昔はあんなに仲が良かったのに…。付き合っていた頃は楽しかった…。出産してから変わってしまった…。結婚した後に多くの人が経験する夫婦間の変化。毎日顔を会わしてれば良い所も嫌な所も見えてくるし仕方無いよ…。本当にそうなのでしょうか?
今日は夫婦関係を良い状態に保つお話。夫婦の会話は1日原稿用紙1枚以下(400文字)なんて情報が話題になっていますが、言葉は夫婦関係を円満にするために欠かせない物です。友人付き合い、上司や同僚、恋人にも当てはまる事なので是非読んでみてください。
夫婦関係が崩れる理由
夫婦関係が崩れるといえば浮気が真っ先に思い浮かびます。
新婚初日に街ですれ違った人と浮気をしたと言う人は殆ど居らず、浮気理由としては「相手への気持ちが冷めた」や「相手に対する当てつけ」など精神的な理由が殆どだと思います。中にはレスが原因で浮気に走る人も居ますが「行為をしてくれれば誰でも良かった。」という人は少なく、行為をしてくれない相手への怒りや悲しみなど精神的な問題から起こった物だと考えられます。
人間は良くも悪くも考える事が出来て、物を伝える事が出来る動物。その為、容易に相手を不快な気持ちにさせる事が可能です。
結婚して長く同じ時間を共有する事で「旦那・妻にならこれくらい言っても平気」「いつもしてくれている事なので、してもらって当然」そんな馬鹿げた勘違いが起こり、結果相手を不快な気持ちにさせてしまっているのです。
その結果、小さな蟠りが積み重なり気が付いた時には修復不可能な程に大きな問題になってしまうのです。
言葉の魔法
ひと文字違いで大違い
言葉というのは不思議な物で、ひと文字違うだけで印象が大きく違ってきます。「バレンタインデーのチョコレートどうしようかな?」と妻に問いかけられた時、アナタはなんと答えますか?
- 手作りチョコ【が】良い
- 手作りチョコ【で】良い
手作りチョコを求めているという内容だけで考えれば同じですが、1番は自分の要望として手作りを選び、2番は仕方なしに選んだ感じがしませんか?
伝え方1つで大違い
休日、家でゴロゴロしているアナタ。「あー、今日はご飯作るの面倒臭いなー。」という妻に対して、アナタはなんと答えますか?
- たまにはどっか食べに行こう
- たまには2人でデートしよう
私はずっと1番でした。夫婦なので外食するのは当然、デートかどうかなんて重要では無いと思っていました。でも、なんとなく妻の反応が最近良く無いなと思い少し前に2番を試してみました。
参考記事:既婚男性の本音。夫婦に必要な物はデートとトキメキ?
1番、2番どちらを選んでも結果ご飯に行くという事は変わりません。でも、明らかに妻の反応は良かったです。
思いだけでは相手に伝わらない
私のお小遣いは3万円。週に1度~2度は百貨店でケーキや果物を買って帰っている。当然、私自身が食べたいとかいう訳では無く、いつも家事をしてくれている妻に対するお礼のつもりで結婚してから1年以上続けている。
私含む男性陣はこうゆう行動をしている自分に酔い、私は感謝を相手に伝えていると思い込んでいる。その結果、言葉で伝える事をおろそかにして妻を激怒させてしまうのだ。
仕事も同様で、家族の為に働いているからと仕事を言い訳にして、自分に都合の悪い情報はシャットアウトしてしまう。結婚してなくても自分が生きて行く為に働くやろ?と旦那に言ってあげたいのは山々だが、それを言うと喧嘩にしかならないのでオススメはしない。
何が言いたいのかと言うと、思いは言葉にして初めて意味を成す物であるという事。●●しようと思ってたとは自分に対して都合の良い言い訳を作っているだけ。100個の希望より、1個の行動である。
夫婦円満の秘訣/まとめ
長く一緒に居るとなんでも許される様な気になってしまうが、それは大きな間違いである。相手への尊敬、好意、感謝、気遣いなど最低限必要な物は必ずある。それを蔑ろにすると2人の関係は間違い無く破綻してしまう。人間生きている限り100%は無い。100%を装う事は出来たとしても30年40年と一緒に苦楽を共にする伴侶の前で装い続ける事は出来ない。これは紛れも無い事実。
では100%に満たない部分はどうやって埋めれば良いのか?
自分の行動に満足せず、言葉で伝える事を恥ずかしがらず「いつもありがとう。」「愛してる。」相手への感謝や思いを言葉で伝える。言葉が表現する価値は、どんな高級な物より価値があるのです。会話の才能・センスとも言える言葉選び。より良い家庭を築いていく為に、もっと勉強していきたいと思います。