一時保育とは?料金や預かり時間、入園条件はどうなっているのか

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息子が1歳になった時点で保育園に預ける可能性が出てきた為、色々調べていると『一時保育』という制度を導入している園がある事を知りました。自治体によって大きく異なる料金や預かり時間、入園条件はどうなっているのか。

自分用のメモとして私が住む地域の状況を全て纏めます。

一時保育とは?

一時保育とは①就労目的保育(保護者の就労・修学を理由とする保育)、②緊急保育(病気や冠婚葬祭などを理由とする保育)、③リフレッシュ保育(育児に対するストレス緩和を目的とする保育)、いずれかの条件に当てはまる場合、小学校入学前のお子さんを保育所等預かってくれるサービスです。

一時保育には、自治体毎に預ける事が可能な日数や期間、金額などが定められています。

 

大阪府大阪市の場合

大阪市では利用する理由毎に1ヶ月の預かり日数上限は指定(ホームページへの明記)はされていません。利用料金は以下の通りです。(※ 別途昼食代等必要)

平日(月曜~土曜日)

  • 0歳児  :2,700円
  • 1・2歳児 :2,000円
  • 3歳児以上:1,200円

休日(日曜日・国民の祝日等)

  • 0歳児  :3,600円
  • 1・2歳児 :2,700円
  • 3歳児以上:1,600円

申し込みは各保育園という事になっています。

[koushiki]大阪市:一時保育

 

兵庫県神戸市の場合

神戸市では利用する理由毎に1ヶ月の預かり日数上限が明記されていました。

①就労目的保育  :平均3日/1週間
②緊急保育    :最大14日/月
③リフレッシュ保育:7日/月

利用料は子どもの年齢や平日・休日の設定がありません。

①就労目的保育  :2,400円
②緊急保育    :2,400円
③リフレッシュ保育:3,600円

[koushiki]神戸市:一時保育

 

東京都港区の場合

港区では、保育所・託児所毎に料金や時間が大きく異なり、中には条件問わずという園まで存在します。この事からも『住んでいる自治体によって、大きく異なる』という事が解るかと思います。

[koushiki]港区:一時保育

 

詳しい情報は保育園のサイトで確認

各自治体毎のサイトはあくまでも一時保育を受け入れている場所を探す為の物です。どのページにも『申し込み・問い合わせは対象の保育園』と書かれています。自宅・職場から近いなどの条件で預け入れ先を絞り込んだ上で保育園の専用ページを確認しましょう。

各保育園のサイトには、もう少しかみ砕いた表現で一時保育を利用する用いられており、預け入れを考える親としては少し心のハードルが下がりました。

 

一時保育の参考例

※私の検討している保育園の参考例です。

 

対象となる児童

市内在住で生後2ヶ月から修学前まで。

 

保育時間・休園

保育時間は『午前9時から午後6時までの間』で、保育が必要な時間。一時保育は土曜・日曜・祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)は休園。その他、災害や伝染病の発生などの非常時には休園する可能性あり。

 

利用料

3歳未満児 3歳以上児
4時間以内 2,000円 1,800円
4時間~8時間 3,200円 2,000円
1時間延長毎 800円 700円

その他にも給食代 : 200円、おやつ代 : 1回50円、ミルク代 : 1日50円などが追加でかかってきます。

 

預けるのが不安な人におすすめ

0歳、1歳を保育園に預けるか否かの話を2人きりでする為、祖母に息子を2時間預けただけで心配で仕方ないという妻。ポロっと「保育園に預けた場合に、自分のメンタルが保てるか不安ではある(心配が勝る)」という本音がこぼれていた。

一時保育の存在を教えると、子どもを預ける事に対して抵抗があるか?ないか?を確認する意味も含めて、正式に預ける前に試してみたいと言っていた。

 

フルタイムで働かなければならない理由が無いのであれば、1日3,200円で妻の子育てに対するストレスや精神的・肉体的な疲労が和らぐならば、決して高く無い出費である。

 

まとめ

一時保育を考えるのであれば、自治体のホームページで対象の保育園を調べる。そして、各保育園毎のホームページで詳しい情報を確認して電話をしてみる。親としてはどの様な環境なのか気になる所なので、子どもの散歩も兼ねて事前に周辺をウロウロしてみるのも良い。

見学会を開催している施設、短い時間から試すことが出来る施設、その他保育園毎に色々な情報公開方法を用意してくれているので、気になる所があれば試してみるのも良いと思う。こういう時、地域の人達と交流があれば「あそこは良い、あそこはダメ」などを知ることが出来るのに。と少し後悔したのは言うまでも無い。

 

父親としては3歳になるまでは親の元で育てたいのが本音。旦那としては妻が幸せと思う人生を送って欲しいというのが本音。相見えない2つの本音を良い具合に緩和してくれる一時保育という選択肢。個人的には、ここで落ち着いてくれればと思っています。

 

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