上の子は2歳にして随分な金額のお年玉を貰った。
- 滅多に会えないから
- 誕生日プレゼントも兼ねて
- パパにはお世話になったから
色々な理由を付けて1人あたり500円から10,000円のお年玉。気がつけば2歳児のお年玉総額は4万円ほどに…。
『私が幼かった頃では考えられない金額』なのだが、金額以上に問題なのは『子どものお年玉の使い道』である。
2歳の子どもはお金の使い道を知っている
親の行動を本当によく見ている上の子は、2歳にして既にお金の使い道を知っている。
お金はガチャガチャを回すもの
上の子は「めばえ12月号のふろく」でお金の使い道を知ってしまった。
ふろくのガチャガチャマシーンは本当に良くできていて、お金を入れる穴まで付いている。
※おかに ⇒ お金の意味
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]ここにお金を入れて、クルクルするとガチャガチャが出てくるよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]おかに入れて、くーくする。[/speech_bubble]
~ 数日後 ~
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]お買い物終わったからお家帰るよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]ガチャガチャあるよ!パパ、おかにちょーだい![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]…マジで?
今日はもうお金ないから、また今度ね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]うわーん。
おかにないよー。パパ、おかにちょーだいよー。[/speech_bubble]
お金は自動販売機でジュースを買うもの
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]ジュースあるよ!パパ、おかにちょーだい![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]どれにするの?リンゴ?ブドウ?ミカン?
あれ…。いない。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]パパ、おかに!(必死で背伸びしながらパパのケツポケに入った財布を取り出そうと奮闘中)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]…泥棒やないか。ママ似かな?[/speech_bubble]
お金はアンパンマンどこだ?をするもの
イオンに行くと必ずやっているアンパンマンどこだ?のゲーム。1回200円もする癖に、1分ほどしか猶予がなくてキラカードも未だ1枚しか出た事がないという極悪仕様。
でも、上の子は大好き。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]おかにここ入れて!(ポケットを開けて見せながら)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]…財布でも買ってあげるかな。
アンパンマンのお財布買うか?てんどんまんにするか?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]さいふいらない!おかにちょーだい![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]じゃあ、ここにお金入れておくね。落としたらダメやからね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”](ポケットから取り出して手で握って隠しながら)パパ、おかにない!おかにちょーだい![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]…詐欺師の類いやないか。ママ似かな?[/speech_bubble]
2歳の子どもがお年玉を貰ったときの反応
上の子はお年玉袋を受け取る度に、袋を破り捨てては「お金や!」と反応していました。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]パパ、あけあけしていい?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]開けて良いけどなくさないでね。(どうせ500円玉やろうし)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]おかにや![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]そうそう500円玉…ってお札やん。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”baby2.png” name=”ゆうと君”]パパ、ガチャガチャしよか!またこんどガチャガチャしよか![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]…また今度ね、お金はパパにちょうだい。
雄斗はこのケーキ食べてて良いからね。(興味を逸らす)[/speech_bubble]
「これで何か買ってあげて」という悪魔の台詞
親戚、友人、知人問わず殆どの人達がお年玉に添えて贈ってくれる「これで何か買ってあげて」という悪魔の台詞。
父親としては「折角だから何かを買ってあげたい」という気持ちと、必要以上に買いすぎると困る(妻に叱られる)という気持ちがキレイに真っ二つ。
物凄く、複雑な気持ちなんです。
本音は子どもの口座に全額貯金したい
もう少し大きくなると『親が買ってあげられるキャパを超えたものを欲しがる時期』が必ずやってきます。「PS4が欲しい」と言われて「はい、わかりました」とは買えませんよね。
一旦は「ダメだ」と言われても、友だちがみんな持っているなど、どうしても欲しいものはあるわけで、そんなときの切り札としてお年玉は置いておいてあげたいなと。
両親が小さい頃のお年玉を貯めてくれていたおかげで、高校1年でスマホを持てた私だからこその発想かも知れませんが、子どもの今欲しいより、将来の欲しいに使ってあげられたらいいなと思う訳です。
子どもが貰ったお年玉の使い道の折衷案
下記、3つの想いを基に、子どもが貰ったお年玉の使い道の折衷案を導き出しました。
①折角なので何か買ってあげたい
②物を買いすぎる訳にはいかない
③子どもの口座に貯金してあげたい
それは『パパのお金でおもちゃ(働く車のトミカ)を購入、お年玉は全額貯金』というもの。
この折衷案は、パパのお金でトミカを買うことで子どもは大満足。妻は大きなおもちゃが増えなくて怒らない。お年玉は全額貯金できるという優れもの。パパだけが損するという意味不明なもの
子どものお年玉は使い道を考える前に貯金
「子どものお年玉を使う」という人の発想は理解できないので、除外するものとして、子どものお年玉は使い道は考えるまでもなく貯金です。
理想論としては、将来子どもが本当に欲しいと思ったものを買うお金に。
現実論としては、将来子どもにお金が必要になったときに使うお金に。
私の様な年収400万円世帯では、子どものために毎月貯金するなどは難しいので、お年玉くらいは残しておいてあげたいなと思います。
[kanren]年収400万円/手取りや住宅ローンなど生活の実情
お年玉の相場って変わってしまったのかな…
しかしまぁ…。0歳と2歳がそれぞれ4万ちょっとのお年玉とか狂ってるとしか。
- 幼稚園:500円
- 1, 2年:1000円
- 3, 4年:2000円
- 5, 6年:3000円
- 中学生:5000円
- 高校生:なし
こんな感覚が通用する時代じゃなくなってしまったのかな…。