2歳を過ぎた頃から、息子の芸術が大爆発。
初めの頃は”大きな画用紙”や”アンパンマンのぬりえ”といった王道のお絵かき場所とクレヨンを与えることで、ある程度の抑えが効いていましたが…。
それらは、小さな画伯のキャンパスとしては小さすぎた。
子どもの落書きで部屋中クレヨンだらけ
床への落書きは当たり前
リフォーム業者、デザイン業者顔負けの芸術性をもって生まれてしまったが故に、床の木目を自分好みな形に書き換えるべく、日夜落書きに没頭します。
仕事から帰った時点で、床に落書きされていない日はありません。
壁に落書きなんて朝飯前
真っ白な壁は子どもにとって格好の落書き場所。パパの教えである「紙に描き描きしてください」を全うするべく、黒いクレヨンで壁”紙”を塗り塗り。
3日放置すれば暗室になること間違いありません。
自分のおもちゃにだって落書きしちゃう
落書き=自己の自由表現と知った子どもは自分が大切にしているおもちゃにだって落書きしちゃいます。
紛う事なき”そこにキャンパスがあるから状態”です。
落書きを悪いことだと思っていない
初めの頃は一応、紙以外の場所に落書きすると注意していました。
~初日~
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”パパ”]また床にお絵かきしてる!
描き描きするのは紙だけにしてください!
わかった?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”息子”]ハイッ!(超いい声)[/speech_bubble]
~二日目~
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”パパ”]…床じゃないからセーフとかないで?壁紙やからセーフとかないで?
紙以外の場所に描き描きしたらダメでしょ![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”息子”]ハイッ!(超いい声)[/speech_bubble]
~三日目~
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”パパ”]どこもかしこも落書きだらけやないか![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”息子”]ニコニコ[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”パパ”]1歳の頃はお絵かきに興味なかったのに、上手に描けるようになったねぇ♪
でも、紙に描くともっと上手になるよ♪[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”息子”]ハイッ!(超いい声)[/speech_bubble]
~四日目~
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”パパ”]あれ、今日は落書きないやん。
凄いやん!ちゃんと紙に描き描きできるようになったんや![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”y7.png” name=”ママ”]さっき、ママが消しただけやで。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”パパ”]…。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby2.png” name=”息子”]上手ねぇ♪[/speech_bubble]
一週間ほど、こんなやり取りを続けた末に”子どもは紙以外への落書きは悪いこと”だと自覚していないと知りました。
毎日部屋中落書きだらけでも怒らない
毎日部屋中がクレヨンの落書きだらけですが、怒る理由なんてひとつもない。
悪いことと知りながら、親に構って欲しくてイタズラしているんじゃない。本当はイタズラしているのだとしても、それも立派な自己表現、成長の証。小さな子どもが反省する必要はない。
未然に防いであげる、落書きされても困らない準備をしておいてあげる。親がちゃんとしていれば、やっぱり怒る理由なんてひとつもないんです。
【完全版】子どもの落書き対策
百年に一人の天才画伯になるかも知れない息子を育てている、わが家の落書き対策を紹介します。
落書きされて困るものは避けておく
子どもの手が届く所に置いてある物は、全て落書きされても文句は言えない物。
- 大切な書類
- 思い出の品
- 洋服や履き物
その他、落書きされて困る物(落書きされるとイラっとする物)は全て、子どもの手が届かない場所に避けています。
後から消すことができるクレヨンを与える
1歳の頃から子どものお絵かき道具として”ベビコロール”を愛用しています。
子どもが全力で投げまくっても、叩きまくっても、少し欠けても割れてしまうことはなく、未だに買った当時の物を使っています。
- 壁紙
- 床(フローリング)
- テレビ
- PCモニター
- プラスチック製品
- ガラス製品…etc
唯一、木でできたおもちゃの落書きだけは消せずにいますが、基本的には濡れタオルで拭き取るだけで落書きを後から消すことができています。
落書きを消す薬品はできれば使いたくないので、本当に重宝しています。
落書きしても叱らず冷静に対応する
子どもが部屋中に落書きする期間は長くありません。数ヶ月も続けば長い方だといえるでしょう。必ずいつかは紙にだけ描くようになります。
小さな子どもの独創力を止めないために、叱らず冷静に「ここはダメよ」って教えることにしています。
例え落書きでも子どもの成長は心底うれしい
”親バカ”と思われるかも知れませんが、子どもが自分の意思で行動するという成長は、例えそれが落書きであったとしても、本当に心底うれしいものです。
今はまだ、線をグチャグチャっと書くことしかできませんが、紙に書いてくれた物は全部大切に保管しています。いつか、パパの顔を描いてくれることを期待して。
親なら誰もが通る道!どうせなら楽しもう!
1ヶ月でぬりえ2冊の白場がなくなるくらい、子どもと一緒になってお絵かきしています。床に落書きする子どもと一緒になって、パパが床に落書きするとママの雷が落ちてしまうのでやりませんが…。
子どもが大きくなってしまったら、一緒に遊んでなんかくれませんよ?
どうせなら子どもと一緒に楽しもう!
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