子ども用の室内ジャングルジムを購入して3ヶ月。何となく商品レビューは書かずにきましたが、読者さんより依頼が届いたので「買ったからこそ分かるメリット・デメリット」や「商品選びで重要視した所」などを紹介しようと思います。
詳しくは後で書きますが「夜、仕事から帰ったパパ・ママが子どもと遊べる」というメリットだけで購入する理由は十分です。
室内ジャングルジムは何歳から遊べるのか?
ウチの子供は1歳5ヶ月時点から室内ジャングルジムで遊ぶことができました。
重要視するべきは年齢よりも子供の成長段階
1歳前後の子供は成長度合に大きな差があります。そのため、室内ジャングルジムの購入を考えている方は「年齢よりも子供の成長段階を重要視するべき」です。
室内ジャングルジムで遊べる成長の度合
子供の成長は必ずしも同じ順番とは限りませんので、以下のいずれかを満たしていれば室内ジャングルジムで遊べる可能性は高くなります。
- 掴まり立ちができる
- つたい歩きができる
- よじ登ることができる
自分で歩けるようになっていれば、1歳になったばかりでも遊ぶことができると思います。
室内ジャングルジムを買うデメリット
部屋が狭くなる
「たたみ1畳分(182cm×91cm)で設置可能」と言われているコンパクトな商品もありますが、室内ジャングルジムは設置して終わりではありません。
実寸以上に場所を取る
子どもが遊ぶためのスペースを考えると、実際には「室内ジャングルジム本体の周囲に、大人1人が通れる程度の隙間」を空ける必要があります。その為、商品詳細に書かれている実寸以上に場所を取ります。これは既に購入していた先輩ママ達も口を揃えて言っています。
ウチは割り切って6畳の子ども部屋に置いている
参考までにウチは将来子ども部屋として使う予定の部屋に置いています。
- 室内ジャングルジムのスペース
- ボールプールのスペース
- 子どもが走り回るスペース
この3つで6畳の部屋はいっぱいいっぱいになっています。※6畳の部屋に設置した雰囲気は記事内の動画や写真で確認ください。
他のデメリットは思い付かない
安価な商品でも1万円前後からという高コストをデメリットに上げようかと思いましたが、コストパフォーマンスという意味では他に類を見ないほど高いパフォーマンスです。そのため、場所を取る以外にデメリットは思い付きませんでした。
室内ジャングルジムを買うメリット
仕事から帰った後に子どもと遊ぶことができる
パパとして最も大きなメリットは「公園に行けない時間(夜)に仕事から帰ったとしても、室内ジャングルジムがあれば子どもと一緒に遊ぶ事ができる」です。
誰に何と言われようとも、このメリットだけは譲れません。これだけの為に購入しても余りあるお釣りがでるほどに大きなメリットです。
子どもが起きている時間に仕事から帰ってこれたけど、外は暗いし手持ちのオモチャで遊んであげることしかできない。そんな悩みは室内ジャングルジムが全て解消してくれます。
雨の日でも子どもに身体を使った遊びをさせられる
雨の日は公園に連れて行くこともできず、子どもの体力が余って夜全然寝てくれない。これを解消してくれます。言葉を選ばなければ「夜ちゃんと寝てもらうために、室内ジャングルジムで疲れさせることができる」です。
滑り台やブランコだけでは、どうしても途中で飽きてしまうのでボールプールも併せて置いておくと子どもはより一層疲れるまで遊んでくれます。
ウチはこのボールプールセットを置いてますが、フルセットを置くと子どもの走り回るスペースが無くなってしまうので写真手前のボールプールだけで十分かと思います。
※プレゼントしてくれた人ごめんねw
子どもの成長を見てとることができる
滑り台を逆から登ってみたり、ブランコにぬいぐるみを乗せて揺らしてみたり、小さなオモチャでは中々見てとることができない子どもの成長を見ることができます。
要するに子どもの可愛い姿が見られます。
室内ジャングルジム選びで重要視した所
購入者のレビュー
「遊んでいる最中に折れてしまった」とか「子どもが怪我をしてしまった」など購入者のレビューは嫌というほど読みました。万が一の事故は怖いから。
使用者のブログ
実際に商品を使っている人が書いたブログ(子どもが遊んでいる写真付き)はレビュー以上に良く読みました。レビューだけだと悪い声が目立つから。
折りたたみできるかどうか
場所を取る商品ということは明白なので、折りたたみできるかどうかは非常に悩みました。
ウチは折りたたみできる商品を選択
遊ばせるたびに室内ジャングルジムを出して、遊び終わったら折りたたんで収納という面倒なことをウチではしないと判断しましたが、安全面で選んだ商品が折りたたみ可能な物でした。
ブランコをつけるかどうか
殆どの商品が滑り台だけ or 滑り台+ブランコです。ブランコを付けると必然的に商品サイズ(設置場所)が大きくなるので悩みました。ブランコは後々、鉄棒として利用できるものになります。
ウチはブランコ付きの商品を選択
「滑り台だけだと飽きてしまうかも知れない」という思いと「最近の公園は鉄棒がなくなってきているから、幼稚園に入る前に鉄棒遊びはさせておきたい」という思いを重視。どうせ出しっ放しにするなら部屋が狭くなることは諦めようという結論に達しました。
私が商品選びで重要視した順番
私は以下の優先順位で選びました。
- 安全面
- 設備面(ブランコ・鉄棒)
- 機能面(折りたたみ)
- サイズ
大きかろうと小さかろうと子どもの怪我が1番怖いので安全面を最優先にして、場所を取る取らないは諦める方向で考えました。
おすすめできる室内ジャングルジム
他社商品と比べても安全面で申し分のない評価を受けていたこと、実際に3ヶ月使ってみて何も文句が思い付かないことを理由に、私は【おりたたみロングスロープキッズパークSP】をおすすめします。
おすすめできる理由
安全面はもちろんですが、滑り台の高さ調整ができること、ブランコが付いていて安定していること、価格帯も他同性能の商品と比べると安価であることなどがおすすめする理由です。同世代の子どもの家で他商品で遊んだこともありますが、本当にこの商品で良かったなと思っています。
実際に必要なスペースは?
発売元の野中製作所の公式HPでは「設置面積はたたみ約2畳分」となっていますが「滑り台への階段に回り込むスペース」や「滑り台からおりた先のスペース」などを考慮して、実際には2畳半~3畳くらい使っています。
組み立ては簡単だけど時間はかかる
どの商品も一緒みたいですが、組み立ては簡単な割に時間がかかるので結構大変でした。子どもを祖母に預けた状態でブログ用の写真(結局使わず)を撮りながら、妻と2人で組み立てて20分~30分くらいの時間がかかりました。
室内ジャングルジムを動画と写真で紹介
ジャングルジムで遊ぶ息子とボールプール
動画では伝わりにくいですが、滑り台から降りた先のスペース+ボールプールで6畳の長辺はカツカツな状態です。しかしまぁ、数ヶ月前の息子も可愛いですなぁ。
滑り台で遊ぶ息子と設置場所の工夫
壁と滑り台の間にスペースを作らないように配置することで、遊んでいる最中に高い場所から落ちるリスクを極力無くすようにしました。音楽はオモチャとして置いているキーボードが騒いでいるだけなので気にしない方向で。
6畳においた室内ジャングルジムのサイズ感
息子がいい顔していてサイズ感が伝わる写真がなかったので不服ですが、6畳の部屋に室内ジャングルジムとボールプールセットを置くと狭いです。右側のボールプールだけなら丁度良いくらいです。
買うかどうかは迷っている理由次第
金額面を理由に迷っている場合
高いとは言ってもコーヒーやビールなどの趣向品を1~2ヶ月我慢すれば買える値段です。
遊んでいる子どもを見れば、金額以上の価値を感じる時が必ず来るので迷ってるくらいなら1日も早く買って1日も早く子どもと一緒に遊びましょう。
部屋が狭くなると迷っている場合
パパの部屋、ママの部屋があるような家は1部屋潰す覚悟を決めるだけで解決します。
どうしても日常生活の殆どを過ごす場所(リビング等)に置かなければならない場合は、スペースと相談した上で無理に買う必要はありません。その分まで休日に公園などで一緒に遊んであげれば何も問題ないでしょう。
どれにしようか迷っている場合
私が購入した室内ジャングルジムと機能面全て同じでアンパンマンの商品をアガツマさんが発売しています。正直、最後まで悩みました。
アンパンマン うちの子天才 カンタン折りたたみブランコパークDX
実際には細かな違いがあるのですが、消費者目線では殆ど同じ商品なのでアンパンマン代として数千円追加するかどうかでした。ウチはアンパンマン代を追加せず安い方を選びました。
個人的には商品選びで迷ったら【おりたたみロングスロープキッズパークSP】か【アンパンマンうちの子天才カンタン折りたたみブランコパークDX】のどちらかを選んでおけば間違いないと思います。
室内ジャングルジムは家族みんなの味方
パパは夜遅くに仕事から帰っても子どもと遊べる。ママは雨の日でも子どもに身体を使って遊ばせてあげられる。子どもは自分だけが独占できるジャングルジムが家の中にあって嬉しい。
ほら、もう買わない理由ないでしょ。笑
ウチでは室内ジャングルジムは乳幼児期のメリーと同じくらい重宝しているので、個人的には部屋の中に置くスペースがあるなら買うべきだと思っています。
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という訳で…。
迷うくらいなら買ってしまいましょう♪
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