『家族と離れて暮らす』という選択肢/少しだけホッとしている自分に嫌気がさすときもある

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たったの数日で終わるのか、数週間、数ヶ月と続くのかはわかりませんが、家族と離れて暮らすことになりました。

「夫婦喧嘩の末に…」というようなものではなくて、家族全員のことを夫婦2人で相談し合った結果として、妻と子どもが実家に帰ることになりました。

※家族4人あっち立てればこっち立たずの状態なので、矛盾だらけですが、どれも本心です。

家族と離れて暮らすことになった理由

離ればなれ

何でも「自分が悪い」と納得させてしまう性格の私ですが、今回の件に関しては、とても前向きな選択肢だと考えるようにしています。なので、ありのままを正直に書こうと思います。

何をやっても改善しない子ども達の体調

最たる理由はこれです。

上の子が体調を崩したことをキッカケに、家族全員が感染性胃腸炎で全滅したのが6月頭。そこから、下の子の入院を2度挟んで迎えた8月。

丸2ヶ月、子ども達が2人とも元気という日は1日もありませんでした。

構ってあげたいけど構ってあげられない現実

体調を崩したときほど、子どもは強く親を求めてきます。

年齢も成長も異なる2人の子ども達から寄せられる「抱っこして欲しい」や「遊んで欲しい」を全て子ども達が望むとおりに対応してあげることなど、出来るわけなどありません。

めげずに何度も求めてくる子ども達を見ていると、自分のキャパ不足、能力不足を責める気持ちが強くなっていきました。

2歳差(体調不良続き)ワンオペの限界

上の子が吐いたからジョイントマットを全部外して、出来るだけ洗って消毒して干したけど、その間も下の子は後追いしながら泣いてるし、机に掴まりしようとするから転倒防止で目が離せないし、どうやっても全部はムリ。

そんな話を聞かされると、最低でも定時に帰ってあげたい。せめて、夜の時間だけでもワンオペの負担から解放してあげたい。そんなことを思っても、直近2ヶ月の入退院で休みすぎたという事実が大きすぎて、思うように帰ってあげられない。

帰りを待てども帰ってきてくれない。

早く帰りたくても帰ってあげられない。

決して表には出てこない、けれども心の中に少しずつ積み重なっていく小さなわだかまり。

2ヶ月続いた子どもの体調不良が明日から良くなるとは思えない。3ヶ月、4ヶ月と続けば本当の意味で限界を迎えてしまう。そう思って、離れて暮らすことを選択しました。

家族と離れて暮らすことの目的

後悔する女性

離れて暮らすことの目的は「体調回復」と「精神安定」です。

家族全員の体調を少しでも回復したい

上の子と下の子に限っては、何度も病院に通っては薬を処方してもらいました。クーラーなどで冷えないように空調管理も行いました。寝る時間、食べる物、色々なことに気を使ってきました。

それでも、良くなりかけては悪くなると繰り返してしまうので、実家に帰ったところで状況が改善するかは、正直わかりません。でも、良くなることを期待しています。

慢性的な睡眠不足を一時的にでも解消したい

深夜1時頃にミルクを飲んで、朝5時~7時の間は遊ぶ時間と決まっている(らしい)下の子に毎晩たたき起こされる生活リズムは仕方ないとしても、子ども達が時間差でする夜泣き、咳き込みや嘔吐などが合わさるのでロクに寝ることができません。

睡眠不足依存の体調不調に慣れてしまっている状態(いつもシンドイが当たり前)です。

妻が睡眠不足から解消されることはないので、申し訳ない気持ちはありますが、これを機会に少なくともパパは元気という状況にしたいと思っています。

そうして迎えた初日、盛大に寝坊して朝イチの会議に送れてしまいました。

家族全員の精神を少しでも安定させたい

子ども達にとっては、日中に相手してくれる大人が1人増えた状態。少なからず、遊んでもらうという面では欲求が満たされやすい環境になりました。

ママにとっては、日中に手助けしてくれる頼もしい子育て経験者が1人増えた状態。親に甘えることが苦手な人なので、どこまで効果があるかはわかりませんが、少なからず、手一杯で「もうどうして良いかわからない」という状況は緩和されやすい環境になりました。

パパにとっては…、後で書きます。

考えるのは上の子のことばか

考える女性

下の子の入院でパパもママもいなくて、祖母の横で泣きながら寝落ちしたこともありました。自分や家族の体調不良を理由に、大好きな公園にも殆ど行けずに過ごしました。親に余裕がなさ過ぎて「あれはダメ、これはダメ」と必要以上に怒られたこともありました。

書き出したらキリがないくらい、ツラい思いをたくさんさせてしまいました。

直近の2ヶ月は、上の子にとっては「ロクでもない時間」だったかも知れません。

それでも笑いかけてくれる上の子を見て、何度心の中で「ありがとう」と言ったかわかりません。実家に帰るという形を選ぶとき、考えるのは上の子のことばかりでした。

上の子にとって最良でないことくらいわかっている

自分の言葉で、自分の意思を伝えられるようになった上の子は、ママに「実家にお泊まりしに行く?」と聞かれると、必ず「いや」と言います。それとなく実家に連れ出したとしても、寝る前になると何度も「パパは?帰る?」と繰り返します。

上の子にとって「パパとママがいる生活」が最良であることくらいわかっています。実家に帰るという選択が最良でないことくらいわかっています。

だから、上の子には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

それでも、下の子を祖母が見てくれている間にママが公園に連れて行ってあげられる可能性、ママが忙しいときに祖母に遊んでもらえる可能性。そんな可能性にかけました。

少しだけホッとしている自分に嫌気がさすときもある

ホッと一息

妻と子どもが実家に帰ってしまって、家に帰っても誰もいないという状況は、下の子を出産したときに経験した里帰りと全く同じ。「寂しい」というのが本音です。

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食生活も酷いもので、昨日もコンビニの唐揚げ弁当とカップラーメンを食べた後、発泡酒を飲みながら寝落ちしました。

でも、少しだけホッとしている自分がいます。

帰りたいけど帰れないという私自身のストレスの解放、待てども帰ってこないという状況が妻に与えてしまっていたストレスの解放。そして、2ヶ月もの間、何をやっても良くならなかった子ども達の体調が良くなるかも知れないという淡い希望。

自分にとって都合の良い未来だけを考えて、ホッとしている自分の存在に気がつくと、嫌気がさすときもあります。

だって、百歩くらい後に下がって、恐ろしく冷めた目で客観的に状況を見ると「自分に出来ない子育てを、祖母にお願いしただけ」と思えてしまうから。負担が軽くなると言っても、全てを妻に丸投げしているように思えてしまうから。

でも、何もせずにダラダラと、誰もがツラいと思っている生活を送り続けることに比べれば、必ずしも間違った方法ではない。そう考えると、少しだけ前向きになれる自分がいます。

家族だからこそ臨機応変にやっていこう

励まし合う夫婦

実家に帰って5日目にあたる日は、妻の誕生日。お祝いだけはしてあげたいから、せめて当日だけは迎えに行かせて欲しいとお願いした。

今1番欲しいのは自由な時間だということはわかっているけど、プレゼントとして与えてあげられるのは、もう少し先。それでも一緒に過ごしたいと思ったから。

だから、現時点で決まっていることは4日間は子どもを連れて実家に帰るということだけ。上の子が「バァバの家にお泊まりしたくない」と泣くようなことがあれば、それすらも短縮するつもり。上の子の体調が戻れば、土曜日だけでも上の子を迎えに(公園に連れて)行くつもり。

家族だからこそ、臨機応変に、状況に合わせて柔軟にやっていきたいなと思う。

あとがき

家族の形はそれぞれ違っていて、正解は必ずしも1つではないから、私から伝えられることは殆どないのだけど、1点だけ。

『子どもの体調不調を甘く見るなよ』って言いたい。

風邪ひきが年に数回ある程度なら、親が踏ん張れば何とでもなるけど、2ヶ月も3ヶ月も続くと本当にキツイ。そうなる前に、子どもの体調回復に努めてあげてくださいね。

「上の子の誕生日(7月5日)までに全員元気」は叶わなかった。「妻の誕生日(8月6日までに全員元気)」も叶いそうにない…。

次の目標は「海や川で泳げる時期中に全員元気」で頑張ります。夏の思い出作らないと!

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