり、妻も女性としてのお洒落を出来る頃までには必ず、少し遅れた婚約指輪をプレゼントしようと決めています。

目標金額に近づく度、子どもへと消えていくパパ貯金ですが、これからも諦めずに頑張ります。全然関係無いあかの他人ですが、私も頑張っているのでアナタも頑張って下さいね。