『仕事を辞めたい』給料・休み・人間関係/好き勝手に転職しまくった結果

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『仕事を辞めたい』理由は色々あります。

  • 給料が少ない
  • ボーナスが出ない
  • 休みが取れない
  • 人間関係の悩み

その他、雇われの身に満足出来ずに起業するケースもあります。

 

最近では背後霊でさえも自身の仕事に疑問を感じている様です。

仕事を辞めたい

私は過去に、風俗店の経営からシステムエンジニアまで合計6業種を渡り歩いて来ました。

転職を成功させる3つの秘訣!風俗経営からSE(IT業界)への転職実話

 

お金を目的とした仕事、休日(自分の時間)に重きを置いた仕事、その他人間関係に置ける精神的な負担を軽減を目的とした仕事、それら全てのケースを経験してきました。

今日は、そんな特異な経験から考える『仕事を辞めたい』『転職しまくった』話。

休日(自分の時間)を目的とした仕事選び

休日(自分の時間)を確保する事が出来た職業は間違い無く、パチンコ店のサクラでした。

 

当時は4号機+イベント全盛期、抽選入場はサクラを雇う店には不利益しか無い為、基本的に並んだ者順。平打ちの軍団プロなどが多く居たため、平日でも朝7時~8時には店の前に並ぶのが当たり前、休日は店の前に着いたらまだ6時。なんて事が普通にありました。

開店と同時に台を確保、その後お昼休憩を挟んで閉店1時間半前(暗黙のルール)まで、何も考えずに設定6が確定しているスロットを回すだけの簡単なお仕事。

 

打ち終わりに収益を上に渡しに行ったりしないとイケナイ為、1日の拘束時間は18時間程度になる事が当たり前でしたが、北斗・吉宗全盛という事もあり当時の平均日当は4~5万。

毎日同じ店でサクラは出来ない為、稼働は1週間に2度~3度だけ。1ヶ月の大半を自由な時間として遊んで過ごしながら、毎月40~50万円の小遣いを得られる仕事でした。

 

その後、親友の死をキッカケに『お金だけを目的とした仕事』に就く事になった。

 

給料(お金)を目的とした仕事選び

一番お金を稼いでいたのは、風俗店の経営をしていた頃。

父親の病院代を払い、親兄姉を養い、当時の彼女を高校・大学へと通わせ、やりたいと思ったことの全てをやり切っても、お金に困るという事は1度もありませんでした。

 

当然ながら、安全で儲かる仕事なんて物は存在しません。

限りなく黒に近いグレーが一番儲かります。何かの拍子に捕まるかも知れないリスク、とち狂った相手に刺されて死んでしまうかも知れないリスク、その他、ブログでは流石に書けない多くのリスクを背負う事を条件に、多くのお金を得ていました。

 

サービス業なので休日という概念は無く、問題が起これば駆け付けなければイケナイ。本当の意味でお金だけを目的とした仕事でした。

 

その後、父の死をキッカケに『普通()を目的とした仕事』に就く事になった。

普通()を求めた仕事選び

朝早くに起きて、満員電車に揺られながら会社に向かう、上司の指示に従いながら与えられた仕事をこなし、就業時刻を過ぎれば再度満員電車に揺られながら我が家へ帰宅する。毎月決まった日に決まった給料が振り込まれ、カレンダーに記された赤文字の日は休日として確保されている。夏と冬にはボーナスとして給料の2倍程度のお金が決まって振り込んで貰える。

そんな普通()の仕事を求めて就職したIT系の企業。システムエンジニアという肩書きを名乗りながらも所詮は中小企業。1人で受注から生産、納品までの全てを行わなければならない。

 

少ないながらも個性の強い人間が集まると派閥やグループが出来る。

一番下という立場が最大限にマイナス要素となり、グループ間の騒動に巻き込まれ、人間関係に激しく疲弊。結果、会社に行きたく無い・仕事を辞めたいと思うようになった。

 

その後、私が懇意にしていた上司から、使える人間を数人だけ連れて一緒に独立しようという提案を受け、『良好な人間関係を目的とした仕事』に就く事になった。

 

人間関係を求めた仕事選び

流石は既に人間関係が構築された仲間達、会社の運営はすぐに起動に乗った。

そんな矢先、私は大量の血便により、出血多量の意識不明で緊急入院する事になった。

 

一命を取り留めて意識が戻ってからも寝たきりの状態、毎日お見舞いに来てくれる妻・家族とは裏腹に1度もお見舞いに来てくれない会社の面々。

一抹の不安を感じながら迎えた退院数日前、「ご心配をおかけしました。○○日に退院出来る事になりました。」と電話で伝えると「いつから来られる?」との第一声。

退院翌日、私が持って行った仕事の引き上げ及び、退職を願い出た。

 

私が持っている案件だけで全社員を養っている状態であった為、当然引き留められたが1度変わってしまった心が変わる事は無く、『完全なる自由を目的とした仕事』に就く事になった。

 

完全なる自由を求めた仕事

私はフリーランスという職業を自由な仕事だとは思って居ない。

しかしながら、一般的にフリーランス=自由気ままな職業という認識が根付いているので、ここでは完全なる自由を求めた仕事と記載しておく。

 

客からは最悪個人でも良いので案件を受けて欲しいと言われていたので、賃貸関連の大手企業が完全フリーランスの人間に対して根幹部分の仕事を出すという不思議な構図が生まれた。

当然全てが自分の収益になるので、仕事を受ければ受けるだけ財布は膨れていった。

しかしながらフリーランスという立場で収益の柱を1本化してしまうと取引先に切られた瞬間全てが終わる。その上、事故を起こして詰められた場合、自分を守ってくれる物は何も無い。

 

そんな時、元居たIT関連企業から出戻りの声がかかった。

毎日病院へと足を運んでくれた妻との将来を考えた時、自分を守ってくれる会社の存在、自身が何をしていても(今みたいにブログを書いていても)決まった給料をくれる事に対する価値が自分の中で高くなり、周囲の目が気になった物の元居た会社に戻る事になった。

『安心を目的とした仕事』を求めて。

 

仕事を辞めたい理由は、状況に応じて変化する

元々は自分の時間を多く作れる自由気ままな生活をしていた。

親友の死により世の中お金が全てだと気付き、大金が欲しくて仕事を辞めたいと思った。

父の死により命は買えないと解り、大金よりも普通が欲しくて仕事を辞めたいと思った。

人間関係に悩み、良好な職場環境・人間関係を求めて仕事を辞めたいと思った。

妻との将来を考えた時、フリーランスの弱さにビビって仕事を辞めたいと思った。

そして今、私は仕事を辞めたいと思っている。

今現在、私が仕事を辞めたいと思っている理由

ここまで長い前置きは初めてかも知れません。

一部、TwitterのDMで漏らしてしまった事もあり、既に知ってる人も居ますが『私は現在、今の仕事を辞めたい』と思っています。と言うよりも、辞める予定で色々話を進めています。

私が勤めるIT関連企業は大阪と東京に事務所を構え、経営状態もすこぶる良好です。主な収益源は上場企業3社から殆ど均等配分なので、1つに切られても何とか会社として残っていけるだけのリスクヘッジも出来て居ます。それでも、仕事を辞めたいと思っています。

 

中小企業において、社長の代替わりは致命傷に成り得る

今の社長が1代で築き上げた会社。良くも悪くも会社の功績全てが社長の存在があったからだと思って居ます。しかしながら、人間は万人共通で老いてしまいます。その為、社長は残り2年で現役を退く事を決定事項としており、次の代は年功序列のルール+中間管理職世代にロクな人材が居ないという事から、消去法に近い形で紙媒体を扱う部署のTOPが就任する事が決定しました。

 

『社内では、誰が適任か?』と問われれば、年齢的にも立場的にも、次期社長に選ばれている人以外の人事は考えられません。しかしながら、『次期社長に選ばれている人は、社長職に適任か?』と問われれば、私は間違い無く『No』と答えます。

 

3本の矢は強くても、3本の爪楊枝は弱い

社長からは常日頃から意見を求められるので、人事発表の翌週『手持ちのカードの中では次期社長は○○さんしか考えられないが、勝てるカードでは無い』という事を伝えた結果、他部署の現TOP2人も経営に関わる事になり、社長+役員2人で会社の経営を回す事に決まった。

そこから半年、社長からの『もう少しだけ、様子を見守ってやって欲しい』という依頼を受けて口出しをせず見守ってきたが、最近大きな問題が起きた。

 

判断を下せない経営者では、会社は立ち行かない

大口の取引先から受けている案件の一部(1~2,000万程度の売上)が無くなるという事態に陥った際、現社長は次期3人の経営者に向かって『会社としてどうするべきか?』という宿題を出した。

結果、3本の爪楊枝が導き出した答えは『一時的に自分達の給料を減らして補填、その間に1~2,000万の仕事を取る』という、何とも稚拙な物だった。

 

そもそも、いくら貰っているのかは知らないが、2,000万の補填を給料減額で埋めるというのであれば、それ即ち自身達の給料が毎月数十万円単位で下がるという事である。

尚且つ、簡単に仕事を取ってくると言うが『中小企業で捌ける作業ボリューム』には限界がある為、手当たり次第案件を取ればOKという事でも無く、自身の会社規模に見合った2000万円前後の仕事がポンポン落ちている訳が無い。夢は寝てから見て欲しい物である。

寝てから見る夢、叶える夢/アナタの夢は何ですか?

 

現社長からのありがたいお言葉

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]と言う訳で、この会社に未来は無いので早ければ年末、長くても4月には辞めます。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”tame.png” name=”社長”]お前は全力を出してない。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]はい。お客さんが求める物に対しては全力で提案等を行っていますが、自身の勤める会社の為にという部分では1ミリも力を注いでいません。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”tame.png” name=”社長”]アイツ等はバカやから、誰かが言ってやらなアカンねん。会社を良くするという前提の物なら、会社内で何を言っても良いから、そこにも1度全力出してみてくれ。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]社歴の一番浅い、出戻りの私が意見するのはオカシイし、当たる事が目に見えているのでお断りします。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”tame.png” name=”社長”]なんでや!何事にも、全力やろ![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]全力を注いでも、その内10%程度しか受け付けられない環境に注力するくらいなら、自分の意見で良くも悪くも変動する世界に注力した方が有意義です。

社長もそう感じたから独立して会社を作ったんでしょ?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”tame.png” name=”社長”]・・・。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”](知り合って8年、初めて黙りを決め込む社長を見たな。)[/speech_bubble]

 

~2時間程の押し問答~

 

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”tame.png” name=”社長”]とにかく、辞めるなよっ!ニコッ[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”30sman.png” name=”三十路さん”]もしもし~、やっと解放されたから帰るわ~。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”y3.png” name=”奥様”]はーい。ご苦労様・・・w[/speech_bubble]

私の様な社員に縋っている様ではダメ

心から思う。

少し口が上手いだけで、別段仕事が出来る訳でも無く、会社に来て業務をこなし、合間を見つけてはブログを更新している様な奴に『会社に残って欲しい』と言っている様じゃダメ。

 

もっと使える人間は大勢居るし、私が居る事で会社の発展にプラスとなる物は生まれない。

社員数が少ないから?私にしか解らない仕事があるから?付いてる客を持って行かれると困るから?私が会社に残る事に縋る理由は不明やけど、本当に会社の事を思うなら、私から先にクビにしていくべきだと思って居る。

 

仕事を辞めたい理由/1週してみた結果

自由 → お金 → 普通の仕事 → 人間関係 → 安心・安定 → ???

 

私は一体『今の仕事の何が嫌で、次の仕事に何を求めている』のでしょうか?

 

唯一解っているのは『5年・10年先が見える仕事がしたい』と言うこと。

後日記事にしますが、ブログで食っていくなんて事は微塵も考えていません。可能性があるとすれば『サロンやセミナーを開いて、短期での小遣い稼ぎ』程度な物です。

 

そんな訳で、年末に向けて『仕事を辞めたい』とか『仕事をする理由』など、『妻・子供を食わして行く為の、自身が生きて行く為の、生涯の生業に関する記事』が増えると思います。

まぁ過去の交友歴の関係で、私を必要としてくれる人達に向かって首を縦に振るだけで、食いっぱぐれる事はありませんが、出来れば『ボクのパパのおしごと』を息子が胸張って読める様な仕事が出来れば良いなと思って居ます。

 

結婚して、子供が出来て、家も建てて。

日を追う事に安定を求めている自分。

周りに左右されない人生計画を立てないと。