『自由業は本当に自由?』私がフリーランスにならない理由

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自由業_フリーランス

まず始めに、私は自分が試した事に対してしか記事を書きません。

  • 自営業(風俗店経営)
  • 自由業(SEO関連のIT業務)
  • サラリーマン業(SE・PG)

その他、若い頃から合計6つの業種を経験してきました。

 

この記事は、自身の経験に基づいて『フリーランスに対するイメージ』では無く、実際に自分自身が『フリーランスを経験した上で感じた事』を書いて行きます。

自由業とは?

Google先生曰く『自由業とは勤務時間に縛られるなどの制約を受けない専門的職業』です。

  • 芸術家
  • 芸能人
  • 医師
  • 弁護士
  • 会計士
  • 文筆業
  • その他

三十路男の悪あがきブログだけで食べて行こうと思った場合、私も自由業を名乗れます。

 

自由業は本当に自由なのか?

先日、フランスパンみたいな髪型をしてる癖に、フリーランスを名乗る後輩と喧嘩しました。(※率直な意見を聞きたいと言われたので、真面目に解答したらキレられました。)

※業務内容は同業に迷惑がかかるので伏せます

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]お前から電話って事は、また面倒事に巻き込まれたんか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”fura.jpg” name=”フランスパン”]お疲れ様です。いえ、自分、今フリーランスとして働いてまして・・・。三十路さんの率直な意見を聞きたいと思い、お電話させて戴きました。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]俺の率直な意見ってお前、凹んでも知らんで?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”fura.jpg” name=”フランスパン”]はい、覚悟してます。[/speech_bubble]

 

~業種と収入状況を確認~

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]単価が○○円で、1日ではける件数が××件で、1ヶ月の収益予測が□□円。ハッキリ言って足下見られまくってるし、ビジネスモデルとして成立してない。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yan.jpg” name=”フランスパン”]いや、でも!!自分が休みたい時に休めて、働きたい時に働いて、そんな自由気ままな生活が出来ているのでお金じゃ無いんです!![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]そうか。じゃあ明日の夜、久々に飯行こう。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”fura.jpg” name=”フランスパン”]え・・・。今週はちょっと納期に追われて居まして・・・。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]自由業の意味。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”fura.jpg” name=”フランスパン”]・・・。[/speech_bubble]

 

自由業の意味を間違えてはイケナイ

最終的には、私に向かって『もう、三十路さんの意見は聞きません』と大見得切って電話を終えた後輩ですが、数日後、何事も無かった様に「助けて下さい」電話をかけてくる様な、愛くるしいバカ後輩なのです。

『自由業の意味』を間違えていたので、後輩君には少し意地悪しました。

 

自由業は、全てが自由な訳では無い

後輩君然り、自由業に対して必要以上の憧れを抱く人達の多くは『何故、少し考えるだけで解る様な事に目を向けようとしない』のでしょうか?

 

本当に、『全てを自分の思い通りに、自由に行動するだけで、生活出来るだけのお金を貰える仕事がある』とでも思って居るのでしょうか?

 

もし本当に思っているのなら、救いようの無いバカです。

 

自由業に許される自由

自由業には、当然サラリーマンの様に年収400万円で住宅ローンを支払ってなどという生活は出来ません。やったらやった分だけ、やらなければ給料0円。自身の仕事量=給料という図式がハッキリしています。

 

自由業の良い部分だけを全面に押し出してみる

『サラリーマンが毎年7泊8日で海外旅行!!』なんて現実味の無い響きでしょうか。それはもう想像するだけで吐きそうな程にありえない事。お金の問題では無く、雇い主の会社に対して毎年7泊8日分の休みを申請する事が、日本の社会では非現実的な物だと思います。

 

しかしながら、自由業の人は違います!!

毎年でも、毎月でも7泊8日の海外旅行の計画を立てる事が出来ます!!

 

自由業に与えられた権利である『自分自身の仕事量を、自由に調整する事が出来る』を活用する事で、誰からも文句を言われる事無く、長期の休み計画を立てる事が出来ます。

  • 子供の急な発熱
  • 妻の体調不慮
  • 運動会やイベント事

その他、仕事量を調整する事で家族ファーストな生活環境を作り上げる事が可能です。

これは茶化している訳では無く、心から『大きなメリット』だと思います。

自由業の悪い部分だけを全面に押し出してみる

『仕事量の調整が可能』という事を書きましたが、『仕事量が減る事で、給料も減る』事になります。こんな事、普通は言わなくても当然誰にでも解る事ですよね。

 

それでは少し考えて見て下さい。

仕事を減らす

給料が減る

生活出来ない

仕事を増やす

休みが無くなる

仕事を減らす

このループに陥ると、人はどうなると思いますか?

 

答えは簡単ですね。

仕事を減らすと給料が減る

給料が減ると家族が困る

家族の為に仕事を頑張る

例に洩れず、仕事・お金・家族のループに陥った人達は『家族の為に』と『仕事量を増やして自由な時間を失って』いきます。

 

因みに、私はこれが悪いとは言ってません。

自由業と言う形を理解している人にしか、この選択肢を選ぶ事は出来ない為、ある意味『自由業の本質』を理解している賢い人だと思っています。

 

しかしながら、自由業に必要以上の憧れを持つ人や、自由の意味をはき違えている人達はこの限りではありません。上記ループ最後『家族の為に仕事を頑張る』の次が出て来ます。

家族の為に仕事を頑張る

自分で選んだ自由業の道を否定する

はい、もうハッキリ言って汚物です。

 

私がフリーランスにならない理由

先日公開した『仕事を辞めたい』給料・休み・人間関係/好き勝手に転職しまくった結果でも少し触れましたが、今の私は『家族の為に、安定した収入を得る事が可能な仕事をしたい』と思って居ます。

 

安定とは無縁の場所で生きて来た身としては、守りに入ろうとしている今の自分が大嫌いです。でも、失敗して家族を路頭に迷わせる可能性が例え1%でもある間は怖くて前に進むことが出来ない状態になってしまっているのです。

 

因みに、自由業を営む人の中には極々一部ではある物の『本当に生活の全てを自由』に送っている人が居ます。私の知り合いには数人しか居ませんが、この人達は若い頃に死にかけたり、捕まったりしながら今の地位を築き、地位から得られる莫大な収入で生活しています。

今だけを見れば羨ましいですが、絶対に真似したくありません。

 

次回以降に更新予定の、私が考えるビジネスモデルに関する記事内で詳しく書きますが、全ての条件がオールクリアになった場合に限り、フリーランスを選択する可能性はあります。

 

給与とは別でボーナスが貰える

事故で入院しても給料が貰える

病気で通院してても給料が貰える

 

明日の健康が保証されている人は何処にも居ないので、1年間で3~5年分くらいの稼ぎを上げるという気概があり、尚且つフリーランス時代を最終形と考えず、自身のステップアップ期間だと思い続ける強い意志が必要です。