『ジョイントマットの選び方』を教えて下さいという旨のメッセージを、子育てを始めたパパから戴いたので、実際に私が購入する際に調べた情報を記事として公開します。
- 大判って何?
- 通常サイズとの違いは?
- どっちが良いの?
ジョイントマットの購入を検討している人の参考になれば幸いです。
ジョイントマットを敷く理由
ジョイントマットを敷く理由は大きく分けて3つです。
- 赤ちゃんの転倒に伴うリスクを軽減
- フローリングの傷防止
- 防音・防温・その他
赤ちゃんの転倒に伴うリスクを軽減する効果
赤ちゃんは全てにおいて不安定な存在。ずり這い・ハイハイ・掴まり立ち・その他、新しい事にチャレンジしようとする度に『転んだり、顔を打ち付けたり』します。そんな時にジョイントマットを敷き詰めておけば、赤ちゃんに与えるダメージを軽減してくれる可能性があります。
軽減効果の程を数値化するのは当然出来ませんが、フローリングに顔を直接打ち付ける事に比べれば、幾分マシになる事は容易に想像する事が出来ます。
フローリングの傷防止
賃貸の人は特に気を付けて欲しい所です。
賃貸退去時に原状回復費として追加で支払いを求められる事があります。私のケースで言えばリノベーション物件賃貸から退去する際、冷蔵庫の重さで付いた傷・凹み+冷蔵庫の熱でフローリング部分が本当に少しだけ変色しているという理由で30万円近い金額を請求されました。事前に色々調べていたので冷蔵庫の重さで付いた傷は通常損耗(自然損耗)である事を隠して請求した事などを追求して4万円まで減額して貰いましたが、こう言ったトラブルが後を絶ちません。
赤ちゃんがオモチャを振り回して付いた傷は入居者負担となってしまう為、赤ちゃんの安全対策という意味合いでは勿論の事、原状回復の費用負担を避ける事を目的した1万円かからないフローリングの傷防止策として利用する事が出来ます。
ジョイントマットを選ぶ基準
ジョイントマットを選ぶ基準は以下の通りです。
- 1枚の大きさ
- マットの厚み
- 防音性の有無
- 床暖房対応の可否
- 衛生基準
- 水洗いの可否
1枚の大きさ
※販売サイト毎に表記サイズのズレ(耳部分のパーツを付ける付けないの差)が生じていますが、基本的なサイズは2パターンです。
- 通常サイズ(30cm×30cm)
- 大判サイズ(60cm×60cm)
後程、サイズに纏わるメリット・デメリットを記載しますので、ここでは『サイズが小さければ必要枚数が多くなる』『サイズが大きければ必要枚数が少なくなる』という2点だけ押さえておいて下さい。
マットの厚み
マットの分厚さは5mmくらいの物から、20mmくらいの物まで幅広く存在します。ジョイントマットの種類があり過ぎると言われる所以はこの辺りでしょう。
ここでは『厚みが出れば出る程、防音性・断熱性・クッション性が出る』『厚みが出れば出る程、段差が生まれる』という2点を押さえておいて下さい。
その他
防音性の高さ、床暖房対応の可否、構造上の衛生面、水洗いの可否、この辺りは購入する商品次第で大きく異なります。『赤ちゃんは何でも口に入れてしまう』という事を考えると、衛生面に気を使ってあげる事が出来るという条件は必須要件であると考えていますが、次にお話しするメリット・デメリットを考慮に入れた上で、ご家庭毎にオプション要素として商品選択に加えれば良いでしょう。
通常判と大判のメリットデメリット
細かな説明を書いても解りにくくなるだけなので一覧に纏めました。
通常判が勝る点
- 床に並べる配置デザインの選択肢が多くなる
- 傷などで1枚だけを取り替える場合、大判よりも安価で済む
通常判最大のメリットは並べる枚数が多いことによりデザインの選択肢が増えるという事でしょう。理想とする赤ちゃんの部屋を頑張って作って居たにも関わらず、ジョイントマットを敷いた為に部屋の統一感が崩れたという思いをしなくて済みます。
大判が勝る点
- ジョイントマット同士の繋ぎ目が少ない
- 水洗いする時の枚数が少なくて済む
大判最大のメリットは『ママの掃除が、楽になる』という事。ジョイントマットを敷く枚数が通常サイズよりも少なく済む為、ジョイントマットの繋ぎ目が少なく済みます。これは結果的にホコリが入り込むスキマを減らす効果や、間違って飲み物をこぼしてしまった時などに入り込むスキマを減らす効果があります。
赤ちゃんの為に衛生的な環境を作ってあげたいと思いながらも、中々掃除機をかける隙を与えてくれないので、掃除が楽になるというのは、非常に大きなメリットです。
厚みがあれば良いという物でも無い
上記した通り、マットの厚みは5mm~20mmと幅広く発売されています。基本的には厚みが増すほど材料が多く必要なので高価になりますが、ジョイントマット=高価な物が良いという事には直結しません。
厚みのあるジョイントマットのメリット
厚みがあればある程、防音性・断熱性は高くなる傾向にあります。その他、クッション性も高くなる傾向にある為ので、赤ちゃんが転んで頭を打ち付けたりした場合に少しだけ衝撃を和らげてくれる効果があります。(※ジョイントマット自体、そこまで柔らかい素材で出来て居ないので過度の信頼で子供の放置は禁物)
厚みのあるジョイントマットのデメリット
厚みがあればある程、床との段差が生まれます。100%赤ちゃんが遊ぶだけの部屋という物を用意出来る家庭であればその限りではありませんが、リビング等に敷き詰める際には部屋の端から端までジョイントマットを敷き詰めるというのは現実的ではありません。
これはジョイントマットを選んでいるパパ・ママにとっては少し先の話かも知れませんが、ずり這い→ハイハイまでは厚みがある方が良いと思えるでしょう。しかしながら、つたい歩きを始めて少しずつ歩き出した頃には、厚みをもう少し抑えれば良かったと感じるハズです。
歩き始めた頃の赤ちゃんは非常に不安定、少しの段差で簡単に転んでしまいます。私達にとっては20mm程度であっても赤ちゃんにとっては大きな段差になってしまいます。
理想の厚みは何mm?
ネット上に溢れる口コミや評価を纏めた上で、『赤ちゃんが歩き出すまでの、転倒時の衝撃を出来る限り緩和する』という目的と、『赤ちゃんが歩き出して以降の、段差を極力減らしてあげたい』という目的の間を取った形にはなりますが、ジョイントマットは10mm(1cm)が理想の厚みという結論に達しました。
ジョイントマットの選び方/まとめ
購入するまで1ヶ月以上の時間を要した訳ですが・・・。
- 掃除は出来るだけ楽な方が良い
- 段差を極力減らしたい
- 頭ドーンの衝撃を緩和してあげたい
赤ちゃんの為を考えた時の最低要望+ママの育児負担を少しでも軽減出来るという条件を満たす為に、我が家は『大判で厚みは1cm』のジョイントマットを購入しました。
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という訳で、ジョイントマットの購入をする際に調べ倒した情報まとめでした。(私が買った時よりも、値段が下がっててショック!!)