不倫・略奪愛のリスク/慰謝料や養育費を払えば幸せになれるのか?

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女性タレントと男性ボーカルとの不倫、大物落語家と女性歌手との不倫、育休議員と女性タレントとの不倫など『不倫・略奪愛』という言葉が世間を賑わせて居ますが、テレビメディアが報道するのは誰の責任で誰が悪いという類の物ばかり。『不倫・略奪愛のリスク』を解説する放送は多くありません。

  • 慰謝料の問題
  • 住宅ローンの問題
  • 養育費の問題

その他、多くの金銭的リスクが伴うだけでなく、職や地位を失う様なリスクまでもが不倫・略奪愛には付きまといます。今現在、その様な関係に身を置く人達は本当にリスクを理解した上で、最終的には幸せになれると信じて居るのでしょうか?

不倫の代償、慰謝料の相場

浮気・不倫を原因とした慰謝料の相場は状況に応じて大きく変動します。

  • 浮気相手の年齢
  • 婚姻期間
  • 夫婦生活の状況
  • 配偶者の落ち度
  • 社会的地位・資産・収入

その他、多くの条件を加味した上での相場は『200万円~300万円』が一般的とされています。言葉は悪いですがまずは『略奪したい相手に、300万円の価値があるのか?』という事を考える必要があります。

 

略奪愛の相手は借金まみれ

既婚男性の多くは、住宅ローンという大きな借金を抱えて居ます。戸建て購入、マンション購入など理由は様々ですが、結婚に纏わる大きな買い物を済ませた男性の多くは『数千万円単位の借金』を抱えて生活しています。

略奪愛が成熟した後、運良く住居の買い手が見つかったとしても、購入価格よりも高い金額で売れる事は殆ど無く、慰謝料で貯金を吐き出した後という事も重なり『男性が元妻と悩み抜いて決めた住居』で生活しなければイケナイ状況に陥るケースは少なくありません。

 

毎月出て行く養育費

一般的なサラリーマン男性が支払わなければならない養育費の相場は収入に応じて『毎月2万円~10万円』程度だと言われています。子供が成人(大学卒業までの場合もあり)するまでは支払い義務が生じる物である事から、一千万円以上の支払いが発生するケースもあります。

仮に、元妻が再婚した場合は養育費の支払いを止める事が可能ですが、再婚後に離婚した場合は養育費の支払いを再開する義務があります。(※行列の出来る法律相談所情報)

 

不倫=いくら?

その他、色々な金銭負担が出て来るとは思いますが、ここまでに書いた物だけで私を例として『不倫=いくらの支払いになるのか?』を計算してみたいと思います。※年収400万円計算

住宅ローン 3,000万円
慰謝料 300万円
養育費 960万円(4×12×20)
月額×ヶ月×年数
合計 4,260万円

あくまでも一般的な相場で計算している事や、持ち家を売却する事などでもう少し減額出来るかも知れませんが、少なくとも私に4,260万円の価値があるとは思えません。

 

養育権は必ずしも女性側では無い

当然、養育権は必ずしも女性側に付く物ではありません。血が繋がりを重要視する、しないに関して個人の考えを述べる事は控えますが、不倫相手に子供が居る場合は『彼(彼女)と一緒に、子供が付いてくる』という可能性がある事も理解しておく必要があります。

略奪愛の末に『やっとの思いで一番になれたと思ったら、彼・(彼女)の一番は子供だった』という事になったら、本末転倒ですよ。

 

不倫・略奪愛で幸せになれるのか?

『不倫をするな』とか『略奪愛は醜い』なんて事を言う気は全く無いです。幸せの定義は人それぞれですし、赤の他人が幸せになろうが不幸になろうが私には全く関係無いです。自分が最も幸せになれると思える方向へ進むと良いと思っています。しかし、それでは折角ここまで記事を読んでくれた人に申し訳無いので1点だけ持論を聞いて帰って下さい。

 

『意中の相手と一緒になれるのであれば不倫・略奪愛に伴うリスクなんて全て受け入れる覚悟がある』と今は思っているかも知れませんが、人の気持ちは移ろいゆく物です。

アナタが相手を数年後も愛し続けている保証はありません。もっと言えば相手の離婚が成立した後に必ずしもアナタを選んでくれるとは限りません。『不倫は、本当の意味でゼロになってしまう』可能性を秘めた行為だという事を理解した上で、自分の進む道を選んで下さい。

 

行為の中に【気持ち】がある時点で、そんな簡単に割り切れる物では無いのですけどね。