赤ちゃんの防災グッズ一覧/地震に備えて離乳食の買い置きなど

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赤ちゃんの防災グッズ一覧を纏めると共に、先日公開した地震の備えと心の準備/赤ちゃんの防災グッズが最重要だと感じたを読んだ方から、具体的な内容を聞きたいというメールを複数戴いているので、実際に購入した離乳食の説明と購入理由を書いておこうと思います。

 

※大阪北部大震災で被災した経験を基に公開した最新の防災リストの方が更に詳しく書かれています。

災害から家族と子どもを守るために買った防災グッズ
台風の直撃で半日近くの停電を体験したことで、防災グッズの買い足しを検討していました。 北海道で大規模な地震が起こったことで「公開すること自体が不謹慎ではないか?」という思いもありましたが、あまりの災害続きで、いつ誰の身に起こっても不思議では...

赤ちゃんの防災グッズ一覧

赤ちゃんの防災グッズとして防災バッグに入れておきたい物一覧。

抱っこ紐

ミルク

離乳食

レトルト食品

スプーン・フォーク

マスク

歯ブラシ

おしりふき

おむつ

授乳ケープ

衣類品

母子手帳

おもちゃ

おしゃぶり

ネームタグ

タオル・ハンカチ

新聞紙

毛布

 

抱っこ紐

赤ちゃんを連れての避難では『抱っこ紐は必須』です。避難所に移動する時、避難生活を続けている時、パパ・ママの両手が塞がらないということは大きなメリットであり、そのお陰で守れる命があるかも知れないので、抱っこ紐は必ず用意しておきましょう。

予算的に、普段使う物と同じ価格帯を購入するのは厳しいという人は『簡易の抱っこ紐』でも、無いよりはマシです。訂正します、無いよりあった方が絶対に良いです。

赤ちゃん_防災グッズ_抱っこ紐

 

おむつ

おむつは『最低3日分』と言われていますが、報道や支援物資情報を見ているとおむつが不足しているという話を良く聞くので非常に悩みました。下記は、一般的な1日の平均利用枚数ですが、衛生面への気遣いでも大きく異なりますし、おむつが濡れると不機嫌になる赤ちゃんであれば必要枚数は増えるでしょう。

  • 3ヶ月:12枚前後
  • 6ヶ月:10枚前後
  • 1歳 :8枚前後

初回持ち出し用の防災バッグに入れる事ができる量は限られているので、最低3日分をベースにその他の防災用品を入れたあまりスペースに詰め込むことにしました。

 

おしりふき

おしりふき本来の使い方では無いと理解していますが、成分の99%が水のおしりふきを選んでおけば、赤ちゃんの顔を拭いたり体を拭いたりするのにも併せて使う事が可能です。防災バッグに詰めてみて、おしりふきや体拭きをそれぞれ用意しておくと他に入れなければならない防災グッズが入らなくなってしまうということが解ったので、とりあえず新品を1つ入れておきました。

 

授乳ケープ

避難所生活では、男性よりも女性にかかるストレスの方が大きいと言われています。避難所に授乳スペースが完備されている可能性は極めて低く、授乳時のストレスを少しでも軽減してあげたいという思いから、安価で小さく折りたためる物を購入しました。

赤ちゃん_防災グッズ_授乳ケープ

 

ネームタグ

言葉を話すことが出来ない赤ちゃんは自分の名前を言えません。出産祝として戴いたネームタグ(お名前シール)があったので、防災グッズに貼り付けていきました。

 

毛布

寒い季節、昼夜の寒暖差が激しい季節に外での避難生活を送る可能性を考えると、毛布は必須ですが、防災バッグには入れ込むスペースが残っていませんでした。その為、バッグの下に敷く形で震災に見舞われた時には体にかけてでも持ち出せる準備をしました。

 

新聞紙

新聞紙は本当に色々な用途に利用する事ができます。

  • 防寒用
  • 履き物
  • 骨折時の固定
  • 着火燃料
  • 簡易トイレ

大きな紙という貴重な材料なので、小さく丸めて3つ防災バッグに入れておきました。

 

タオル・ハンカチ

赤ちゃんは大人と比べて免疫力が低いので衛生面への考慮は勿論、傷口の保護などにも使う事が可能なので、出来る限り多くのタオル・ハンカチを詰め込みました。

 

おもちゃ・おしゃぶり

避難所には色々な人達が避難してきます。当然ながら、震災から避難してきた人達は精神的にも疲弊しています。赤ちゃんの泣き声や叫び声を不快と感じる人も居るでしょう。中には口に出して不快だと訴えてくる人も居るでしょう。

赤ちゃんが少しでも安心感を覚えるおもちゃ、おしゃぶりなどを用意しておきましょう。

 

離乳食、スプーン・フォーク

赤ちゃんの防災グッズに『離乳食とスプーン』は必須です。一般的には「使い慣れた(赤ちゃんの嫌がらない)スプーン」が推奨されていますが、避難生活中に衛生面を確保するだけの水を確保する事が出来るとは限りません。

その為、私は「1食毎にスプーンが付いている離乳食」を購入しました。

 

スプーンの衛生面を考慮

赤ちゃん_防災_スプーン

これで『スプーンの衛生面』はクリア。

 

離乳食の保存期間を考慮

赤ちゃん_防災_保存期間

これで『離乳食の保存期間』はクリア。

 

何食分用意するのか?

赤ちゃん_防災_離乳食

多すぎて困る事は無いし、弟の子どもや同じ避難所に避難してきた赤ちゃんに分け与えてあげることが可能なので、15箱/1日3箱で5日分を纏めて購入しました。

 

買い置きが無駄にならないか?

このシリーズは以下の月齢毎に発売されています。

購入したのは9ヶ月頃からの離乳食なので、月齢が11ヶ月になった頃に12ヶ月からの離乳食を纏めて購入、9ヶ月からの離乳食はお出掛けや里帰り時に消費していく予定です。

そうすれば、先にまとめ買いしただけで無駄にはなりません。

 

購入は最寄りのドラッグストアがおすすめ

ドラッグストアに陳列されているベビーフードであれば、購入前に「賞味期限」を確認することができるので、実店舗での購入をおすすめします。

赤ちゃんの防災グッズ/まとめ

赤ちゃんの防災グッズを集め始めた頃は『準備し過ぎて損は無い』と思っていましたが、どれだけ多くの商品を用意したとしても、赤ちゃん連れで避難する場合には持ち運べる荷物に限りがあって『持ち運べなければ意味が無い』ので、自分だけが良ければと買いすぎるのは避けましょう。

 

後書き

自身が体験した阪神淡路大震災含め、過去に起きた大きな地震で被災した方々を可哀相だと思う反面、どこか他人事で感情移入する事はありませんでした。しかしながら人の親になった今、小さな赤ちゃんを抱えた状態で避難生活を送る親御さんを思うと心が痛いので、金額にすると微々たる物ですが今年に入ってからブログで得られた収益の全てを赤ちゃん用の支援物資に変えて送り届けます。

 

Amazonで公開されている支援物資用の欲しい物リストを参考に送り届けようかとも考えましたが、一般人が届けに行くことで起こり得る二次災害の可能性+世の中には悪い人も居る(本当に届けてくれるのか不明)ので、熊本市の担当部署に電話で確認した上で、熊本市が公開している支援物資の送り先に育児用品を送るように手配しました。

 

出来る限り物資での支援を行いたい(金銭による支援は何割が届くのか不明)ですが、電話が繋がり難い状況であればYahoo!基金を利用することも検討しています。

 

最後に。

本当に色々と考えましたが、地震が被害がと弱小ブログ内でいくら騒いでも、何も解決しないので、明日からは今まで通り広い意味で育児の合間に見る暇潰しブログに戻ります。