賃貸マンションで給湯器の故障/原因はガス漏れ?配管ミス?

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賃貸マンション_給湯器_故障

賃貸マンション入居2日目に解った『キッチンにガス管が通っていない』という衝撃の事件を経て、無事にキッチンに火が着く様になった我が家。

[kanren]賃貸でガスコンロの故障

 

リノベーション物件という見た目、新築を思わせる室内に満足しながら彼女と始める新しい生活、2人仲良く並んで料理を作れる。それはもう至福の時だった。そして1ヶ月後、我が家に次なる事件が起こった。

お湯を貯めたハズの浴槽が水風呂?

時期は1月、寒い時にはお風呂に浸かる。同棲し初めのカップルという事もあり、妻に律儀なヤツが来た時以外は毎日一緒にお風呂に入っていた。

 

ある時、妻に律儀なヤツが来たので別々にお風呂に入った。妻が入った事で水位の下がったバスタブにお湯を貯めながら、頭を洗い、体を洗い終え、浴槽へと飛び込んだ。

 

次の瞬間、私の体に激震が走る。

「冷たい!!!!」

 

お湯を貯めたハズの浴槽には何故か水、声を聞いて驚いた妻が駆け付ける。そして、「お湯出してたハズやけど・・・、間違ってたのかな、ごめん。」と言った。

 

『人間生きていればミスはする』

水が溜まった浴槽を追い炊きして、その日は事無きを得た。

 

マンションは他世帯の利用状況でお湯が出ない?

数日後、2人でお風呂に入っていると妻が異変に気付いた。レバーの位置は間違い無く『お湯』なのに蛇口からは水しか出てこない。マンションに住んだ事が無かった私達は「もしかすると他の部屋と湯沸かし器具が共通で・・・」そんな事を言いながら、その日も追い炊きで事無きを得た。

 

日に日に出なくなるお湯

日を追うゴトにお湯が出る時間は短くなる、私は意を決して管理会社に連絡した。キッチンへのガス管が通って無かった事が余程効いているのか、「ガス漏れがあると困るので、すぐお伺いします。」そう言って管理会社はすぐに来てくれた。

 

運良く管理会社の担当者さんが来てくれた時に、お湯が出ない事を再現出来た事もあり、「今日から解決まで、お湯は使わないでください。」「解決するまでの期間にかかる、銭湯代等は負担させていただきます。」そう言い残して担当者さんは帰って行った。

その日はそれで解散、翌日業者を連れて再度やってきた。

 

大阪ガス立ち会いでも原因の特定が出来ず

給湯器にはガスが必要不可欠。万が一、ガス漏れの場合はマンション全体に危険が及ぶので大阪ガスの整備士立ち会いの下で、お湯が出ない理由を探った。

 

給湯器は故障していない

施工業者さんが『給湯器の故障』を疑って調査を行うも異常は無し。異常無しと言われても、水しか出ないという事実は変わらない。次なる手立てとして大阪ガスさんによるガス漏れ調査が行われた。

 

ガス漏れが原因では無い

 

大阪ガスによるガス漏れの調査結果は異常無し。残って貰っていた施工業者さんと大阪ガスさんの間で考えられる可能性を話し合って貰ったが、我が家の風呂にお湯が出る事は無かった。

 

余談ではあるが、大阪ガスの方が来た際、各ガス栓(ガスファンヒーター用のガス穴等)に機材を刺して中からの圧を機械を計測、結果は伝票で出て来ていた。他業種に対して非常に興味がある人間なので、それを見て居る時、「あ、得したな・・・」などと悠長に考えていた。

 

壁を切り抜いての大がかりな調査

施工業者、大阪ガス、管理者が現状を持ち帰り、一週間後の土曜日に再度集まることとなった。当然、私達は水しか出ない家で寒い夜を日々過ごしていた。そして、原因追及の日、朝早くから集まる各業者。マンションの管理会社2人、部屋の施工業者2人、大阪ガス1人。計5人による大がかりな調査となった。

前回同様、給湯器、ガスの配管に異常が無い事を確認したが異常無し。最後、考えられる場所はお風呂にガスを供給している配管のみ。しかしながらガスの配管は6畳和室の押入の奥に設置されているらしく、場所が悪い。

 

作業完了後、修繕する事を約束し、管理会社の判断で押入内部の壁を切り取る事になった。

 

故障の原因は配管にあった

壁の切り抜きから配管の取り外しまでの作業を始めて数時間後、切り抜いた壁の奥から施工業者が配管と『何か』を持って出て来た。

ドレッシング_フィルム

施工業者が持っていた『何か』は、ドレッシングを買った時に「邪魔」と思うフィルム部分と酷似した透明のフィルムだった。大阪ガスさん曰く「有り得ない。」「こんな状況になっている賃貸を聞いた事が無い」との事。いやはや、素人の私でもそう思います・・・。

 

またしても窮地に追い込まれた管理会社は施工会社を外で待避させた後、「大家さんにはどうか、ご内密に・・・」と言いながら地面に頭をこすりつける勢いで謝っていた。

 

ダメだコレ、早くなんとかしないと・・・

そう思いながらも、管理会社があまりに可哀相で内々で処理することをOKした。お金が欲しい訳では無く、目的はお湯を出す事だった事と、賃貸に住んでいれば色々な不都合が起こる事も考えた上で、後日、随分多めに持って来た銭湯代金から不要分を返却した。

 

※リノベーション物件 体験談 注意点※

新築物件であれば何も無い所に対して置物ベースで部屋を作って行く。

 

しかし、リノベーション物件は元有るスペースをベースに部屋を作って行く。

その為、極一部の業者は無理矢理配管を繋いでいたり、○○を新しく変えたと言いつつ見えない部分を良い事に、新しく変えていないケースもあるようです。

 

流石に私のケース同様、ガス管の中にフィルムが入っていて、それがガス管にフタをする形でつまるなどと言う事は無いかも知れないが、こうゆう事も事実としてあったと言う事を頭に置いておく事で「もしかして?」と色々他の見方が出来るようになると思う。

 

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