台風の直撃で半日近くの停電を体験したことで、防災グッズの買い足しを検討していました。
北海道で大規模な地震が起こったことで「公開すること自体が不謹慎ではないか?」という思いもありましたが、あまりの災害続きで、いつ誰の身に起こっても不思議ではない状況となってしまっているので、購入した防災グッズ紹介します。
災害に直面してみないと「買って良かったか?」はわかりません。できることなら「買ったけど使わなかった。勿体なかったな」と笑えることを祈りながら購入しました。
※既に購入していた物、新たに追加注文した物、購入を予定している物のリストです
災害全般で役立つ防災グッズ
大人・子ども用の食べ物
2017年4月に購入したので、2022年の4月まで保存することができる大人用の非常食です。
大人1人で7日分なので、夫婦2人では全然足りないかも知れませんが、あまりに多くの非常食を保管し続けるにはムリがあるので、上の子(3歳)が主に食べる分として保管し続けています。
乳児用の食べ物
下の子(0歳)には離乳食が必要なので、WAKODOの栄養マルシェを必ず常備しています。
- 7ヶ月
- 9ヶ月
- 12ヶ月
- 1歳4ヶ月
離乳食の進み具合に合わせた4つのパッケージが発売されているので、離乳食を進めるときには7ヶ月の物を食べさせて、9ヶ月の物を買い足すようにしています。
1年近くの保存がきくから重宝する
パッケージ下面に書かれた賞味期限をしっかり確認することができれば、賞味期限が1年先の商品を購入することができます。
薬局などでは1つ300円近くする商品ですが、賞味期限を目視することができる実店舗で確認して購入をおすすめします。
大人用・子どもの飲み物
非常食セットには長期保存水が同封されていますが、何をするにも水は必要なので、常に2Lペットボトル×6本の段ボール未開封の天然水を玄関に置いています。
乳幼児の飲み物
最近は麦茶を飲んでくれるようになってきましたが、卒乳するまでの間は粉ミルクを常備しています。災害の有無に関わらず、乳幼児の健康に直結するため、持ち運びに便利なキューブタイプはいつでもマザーバッグに入れています。
停電時に役立つ防災グッズ
停電時のライト
移動用のヘッドライト
子どもを抱きかかえて移動しないといけないので、両手自由になるヘッドライトを買いました。肩からかけることで足下を照らすこともできるライトです。机の上から天井を照らすことで、室内灯としても利用できるので、かなり万能なライトです。
4.5畳の部屋で1500ルーメンあれば十分と言われているので、緊急時に十分な明かりを確保できる1000ルーメンの商品を選びました。
室内用のランタン
台風で停電したときに最も欲しいと感じたのが室内用のランプでした。ヘッドライトと同様に1000ルーメンのランタンを買いました。
スマホの充電器
乾電池式のモバイルバッテリーだけでは不安だったので、太陽光で充電可能なモバイルバッテリーを購入しました。
- フル充電で6回~7回充電可能
- 同時に3台まで充電可能
- USB端末であればスマホ以外も充電可能
災害続きで危機感を感じる人が多くなり、需要が多くなったからなのか、昨日注文した時点より1000円以上も値上がりしていますが、買える間に買っておくのが正解かなと思います。
類似品が多数存在するみたいなので、AmazonのRuiPu-Japan(メーカー直営店)で購入しました。
乾電池(単三、単一)
防災グッズは単三電池で動く機器で統一していますが、ランタンだけは単一なので、単三乾電池と単一乾電池を買いました。
避難時に役立つ防災グッズ
寒さを和らげるヒートシート
体から放出する熱の90%を保持して、低体温症を防いでくれるヒートシートです。
冬の山登りが趣味だという方が比較レビューしていた内容を参考に買いました。ポケットティッシュサイズなので、保管場所にも困らない商品です。
暑さを和らげるクールタオル
猛暑続きだったため、子ども達の熱中症対策に買いました。吸水性が非常に高いこともおすすめできる点です。スポーツタオルよりも一回り小さいサイズ(100cm*30cm)なので、保管場所にも困らない商品です。
カセットコンロ
カセットコンロと言えばイワタニというくらい有名なメーカーさんなので、メーカーはすぐに決まりました。ボンベを別で買うのは勿体ないので、楽天で純正ボンベ3本付きの商品を買いました。
カセットコンロは必需品
ガスが止まっても、電気が止まっても、カセットコンロがひとつあれば火を使った調理が可能になります。災害時に火をおこせる機材はとても貴重です。
乳幼児を育てている家庭であれば「電気ガスが止まったときに、粉ミルク用のお湯を沸かすことができる」と言われただけで、今すぐ買おうと思えるはずです。
フライパンはアルミホイルで代用予定
お湯を沸かすためのフライパン、鍋はアルミホイルで代用予定です。BBQなどでホイル焼きや、スーパーなどで売られているアルミの器でそのまま調理可能なうどん、そばみたいなイメージです。
アルミホイルがあれば、災害時に調理したりミルクのお湯を沸かしたりすることができます。
アルミホイルを加熱することで有害物質が発生するという指摘もありますが、そもそも体に害を与える量ではないこと、有事にそんなことは言ってられないことを理由に、アルミホイル100mを1本保管しています。
からだふきシート
災害時に入浴の優先順位がどれほどになるのかはわかりませんが、子ども達を少しでもふいてあげられたら良いと思い買いました。
乳幼児期の頃は体も小さかったので、おしり拭きで代用予定でしたが、成長と共に体が大きくなってきたので大判に買い替えた形です。
防災グッズリストと保管場所
※購入当初からバージョンアップした物、荷物を少しでも減らすために除外した物はリストから削除しました。
- 非常食セット
- 水(2L×6本)
- 乾電池式のヘッドライト
- 乾電池式のランタン
- 乾電池(単三×12本, 単一×4本)
- 眼鏡
- 使い捨てコンタクトレンズ
- マスク
- 簡単な救急用品
- 持病の薬
- ライター
- 革の手袋(軍手は危ないらしい)
- 筆記用具
- メモ用の紙
- ボリ袋(防寒、カッパ、簡易トイレ)
- 携帯トイレ
- タオル
- トイレットペーパー
- ウェットティッシュ
- からだふきシート
- おしりふき
- 衛生用品
- レジャーシート
- 万能ナイフ
- 毛布
- ヒートシート
- クールタオル
- ソーラー式のスマホ充電器
- ホイッスル(居場所を知らせる用)
- 粘着テープ
- ラップ
- アルミホイル
- 新聞
- ナプキン等の女性用品
- 衣類(下着や防寒具)
- 食器類(使い捨て用)
- 毛布
- お金
保管場所は全て”玄関”ですが、用途に応じて「安全確保用」と「避難生活用」に分けて保管しています。貴重品(最低限のクレジット等)や身分証明書はひとつしかないので、いつも財布に入れて持ち歩くようにしています。
大切なのは知っておくこと
大阪で地震があったとき、家族の安全を確認してすぐお風呂に水を張りました。これは、水道局員だった父親が阪神淡路大震災のときにやっている姿を見ていて、やらなければいけないことだと知っていたからできたことです。
大きな災害に直面したとき「知らなかった」は通用しません。
昨日は朝から晩まで職場のPCで防災に関する情報を調べていました。災害に直面した家族の姿をリアルに騒々しすぎて、最後は頭が割れそうに痛くなって、調べるのを辞めました。
それでも、調べるしかなかったんです。
緊急時にどこまでやれるか?は誰にもわかりませんが、どうすれば良いかを「知っている」だけで、家族を救える可能性が高くなるから、ムリしてでも知っておくべきだと思います。
あとがき
台風21号と北海道の地震があったタイミングで、このような記事を公開することを不謹慎だと思う人も居るかも知れません。私自身も少なからず不謹慎であると感じていますが、自分自身が災害に直面して被害を受けた今しか書けません。だから書きました。
私自身が購入すること、多くの方の危機感を煽って購入を急がせることで、配送業者の方に負担がかかるのは理解していますが、物流の回復まで待っている間に、大きな災害に巻き込まれて家族を困らせるのはイヤだったので買いました。自分勝手ですみません。
賛否色々あるかと思います。
反論があれば甘んじて受け入れますが、返信はしません。ご了承下さい。
願わくば「使いもしない防災グッズを買って損したな」と笑って過ごせますように。