上の子がウソをつくようになった。
何食わぬ顔で平気でウソをつく姿を見て、最後には悲しくないのに泣いてしまった。
2歳児の可愛いウソ
2歳児のつくウソは、基本的にパパを困らせようとしているだけだから可愛い。
※「それは本心じゃ…?」は認めない
「パパのことが嫌い」とウソをつく
パパと一緒にお風呂でお魚釣りしよーよー!
パパ、ゆうと好きやったのにー。泣きマネ
また今度一緒に入ってくれるよ!
「パパの分はない」とウソをつく
パパのないの!?泣きマネ
トントントン!ジュー!ジャー!
はい!ラーメン!
2歳児の悪質なウソ
2歳児は時として「バレてないとでも思ってるの?」と言いたくなる、悪質なウソをつく。それがまた可愛い。
「何もやってないよ」とウソをつく
あれ、おちゃちゃこぼれちゃったの?
「ママがアンパンチした」とウソをつく
何ではると泣いてるのー?
両親を泣かせた2歳児のウソ
昨日、上の子が階段から落ちた。階段を1段登ったところから、下方向に向かって前のめりに顔から落ちた。床と身体の間には、買ったばかりのショベルカーのおもちゃが挟まっていた。
痛くない訳がない。
これは絶対に号泣して不機嫌になる。両親ともにかける言葉を探していたとき、上の子はムクっと起き上がった。そして一言…。
「ゆうと、大丈夫やねん」
この世の物とは思えないほど、残念そうな顔をしながら、目には涙を浮かべながら、必死で絞り出した「大丈夫やねん」の言葉を聞いて、たまらず抱き上げたときには、すでに上の子は号泣していた。
男の子としてなのか、お兄ちゃんとしてなのかはわからないけど、一瞬でも泣くことを我慢しながら発した「大丈夫やねん」というウソに、パパもママも泣いてしまった。
めちゃくちゃ可愛くて、めちゃくちゃ愛おしかった。
子どものウソは立派な成長の証
ウソには色々な種類がある。他人を騙して自分が得することを目的につく最低なウソもあれば、自分の気持ちや考えを偽って、自分を守ったり奮い立たせりする最高のウソもある。
私達大人は最低なウソも最高なウソもついて生活しているけど、2歳児のウソはどれも最高のウソ。全部のウソが可愛い。
心理学的には「適度なウソは、知的レベルの高さと心が健康な証拠」というように、2歳児のウソはどれも立派な成長の証。
私達大人は一定の場所から成長することができずにいるのに、2歳児は毎日成長。毎日違ったウソをつく。やっぱり全部のウソが可愛い。
子どもをウソつき呼ばわりしてはいけない
「パパを嫌い」だとか「パパの分はない」とウソをつくのは、パパに反応して欲しいから。もっともっと一緒に遊んで欲しいから。
「自分は何もやってない」だとか「自分のせいじゃない」とウソをつくのは、悪い事をした、怒られちゃうとわかっている証拠。怒られるより褒められたいのが当たり前。
子どもを相手に「ウソつき」呼ばわりするなんて絶対にダメ。ウソをついてでも構ってもらいたいという子どもの気持ちを察してあげないといけない。
言葉の成長著しい2歳児との日々は楽しい
上の子が2歳を過ぎた頃から、これまで以上に「早く仕事から帰って、少しでも子どもとお話がしたい」と思うようになった。これは私にとって本当にプラス。
嬉しいことに、最近は、毎日必ずお風呂で投げかけている同じ質問に対する答えにも変化が出てきた。
2歳6ヶ月の頃
(カレーの残骸あったけどな)
パパのないよ!ぜーんぶ、ゆうと食べたから!
2歳7ヶ月にして少し成長
(こいつ毎日魚食べてるやん。っていうか何で急にフライ付けてん)
パパのないよ!ぜーんぶ、ゆうと食べたから!
パパのないよ!ぜーんぶ、ゆうと食べたから!
昨日からの成長を知るためには、毎日子どもと一緒にいないとダメ。今日も仕事早く終わらせて早く帰ろー!