『0歳児の入院』24時間付き添いの条件が厳しすぎて対応できない

下の子(0歳)の体調が一向に良くならない。

夜間救急にも3度、4度駆け込んだ。日中の通常診療で血液検査やレントゲン、RSウィルスの検査なども行った。それでも全然良くならない。

感染性胃腸炎を患った時点から数えると既に3週間。「元気そうな顔」を見せてくれるときもあったけど、半日もすると症状は悪化。38度~39度の発熱、嘔吐、咳の症状が続いている。

0歳児の病気は死と隣り合わせ

「0歳児の病気は、死と隣り合わせなんだ」と実感する出来事があった。

前夜の体調不良とは打って変わって、その日は夕方頃まで「元気そうな顔」を見せてくれていた。子どもが必死に何かを伝えようとする話し声を聞くことができて、笑い顔を見ることができて、とても嬉しかった。

日が変わってすぐの深夜1時頃、いつも通りミルクを飲み干して、抱っこで眠りについた子どもを仰向けでベッドに寝かせた矢先、何の前触れもなくゲップと共にミルクを吐いた。

吐き出したミルクは口からこぼれ落ちることなく、コップに注いだ水のように、子どもの口の中を埋め尽くした。突然のことに子どもは目を見開くだけで、身動きひとつ取れないでいる。

咄嗟に子どもの身体を横に向けて、口の中いっぱいに溜まったミルクをベッドの上に吐き出させることができたおかげで、大事に至る前に事態を終息させることができた。

この時始めて、ミルクを飲み終えた新生児にゲップをさせなければいけない訳を理解した。

そして、咳に繋がる病気、嘔吐に繋がる病気の全てが、0歳児にとっては死に至る可能性がある病気なのだと理解した。

誤診が怖くて複数の病院に相談もした

1度目に相談した病院の診察結果「薬と自宅療養」では、一向に改善しない子どもの体調を危惧して、複数の病院に相談もした。改めて検査もしてもらった。それでも、診察結果は「薬と自宅療養」だった。

空気の乾燥を少しでも抑えるために、大型の加湿器も購入した。少しでも空気を清潔にするために、空気清浄機も2台に増やした。

少しでもゆっくり身体を休められるように、上の子とは違う部屋で寝かせるようにもした。異変にすぐ気付けるように、何度も何度も寝ずの番をした。

できること、思い付くことは全て試したのに、全然良くならない。

突きつけられた「入院」の二文字

1週間前にレントゲン検査をしたとき、先生には「緊急を要する検査結果ではないけど、症状が悪化するようならすぐに来てください」と言われた。

3日目には症状がずいぶんと軽くなって、4日目には声を出して笑ってくれた。そして迎えた4日目の夜中、39度の発熱が始まった。咳の症状は酷くなる一方で、昨日は朝までゼェゼェ、ヒューヒューとツラそうに肩で息する子どもを真横で見守った。

朝になっても症状が治まる訳もなく、かかりつけで1番大きな小児科に再度連れて行った。

私が直接聞いた訳ではないから、ニュアンスに若干の違いはあるかも知れないけど、先生には「緊急を要する検査結果ではないけど、症状があまりに長引いているので、入院も検討にいれて良いかも知れない」と言われた。

「24時間付き添い」が条件は厳しすぎた

0歳児の入院は「完全に病院にお任せ(面会時間あり)」or「24時間、親が付きそう」のどちらか一方を選ぶルールになっていると聞かされた。

病院にお任せを選んだ場合、大人の入院と同じで面会時間以外の入室は許されない。妻の出来ることなら1人にしてあげたくないという願いとは別に、今日は震度6の地震が起きた翌日。ふたつ返事で「お願いします」とは言えなかった。

24時間付き添いを選んだ場合、申し込み時に「両親どちらか1人」を選ばなければいけない。午前中は父親、午後は母親という形は認めて貰えない。

※訂正

帰宅後に妻から話を聞くと24時間必ずどちらか片方の親が付き添っていなければいけない。が正しい情報でした。

妻は喘息のような咳が出はじめてもうすぐ2ヶ月で体調は最悪。治すために休む暇もない。上の子は感染性胃腸炎以降、大事をとって保育園を休んでいるような状態。

24時間付き添える可能性があるのは私だけなのに、家族全員の体調不良を理由に6月は有休消化と定時ダッシュを繰り返している。そのしわ寄せで仕事の案件は大炎上している状態。

家族を第一優先でやっているけど、流石に追加で1週間~10日の休みは取れない。現実的に可能なのは定時ダッシュ+持ち帰りで深夜に家で仕事をすることくらい。

正直言って、積んでいる。

「緊急を要する検査結果ではないけど」を信じて

下の子のことを思えば、24時間付き添いで入院させてあげて、1日でも早く良くなって貰うことが最良だということはわかっている。でも、現時点では24時間付き添い入院を選んであげることができなかった。

だからといって、余震が続く中で0歳児を病院に預けることもできなかった。

自宅から自転車で10分かからない場所で、24時間救急受付をしている病院ということも理由のひとつではあるけど、私は「緊急を要する検査結果ではない」を信じて、自宅に連れて帰って、療養を続ける方法を選んだ。

家族全員が介抱へと迎える方法は、それしか無かったから、他の誰から「無責任な親」と罵られようと構わない。誰になんと言われても構わない。

あとがき

後1日だけ。水曜日までは「良くなる可能性」にかけて様子をみることに決めた。

水曜日の夜中時点で状況が変わってなければ、上の子は登園許可が下りている状況なので木曜日から幼稚園に復学。下の子は木曜日から24時間妻の付き添いで入院させる。

上手い具合に木曜日・金曜日と回ってくれれば、土日がやってくるので何とかなる。

朝は私が上の子を幼稚園に送り届けて、夜は祖母が上の子を幼稚園に迎えに行く。道中で上の子が体調を崩すようなことがあれば、会社とケンカしてでも仕事は休む。

この選択が家族にとって、下の子にとって最良だったのかはわからない。でも、現時点で私の家族が選べるベストの選択肢だったと思っている。そう思わないとやってられない。

対外的には地震で大変ということにしているけど、地震よりも体調不良の方が何倍も厄介。あまりにも長期間の体調不良で家族の心と身体はボロボロ。支える立場にいる私も、お世辞にも元気とは言えなくなってきた。

20分~30分毎に誰かの咳や声で目を覚ましながら、1日平均3~4時間の睡眠で終日フル稼働が1ヶ月も続くと流石に死ねる。1度ついた「俺は大丈夫」の嘘は、この後もつき続けるけどね。

本当はこんな泣き言を書く暇があったら家に帰って、子どもを抱き上げてあげたいけど、それが叶わないから、自分が決めた選択肢は間違ってないんだよって自分に言い聞かせるために書きました。

1日でも早く、家族全員が元気になりますように。

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