子供が1歳の誕生日を迎えた数日後、物凄く自然な流れで卒乳することになりました。
- 完全母乳 ⇒ 混合
- 混合 ⇒ 完全ミルク
- 完全ミルク ⇒ 卒乳
全てを自然の流れに任せた結果、あまりにも簡単に卒乳してしまった子供の記録です。正直、親としては少しだけ寂しかったりします。
母乳の量が少なくて混合に
産後すぐは完全母乳で育てていましたが、母乳の量が少ないという問題に直面しました。
1人目のときは半日授乳しないだけで、おっぱいが岩のように硬くなったり、熱をもったりしていたのに、2人目のときは搾乳機を使っても、ほとんど搾乳できない状況でした。
ただでさえ、母乳は飲んでくれた量がわからないのに、おっぱいがたくさん出ているという実感すらなくて、母乳の量を判断する上で欠かせない赤ちゃんの体重もあまり増えていなかったので、完母は諦めて、粉ミルクとの混合で育てることになりました。
入院で完全ミルクに
混合にしてからも、寝かしつけのときはおっぱいをあげていました。乳幼児期は夜中でも1~3時間毎の授乳が当たり前だったので、添い乳で寝かしつけることも多くて、いつの頃からか、おっぱいは入眠の儀式みたいな位置付けになっていました。
そんな生活にも少し慣れてきた生後8ヶ月の頃、子供が肺炎で緊急入院。
面会できる時間に限りがあったこと、ちょうど離乳食を始めた頃ということもあって、母乳をあげることを諦めて、離乳食+完全ミルクに切り替えました。
哺乳瓶を忘れて卒乳へ
子供を連れて実家に遊びに行った妻から届いた1通のLINE。そこには恐ろしい言葉が並べられていました。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”y1.png” name=”ママ”]哺乳瓶持って来るの忘れてマグでミルクを飲ませたら、大丈夫やったから哺乳瓶卒業で!しばらくしたらミルクを牛乳に変えるわ![/speech_bubble]
妻:哺乳瓶持って来るの忘れて
⇒おっちょこちょいな所も可愛くて好き
妻:マグでミルクを飲ませたら
⇒1人目のときなら西松屋に走ってた事案
妻:大丈夫やったから哺乳瓶卒業
⇒ちょっと、何言ってるのかわからない
妻:しばらくしたらミルクを牛乳にかえる
⇒これは天才
哺乳瓶 ⇒ マグ ⇒ 卒乳という自然な流れ
偶然が生んだ産物ですが、驚くほど簡単に自然卒乳できてしまった子供。
- 哺乳瓶で粉ミルクを飲む
- ストローマグでお茶を飲む
- ストローマグで粉ミルクを飲む
- ストローマグで牛乳を飲む
- 卒乳完了
私が子育ての権威であれば推奨していきたいくらい、卒乳までの流れは自然で、とても簡単なものでした。※1人目のときに賛同できていたか?はわかりませんが…
ムリに卒乳させることで親にかかる負担は仕方ないとして、子供にかける負担は親の心をへし折るのに十分すぎる痛みを伴ってしまうから…。
自然に卒乳できるのは幸せなこと
1人目のときは夫婦で協力しあって、丸1日かけて断乳させました。今となっては良い思い出ですが、当時は凄く大変だった記憶があります。
消えてしまいそうな小さな声で「ママ…」と泣いた子どもの姿は、今でもハッキリと目に焼き付いています。今でも思い出すと胸が苦しくなります。
それを考えると、2人目は自然な流れで卒乳することができて良かったなと思います。
自分で哺乳瓶を持って、チュパチュパしながら寝落ちしてしまう可愛い姿を見られなくなると考えると、少し物悲しい気持ちになるのは事実ですが、ツライ気持ちに比べると何倍も幸せなことだなと思います。
卒乳は子供の成長にあわせるのが1番良い
「卒乳の時期はいつ頃ですか?」という質問をいただくと、子供が卒乳した時期を伝えるようにしていますが、あくまでも、卒乳は子供の成長の一部です。
離乳食などで十分な栄養を摂取できているのであれば、卒乳が「早ければ良い、遅いとダメ」ということはありません。
「保育園に入れて職場復帰しなければいけない」などの理由がないのであれば、子供の成長にあわせて『卒乳のサインが見て取れたら、自然に卒乳させてあげる』くらいの気持ちで、今しか味わえない子供との時間を堪能してください。