内装の見た目は新築。リノベーション物件という甘い罠に惹かれて入居した私達。仲介した会社からも「ここまで酷い賃貸物件は聞いた事が無い」と言われる程に、キッチンにガス管が通って居なかったり、お風呂のガス管の中にビニールが詰まっていたり・・・。
[kanren]賃貸マンションで給湯器の故障
通常ではありえない2つの事件を乗り越え、落ち着いた生活を送れる。そう信じて疑わなくなった頃、マンションの壁紙いっぱいに大量のカビが発生した。
賃貸の壁紙にカビが大量発生
最初に気が付いた時は、洗面台の右頭上「壁隅が少し黒いな~」程度だった。数週間後、ふと気になって洗面台の上を見ると壁の隅に沿って黒いカビがビッシリ・・・。
※実際の画像はグロ過ぎるので絵
管理会社は「原因は入居者」の一点張り
これは流石に不味いと管理会社に電話をかけた。電話した時点で「カビの原因は100%入居者の生活方法に問題がある」と言われたことを今でも忘れない。
基本的に新しい壁紙には防カビ加工が施されており、部屋を通常使いする分には『絶対にカビは生えない』という事を強く言われ「ガスファンヒーターが原因では無いか?加湿器を利用しているのでは無いか?」「洗濯物を室内で干していないか?」など色々と小言を言われた。
管理会社立ち会いの元、カビの原因を調査
10日ほど経った頃、やっと管理会社の担当者が家に来た。この時点でカビはドンドン進行、洗面台だけで無く他の部屋にも大量に発生していた。
管理会社は「100%私達の生活内容に問題がある」として話を聞かない。更には『壁紙を貼り替えるとなると相当な金額を負担してもらう事になりますよ』と圧をかけてくる管理会社。私達に非が無い事を立証する為、カビが出て来ている所の壁紙を剥がしてみる事にした。
原因は「壁紙裏の壁」だった
管理会社の人が変な板?を壁に差し込んだ後、ペリペリと壁紙を捲り出した。剥がした瞬間「うわぁ・・・」と声が出た。リノベーション工事の時、担当の工事業者が手抜きで『元々の部屋壁に対して除カビ・防カビ対策を行わずに壁紙を貼り付けた』らしく・・・。
壁一面に生えた黒いカビは、まさにこんな感じ。とりあえず私達の生活云々と言って取り付く島も無かった担当者に対して言いたい事を言った後、自身3度目となる「大家に連絡する・しない」のやり取りをして、壁紙の全面やり直しをする事になった。
壁紙の修繕費は誰が支払うのか?
ウチの場合は管理会社が100%負担するという形で話がついた。しかしながら、カビの原因を特定出来るケースは希で修繕費の半額程度を負担させられるケースも少なくない。酷い業者に当たってしまうと全額入居者負担というケースまであるので注意が必要である。
カビの再発を防止する為に
しっかりと防カビ加工がされた壁紙にカビが生えることは希である。しかしながら、絶対に発生しない訳では無いので注意が必要です。
- ガスファンヒーター
- 加湿器
- 洗濯物の室内干し
- お風呂の開けっ放し
その他、カビの発生原因である「温度(25℃前後)」と「湿度(相対湿度80%)」という状況を極力作り出さないようにしましょう。
※リノベーション物件 体験談 注意点※
これもまた、他の事件簿同様に施工業者次第にはなりますが、リノベーション物件をお探しの方は綺麗に見えて中はボロボロって事もありえると言う事を理解した上で内覧、契約を行う様にしましょう。
人間も物件も、綺麗な外見に騙されてはダメと言うことですね・・・。
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