告白失敗/振られても諦め切れない私が取った行動

振られた

自分の中にある『妻への好意』を感じ取ってからは早かった。基本は奥手なので付き合うまでは、『大人の何』を出来る根性も無いのだが、何以外の行動力には定評があり、妻を頻繁に食事に誘うようになった。ロールキャベツ男子たる所以である。

前話を読むネットで出会い、結婚した夫婦の実話:ネットの全てが悪い訳では無い

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思いを感じたら行動に移さなければダメ

良く耳にする「予定が合わない」という言い訳。相手に無理強いする事無く、自分の努力・行動ひとつで一緒に居られる時間を増やす事が出来るのであれば、最大限の努力を怠ってはいけない。

平日で妻が休みの日、私は定時ダッシュして18時過ぎに合流。土日は妻が仕事なので、終日予定は入れずに妻の仕事が終わるまで待機。可能な限り妻と遊ぶ時間を作った。妻の休みが平日しか無いとなれば、仕事に都合を付けて有給も取った。食事しかしない関係では埒が空かない、『相手から拒絶の意志が見られない』という大前提は踏まえた上で、出来る努力は何でもやった。

当然努力をしたのは私だけでは無く、妻が空いた時間を私に提供してくれるからでもある。結果、2人で居る時間は1回ずつは短いながらもドンドン増えていった。

行動を起こす時の注意点

最大限の努力と書いたが、相手に合わせている感は一切出してはいけない。

女性は『運命』などという謎の言葉が大好きである男性が意図して作り出した必然で女性の心は動かない。男性の偶然を作り出す努力こそが女性との距離を近づける最良の策となる。偶然を装って必然的に相手に合わせている事を悟られたら、気持ち悪いで全てが終わる。

告白シーンまでの前振り

三十路男は、お世辞にもイケメンとは言えない顔である。しかし、生まれてから一度も告白して振られた事が無い。大切な事なのでもう1度言おう。生まれてから一度も告白して振られた事が無い。

絶対に振られない方法

告白して振られない方法は『間違い無く相思相愛という状況まで告白をしない。』というだけの至ってシンプルな物。かなり反感を買いそうだが、これは私の人生において揺るぎない事実として確立されている。上記を実行するだけで15歳から約12年間恋人が居なかった期間は無い。

注意点としては『ダラダラと時間をかけて関係を作らない』という事。『仲の良い男友達』という名のレッテルと張られてしまうと完全に手詰まりになってしまうので、鉄は熱い内に打てと言うように『1ヶ月先の告白』を目標に偶然を装って必然的に相手と居る時間を増やして関係を作って行く必要がある。

つまりはどうゆう事かというと、告白するまでの期間に「私はアナタの事が好きです」という事を行動で示す。示した結果、ヨロシク無い反応が返ってきたら次を探せば良いだけなのである。

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告白失敗。不敗神話破れる

妻とは毎日電話やメールのやり取りをした、週に1度~2度食事にも出掛けた、妻を家まで送り届けると言う口実でドライブにも連れ出した。

そして、遂に私は辿り着いた、相思相愛という名の頂へ。

私の脳が指示を出す。

時は来た。今がチャンスだ、行け!!

私は妻に告白。

そして無残にも、2つ返事で振られた。

告白失敗した時の感情

私は何が起こったのか解らなかった。振られた友人を幾度となく慰めてきたが、所詮は他人事。告白を失敗すると言うことがこんなにも不思議でイヤな気持ちになる物なのかと初めて思い知った。

付き合えない

アナタを受け入れられない

人格全否定

大袈裟な表現では無く、告白失敗した時の感情はこんな感じだった。失敗する事など微塵も考えて居なかった為、適切な言葉が出てこない。色々な考えが言葉にならず頭の中をグルグル回っている。『何とか笑いに変えないと。』そう考え出した時、妻が何かを話し出した。

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告白失敗後、妻に言われた台詞

当時は完全にテンパっていた為、若干の記憶違いはあるかも知れないが『もう少しアナタを知ってから…』的な事を言われた。妻が選んだ言葉だけを見れば綺麗に見えるかも知れないが、要は保留されたのである。

この時・この瞬間から、長きに渡る友達以上恋人未満な関係がスタートした。

フラれて離れるくらいなら都合のいい関係でも…

言葉は悪いかも知れないが『友達以上恋人未満の関係=お互いに都合の良い関係』でしか無い。30歳が目前に迫っている状況では『恋人以上』の関係を求めて止まなかった。しかし、恋人以上を強く求める反面、『妻と離れるくらいなら、今の関係に甘んじるのも悪く無い。』と思う自分も居た。

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もっとも楽しく、もっとも辛い関係

相手に縛られることも無く、相手を縛り付けることも無く、お互いある程度の自由を確保した状態で繋がる不思議な関係。『楽しいだけを共有している状態』はそれはもう幸せな関係だと勘違いしている時期もありました。

しかしながら、人は欲張りな生き物。そんな状態が長く続けば続くほど相手への思いは膨らむばかり、相手の行動・気持ちまでも自分の物にしたくなってきます。そうなってからはまさに地獄、本当に辛い時間した。

都合が良いの関係を続ける期限を設ける

このままの関係を続けた場合、数ヶ月後は楽しいかも知れないが、数年後の楽しい自分を想像出来ないと悩んだ末に、妻の中で気持ちの面で大きな区切りとなるであろう二ヶ月後を期日に設定。良くも悪くも友達以上恋人未満の関係を打開する事を決意した。それと同時に、再度告白してあやふやな答えが返ってくるようであれば自ら離れる意志を固めた。

告白を二ヶ月後にした理由

あわよくば人生で初めて告白に失敗した事を無かった事に!なんて事は考えて居らず、妻の名誉の為で書いておく。告白の答えを保留と言っても『都合良く関係を引き延ばすために、良い様に扱われた』という訳では無い。妻の周りで起こった不幸な事故から、あまりにも時間が経っておらず、心の中のスペースに空きが無かった。

その為、妻の傷を癒す期間も考慮に入れて2ヶ月後にもう1度告白する事を決めた。

関係を解消する方法

悲しい思い出があるのなら、楽しい思い出で上書きすれば良い。楽しい思い出があるのなら、もっと楽しい思い出で上書きすれば良い。私は妻の心に空いた大きな穴を埋める事に専念した。

  • 楽しい事
  • 嬉しい感情
  • 綺麗な景色
  • 美味しい食べ物

その他、色々な物を2人で共有する所から始めた

告白失敗からの二ヶ月はアッという間に過ぎた。良く言えば縛られる事の無い友達以上恋人未満の関係。悪く言えばお互いに都合が良い関係である事に間違いはなく、この関係に慣れてしまえば抜け出す事は不可能と自分に言い聞かせて当初設定した期日に向けて行動に出た。

解消するのが難しい理由

告白する際、友達以上恋人未満の関係において一番問題になるのが『既に冗談でなんでも言えてしまえる関係』である事。少し真剣な顔で告白した程度では、冗談と流されてしまう危険性を秘めている。既に大人の関係になっているケースも多くあるため、相手の気持ちを高ぶらせてから告白したとしても、中々どうして上手くいかない。

告白の本気度を相手に伝える

言葉だけの告白では不十分と判断した私は、何気ない会話から指のサイズを確認。その情報を基に妻の業務でも身に付けられる様なペアリングを購入した。

『プロポーズでも無いのに指輪・・・?』と思うかも知れないが、友達以上恋人未満の関係を払拭する為には、これくらいの本気度を見せつける必要がある。やれる事は全てやったし、準備出来る物は全て準備した。妻をデートに連れ出し告白する事を決意した。

夕日を眺めながらの告白

妻の為に選んだ場所は淡路島。

妻が大好きなヒマワリを見たり、トリックアートで遊んでみたり、車で出掛けるデートは普段共有出来ない多くの物を相手と共有する事が出来る。淡路島を心ゆくまで満喫した。

淡路島を目的地とした理由は『海に囲まれている』という事。

1年前、福井県の海水浴場で嫁にとって悲しい事故が起こった。自分の身に置き換えた場合、まともな精神状態ではとても居られないと思う程に、その事故は悲しい物だった。

私は海に対する妻の気持ちを理解した上で、敢えて海に囲まれた淡路島へ来た。

『海は怖く悲しい場所』そんな事を思いながら過ごした1年にお別れをさせてあげたかった。海を楽しい思い出で上書きしてあげたかった。

友達以上恋人未満から、恋人同士へ。

妻の手を引き砂浜へ向かい、夕日が沈むのを2人で眺めながら再度告白をした。返事は「はい」私達は友達以上恋人未満の関係を解消し、名実共に恋人になった。

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