荷物の再配達が有料化されると困る/二世帯住宅の通販事情

宅配便最大手のヤマト運輸が時間帯指定の配達を見直すことで運転手の負担軽減を模索する方針を固めたというニュースの一文に「再配達の有料化なども検討する」と書かれていた。

Amazonや楽天などのネット通販を利用して買い物をする人が増えたことで、最近は運送業界からの悲鳴を耳にする機会も多い。事実、配送のトラックを見かけない日はないので本当に大変なのだと思う。

日本のサービス業は融通を利かせすぎる癖があるため、その反動は全て労働者に回ってきてしまう。労働に見合った対価を与えることは当たり前のこと。有料化することで再配達の件数が減り労働者の負担が減るのであれば、それは率先して導入するべき仕組みだと思う。

でも、二世帯住宅に住む身としては気が気でないことも事実である…。

在宅中なのに投函される不在票

荷物を配送した時点で家にいなければ投函されるはずの不在票。しかしながら、二世帯住宅という特性から在宅中にも関わらず不在票が投函されることも少なくない。

玄関前のインターホンは1F部分(母親の家)に繋がっているのでインターホンを押しても3Fにいる私達には聞こえない。そのため玄関前のインターホン横には大きな文字で「〇〇宛の場合は玄関扉横のインターホンを押して下さい」と明記している。

別に責めるつもりはない。時間に追われて配送しているドライバーの方達に非があるとは言わないが、殆どの場合で玄関前のインターホンを押して反応がないという理由で不在票を投函して荷物を持ち帰ってしまう。

購入者(3Fに住む者)としては「インターホンを押されていない」となり、配送業者としては「(1F用の)インターホンを押しました」となる。

これで再配達料金を徴収されるのは、正直につらい。

戸建て用の宅配ボックスを利用するという方法

宅配ボックスで受け取る方法が紹介されていたので詳しく調べてみた。

動画でわかる宅配ボックスの使い方

戸建て用の宅配ボックスとして高い評価を集めていた商品を調べていると設置から受け取りまでの流れが動画で紹介されているページを見つけた。

 関連 動画でわかる宅配ボックスの使い方

見てわかる通り、配送側がロックすることで鍵を持つ購入者しか受け取ることができないという物だが、動画をみた正直な感想は「宅配ボックス泥棒が増えそう」でした。だって、これくらいのワイヤーなら工具1つで切り取ることができそうなんですもん。※商品に関する文句ではありません

完全設置式の宅配ボックスは高い

宅配ボックスを否定する記事ではないのだが、完全設置式の宅配ボックスは見た目もよく盗難にあう心配も無さそうではあったが、いかんせんお値段が高い。

 関連 Panasonic 戸建て受託用宅配ボックス

受け取れる商品容量を多くすればするだけ、宅配ボックスは大きくなるのでお値段もどんどん高くなっていった。通販用に商品より高いアイテムは中々買えないというのが本音。

Amazonは段ボールが大きいから入らないかも

AmazonはDvD1枚でも凄く大きな箱に梱包して配送してくる。20種類ほどの宅配ボックスを見比べてみたが、正直なところ大きすぎる段ボールまで入るボックスは見かけなかった。

コンビニ受け取りという方法

その他に紹介されていたのが店頭受け取り(最寄りのコンビニ等)という方法。試しにAmazonで店頭受け取りをしてみることにした。

コンビニ受け取りでも送料は無料

コンビニ受け取り

プライム会員に登録していれば店頭受け取りでも別途料金がかかることは無かった。

オススメAmazonプライム会員になるメリット12選+α/迷っている人に贈る記事

コンビニ受け取りのデメリット

当然ながら、コンビニ受け取りのデメリットは色々ありました。

受け取りは商品到着から11日間

1つ目は「受け取りまでの聞かんは11日間(到着後10日まで)」というもので、これは欲しくて購入した商品ということを考えればそこまで気にすることではない。

サイズ、重量に制限がある

3辺合計が80cmを超える商品、または重量が10kgを超える商品のご注文などはコンビニ受け取りを選択することができない。その他にもマーケットプレイス出品の場合や定期お得便など利用できないケースが色々と設定されていた。※詳しくはAmazonヘルプページでどうぞ

 参考 店頭受取について

また、一部では80サイズ(内寸法:270mm×200mm×186mm)以上はコンビニ受け取り不可能という記述も見かけたので、状況によっては利用しにくいサービスとなっている。

有料化していいから少しだけ配慮をお願いします

有料化はするべきだと思います。従業員のサービス精神の上に成り立っているビジネスモデルは雇用主に都合がよくても長続きしません。配送してくれる人達がいなくなることの方が社会的にも個人的にも大問題です。有料化してもいいです。

その代わり…。再配達を有料化する場合は「不在票を入れるルールの徹底」するなどして貰えたら嬉しいなと思います。

イタズラ防止でイミテーションのインターホンを設置している家もあれば、わが家みたいに二世帯住宅で複数のインターホンがある家もある。それら全てを把握しろなんてことは言いませんので「目に着いたインターホンは全て押した」くらいの配慮をみせて貰えたら嬉しいなと思います。

買う側だけでなく運ぶ側も幸せな世の中に

有料化されると買う側にデメリットが生じるなんて意見もありますが、運ぶ側のデメリットで生まれる買う側のメリットであればそれは違うなと思います。どちらかといえば、今まで文句も言わず再配達してくれていたことがおかしかったことなんです。

子育てと仕事の両立を悩んだり、仕事のストレスが爆発したり、最近では転勤を拒否してみたりと雇われの身としての働き方に対することを頻繁に考えていたことも関係して、ドライバーの方々も誰かの親である可能性もある。そう考えた瞬間に「ごめんなさい」と「ありがとうございます」が出てきました。

商品を買う人だけでなく、運ぶ人にも幸せな世の中になればいいなと思います。

再配達に関する新提案

これは戯れ言でしかありませんが…。Amazonでも楽天でも構わないので自社有料会員になる特典として配送業者と連携した宅配ボックスを無償で提供します。くらいのサービスをすればいいのにと思う。

導入するために恐ろしい額の投資が必要になるのかも知れんけど、上手くやればユーザーの囲い込みにも繋がるし、有料会員の価値もあがって万々歳じゃないかなと。

今なら提案料、安くしておきますよ♪笑

こちらの記事も合わせて読みたい