二世帯住宅での生活は思っていた以上に『悩み』が多いです。
2つの世帯が同じ屋根の下で生活するため、ある程度の生活音は仕方ないと割り切る覚悟を決めていましたが…。
水回りの排水音に悩むとは想像もしていませんでした。
二世帯住宅の間取り(水回り関係)
1階の間取り
1階には母親が生活する為の水回り一式があります。
- お風呂
- 洗面
- トイレ
- キッチン
2階の間取り
2階には少し大きめのベランダがあり、蛇口とホースをセットで設置しています。
[kanren]屋根付きのベランダを掃除する頻度は?/1年半放置するとこうなる
3階の間取り
3階は私達家族が生活する為に必要な水回り一式があります。
- お風呂
- 洗面
- トイレ
- キッチン
二世帯住宅の排水事情
1階の排水はそのまま下水に
1階の排水はそのまま下水に流れるようになっています。
全くもって普通の排水です。
2階の排水は壁の配管を通って下水に
2階で水が出る場所は上記した通りベランダだけです。
ベランダ端に用意された排水溝から壁に固定された配管を通り、下水に流れるようになっています。
これも良くある排水です。
3階の排水は家中の配管を通って下水に
3階からの排水は『2階の天井と3階の床の間にある配水管を通って下水に流れる構造』になっています。
これが排水音問題の諸悪の根源となっています。
排水音の影響を受けるのは2階の部屋
3階の床下を排水が通るので、排水音の影響を受けるのは2階です。
ちょっと言葉だけでは説明しにくいので、具体的な状況を画像にしてみました。
3階にある水回りから流れ出た水が2階の天井裏(配管)を通る時になる「ちょろちょろ~」という音。真夜中の静かな時間だと凄く気になります。
「排水音で目が覚める」という程の音ではありませんが、夜の時間であればハッキリと聞き取ることができる大きさで水の流れる音が聞こえます。
排水音に悩まない為に
住宅ローンを組んで建てた家をすぐにリフォームなんて普通はありえないので、ハッキリ言って、建てた後にできる対策はありません。
知っていなければ考えも及ばない排水音の問題は『家を建てる時に、施工業者に確認しておく』ことが大切です。
二世帯住宅を建てる時は音に注意
排水音なんて日中は聞こえないくらいの小さな音と思うかも知れませんが、毎日同じ屋根の下で暮らすからこそ感じる異音は小さなストレスを積み上げてしまいます。
建てる家は一生暮らす場所だからこそ、建築時には『音に注意』してみてください。
それだけで水回りの配置や部屋の間取りが変わることになります。
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