待機児童の問題/国、自治体、親、誰が悪いのか #taikijidou0challenge

待機児童_問題

『待機児童』は、家族を取り巻く様々な問題が合わさって生まれた問題の1つ。

  • 核家族化
  • 特定地域への人口密集
  • 賃金の減少
  • 離婚率の上昇
  • その他…

「国が悪い、自治体が悪い、親が悪い」などと言い出した日には、必ずどっち立たずな意見となってしまう為、待機児童に関する個人的な意見を書くことは無いと思っていましたが、記事を書く機会を与えて戴いたので『人の親になって尚、思う事』を書こうと思います。

他の方とは違った切り口になりますが、主催者様の許可は取りましたのでご容赦下さい。

国が自治体がという考え方は違う

私の父親は肝硬変で亡くなりました。

20年間の闘病生活、数か月に1度許される一時退院。自分の足では立つことも出来ない父を自宅へと連れて帰る為、私と弟で車椅子から車へと抱きかかえて移動。自由が効かない父の体をどこにも当てずに乗車させる事は不可能に近く、皮膚が弱くなった手足から必ず流れる血。

父を車椅子のまま乗車させることが出来る車を探すも、その値段数百万円。一部条件を満たせば安価で購入することが出来るという話を耳にして自治体へ問い合わせをするも対象外。当時、ピークに無茶してた事に関連して知り合った先生と呼ばれる連中に話をさせるもダメ。

いつまで続くとも分からない闘病生活という名の介護。もう1度家族揃って旅行へ行きたいという夢を実現するため、一縷の望みに全てをかけて湯水の如く出ていく医療費。自分の生活はできる限り質素に、弟妹の生活は私が幼少期に父から経験させて貰った程度に、毎月どれだけのお金を持って帰っても手元に残るお金は殆ど無い。それでも働くしか無かった。

そんな経験から『国、自治体が助けてくれない、何とかしてくれない、なんて言う考えは責任転換・言い訳』でしか無いと考えている。これは待機児童問題だけに限らず、何かにつけて「国が悪い、自治体が悪い」という発想は違う。

長い目で見た場合、国や自治体は色々な事をしてくれているのだとは思う。しかしながら、特定の局地的な事象(ここでは待機児童問題)に対して期待を抱くに値する物では無い。万が一、早急に何かしらの対策が行われたとしても、それは自分達の子供が小学生・中学生になった頃から効果が表れる物であり、明日から何かが変わるという事では無い。

※だからと言って何もしなくて良いと言う話では無いが。

その為、今現在待機児童の問題に直面して悩み苦しんで居る人達が考えるべき事は、長い目で見た待機児童問題では無く、今現在自分の家族が直面している問題を如何に打開するかではないかと思う。自分の家族・子供の行く末を、国・自治体任せにしてしまうのは、親としては勿論の事、1人の大人として如何な物かと思う。

『国・自治体は期待するに値しない。』

「昔は~」という議論は不毛

「昔の日本は、地域がもっと密接な関係を築いていたから、助け合いの精神で待機児童なんて話にはならなかった。」という議論は不毛。昔の方が良かったという事があるのは揺るぎない事実だが「昔は~」という議論をしたとしても、今この時から隣の人と助け合う生活なんて物を始められる訳では無い。

そんな「昔は~」に縛られる世代が国の上層を占めているのだから、漸進性のある議論が行われる訳も無い。上層が抱く思想の話は「実際にその立場になれない・ならない物が議論しても、ただの文句」でしか無いのでここで終わり。

『結局、頼れるのは自分だけ。』

全部欲しいは通らない

待機児童が生まれる原因の1つに新築高層マンション建設がある。購入する層は結婚して子供を考えている世帯の割合が高くなり、必然的に同地域に住む同世代の子供数が増加する。同じ土地に建ったマンション内に10人の同世代が引っ越してきたとする。マンションを建てたからと言って近隣の保育園・幼稚園が増える訳では無い為、必然的に受け入れ可能枠は10個減る。

  • 交通の便がよい
  • ショッピングモールが近い
  • 飲食店が多い
  • 教育の質が良い

その他、色々な要素で今住んでいる地域を選んだのだとは思うが『利便性が高い地域=人口が密集する=待機児童のリスクが増える』という事は、ある種必然である。

取捨選択の自由

待機児童の問題で騒いでいる地域の多くは『都市部』である。少し田舎の方に目をやると『園児の数・保育士の数が足りなくて閉園』という問題が起こっているにも関わらず、都市部の問題=日本の問題としてメディアは取り上げる。その地域に住んでいるから待機児童なだけであり、違う地域に移動すれば解決する問題である。

『子供の教育』に与える影響を考えて、田舎に移住する人が居る。当然、そんな人たちの口から待機児童問題の話が出ることは殆ど無い。

私は都心部で生活している身でありながら、国は都心部よりも先に、もっと地方へ目を向けるべきだと思って居る特殊な人間なので、待機児童問題を口にする人の多くは『今の生活は何も変えたく無い・変えられない。だから住んでる場所・周りが変わって欲しい。』という、少し欲張りな人なのだと思えてならない。

私自身も、待機児童問題に巻かれる一人

私が住んでいる地域の待機児童数は『0人』と発表されているが、そんな訳が無い。友人連中の子供が全然託児先を見つけられないという話を耳にする機会も多い。その為、遅かれ早かれ待機児童問題に巻かれることは、二世帯住宅を建てる前から覚悟している。

情けない話、私の本業で得られる賃金が少ない事も要因の1つとなり、妻は早々に働きへと出ようとしていた。親のエゴ、男のエゴなのかも知れないが、もう少し大きくなるまでは息子と一緒の時間を過ごしてやって欲しいという私の願いを妻が聞き入れてくれた。

自分が提案した家族の形で、家族を不幸にする訳にはいかないので、妻がパートに出る想定で持って帰る事が出来る賃金分を、私が別途稼いでくることを自分の中で決めた。

  • 副業ブログ
  • 人材の斡旋
  • WEBの仕事
  • 金の絡む付き合い

昔の知り合いに連絡を取り、人の親として許される範囲で法的に問題が無いことであれば何でもやった。飲みたくない酒を飲むこともあった。会いたくない奴に会うこともあった。妻に仕事と言って休日に出かけたこともあった。周りからどう思われても構わない、家族を守るのが父親の仕事であり、守るためには最低限のお金が必要だから仕方無かった。

選択肢を複数用意する事が何よりの対策

待機児童全体を問題視するのであれば話は別だが、『自分の子供が直面する(かも知れない)目前の待機児童』を問題視するのであれば『直面した時に、誰にも頼らずに乗り切る方法』を考える方が良い。

過去の私がそうだった様に、選択肢を1つしか用意していない時、人は必ず不の感情を抱く。相手は国、自治体、親、兄弟、即ち自分では無い誰か。それは決して良い方向へと話が進む物では無い。『誰かのせいにする生き方』『周りに異存する生き方』賢明では無い。

  • 待機児童の無い地域への引っ越し
  • 託児しなくても済む環境作り
  • 口利きで入れられる人脈作り

その他、考え得る選択肢はいくらでもある。複数の選択肢で回避する事ができる状況を作りながら、運良く国・自治体等が用意する受け皿が空いていれば乗る・乗らないの判断をすれば良い。状況を作ることが出来なかったとしても、必死に頑張った自分が居れば、少なくとも自分や家族を納得させることくらい可能である。

人は意外と死なない

複数選択肢の中には、お金を必要とする物が含まれるケースが多い為、収入面の話を無視する訳にはいかない。働けど我が暮らし楽にはならずと思う人が居るかも知れないが、単年という条件付きであれば、学歴無し・無資格の私でも年間1~2千万程度のお金であれば稼ぐ事は可能である。

365日休み無し、睡眠時間は不定期1~2時間、稀の休憩は父の看病、常に酒が入っており酔っているのか酔っていないのかすら解らない状況で、常に周囲へ対する見栄を張りながら日々の生活を送る。1~2年ならそんな生活を続けても、それが強制される物で無く、自らの望む形であれば人は意外と死なない。

今の生活基盤・生活水準を維持する事を前提とした上で考えるのであれば、家庭を持ったのであれば、人の親になったのであれば、守りたい物があるのであれば、自身は泥水啜ってでも守らなければいけない。一般的に受け入れられる意見では無いという事は重々承知しているが、『それでもダメなら、自分の命をお金に換える』という切り札も残っている。

パパの願いは同じ

今回は、理想論だけをツラツラと書きました。

仕事、育児、家庭環境、その他多くの問題を抱えているからこそ『待機児童の問題に悩んでいる』という事くらい解ってます。そして、私の掲げる理想論には色々な穴があり、どれだけ本気で頑張っても実現できない状況というのが腐るほど存在するという事も理解しています。

その為、私個人の意見としては『待機児童にならないで済む選択肢』を考えた方が良いというだけであり、子を持つ親の願いは皆同じ。子供・育児を取り巻く環境が少しでも良くなればと願う気持ちは同じです。

待機児童0チャレンジ

今回のイベントは拡散役、参加意思は一切ありませんでした。偏った持論を展開すると炎上しますし、何より文字として書ききらなかった部分を相手に伝える事は不可能だからです。

そんな中、熱烈なメッセージ付きバトンを戴いた相手が、個人的に大変恩を感じている二歳差育児クロオさんだった事で、参加を決意しました。

 参考 待機児童問題を考える「待機児童ゼロチャレンジ」はブロガー版「Women Will」かもしれない ←熱烈なメッセージ付きの記事

彼が運営しているブログには育児情報・育児用品などのレビュー記事なども書かれている事から、産前から今も変わらず参考にさせて戴いている育児ブログです。

 参考 二歳差育児クロオ

ブログ以外にもフリー写真素材のサイトを運営していていて、植物のフリー写真素材などの一般的な素材は勿論、Facebook用カバーのフリー素材など幅広いジャンルで利用出来る素材が配布されているので、サイト運営者には堪りません。

 参考 フリー写真素材「フォトマテリアル」

イベント概要

待機児童0チャレンジは双子のパパYuichiさんの呼びかけで始まったイベントです。

 参考 働きたいけど働けない!待機児童問題に悩むママパパの声を聞いて!!「待機児童ゼロチャレンジ」を開催します!

待機児童を無くす為の試みであるにも関わらず、方向性の異なる話となってしまった事から主催者さんに対して参加を辞退する旨を伝えたところ、多種多様な意見が出ることに意味があるというご返信を戴いたので、公開へと至りました。

Twitter, FaceBookなどで関わっている人の中には、私の理想論を良く思わない人が居ると思います。限られた文字数で全方向に対するフォローを入れることは出来なかった事、特定の誰かを攻撃する物では無いという事を理解して戴ければ幸いです。

バトンを回したい相手

特定の誰かにバトンを回そうと考えましたが、今回の記事を受けてでは流石に書きにくいと思うので、バトンは『待機児童問題に対して、意見や考えを書きたい』と思って下さった方、誰でもという事にさせて戴きます。参加条件を良く読んだ上で、ご参加下さい。

参加の旨を連絡戴ければ、この記事からもリンクさせて戴きます。

まとめ

何とも纏まりの無い文章になってしまいましたが、待機児童の問題だけに限らず『親の願いは、子供の幸せ』です。『幸せの基盤を作るのは、他の誰でも無く親』だと言う事を忘れずに、これからも頑張っていければ良いなと思います。

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