子どもの成長とは早いもので、気がつけば息子は0歳と11ヶ月の誕生日を迎えた。この11ヶ月という月日は、父親である私にとって『息子の成長を追いかけるのに必死で、過去に経験した事が無いくらい大変で、楽しくて、アッと言う間に過ぎた時間』だった。
息子に対する妻の行動・言動が『愛情100%』である事は、息子にヤキモチを焼きかねない程に誰の目から見ても明らか。そんな妻は愛する息子と同じ時間を過ごせる事に幸せを感じていて、息子が一定の年齢になるまでは、当然の様にその時間は続いていく物だと思っていた。
※この記事は0歳児を保育園に預ける行為を否定する物ではありません。
0歳児でも保育園に預けられるのか?
0歳児と言っても生後1ヶ月と生後10ヶ月では成長度合いが大きく異なり、預ける事が出来るかどうかは、住んでいる地域・希望する保育園によって異なります。参考までに、私の住む地域にある保育園の多くは『生後6ヶ月』から入園可能であり、中には『生後2ヶ月』から入園可能な園も存在しました。
「出来れば預けたくない」が当たり前では無い?
言葉を話す事も出来ず、何か起きた際には泣く事でしか異変を伝える事が出来ない赤ちゃん。そんな月齢の我が子を他人に預ける行為は『出来れば避けたい』という思いが、子を持つ親の共通意識であり、0歳児を保育園に預けている人=様々な理由で働きに出ないといけない状況に追い込まれ『やむを得ない理由で預ける』事にした人ばかりだと思っていましたが、実際にはその限りでは無く、父親としてのエゴでしか無いのかも知れません。
預ける理由はお金だけでは無い
不妊期間2年が目前に迫った頃、子どもは一旦諦めて夫婦の生活を確立する事に決めた。真っ先に着手したのが戸建て住宅の購入。話が進むにつれて妻に現れる違和感、自宅の間取りを決め終えた頃と時を同じくして、ずっと望んでいた妻の妊娠が発覚した。
住宅ローンの年数などの兼ね合いで家の話を止める訳にはいかない。当然、息子を生む以外の選択は無い。私は相応の覚悟を決めて即座に日当で働かせてくれる場所を探し、人生最後と言い聞かせて昔の仕事に顔を出したり、自宅で副業として収入を得る方法も見つけ出した。そしてそれら全てを未だに続けている。
扶養の範囲内という条件の下に『妻がパートで稼いでくる金額=旦那が副業で稼ぐ金額』になれば、共働きで子育てする必要など無くなり子供との時間を楽しむことが出来ると思い込んでいた。
父親としての本音
父親としての本音は『せめて3歳を過ぎるまでは、専業主婦で居てほしい』です。
確かに『お金はあればある程良い』は正しい。しかしながら、彼女と親友が身投げした時からお金だけは裏切らないと稼ぎ回り、トータル億近いお金を注ぎ込んでも父親の命を救うことは出来なかった。
人はいずれ死んでしまうから、家族みんなが元気な内に少しでも多くの時間を子どもと一緒に過ごしたいし、妻にも過ごして貰いたい。自分の時間など一切無い状態で本業に副業に働いているお陰で、貯金は出来ないまでも家族三人の生活は維持出来ている。ボーナスは丸々残そうと思えば残せるくらいのお金は持って帰っている。それでも足りないというのであれば、何でもするし必要な分だけ持って帰る。
父親として、0歳の息子を保育所に預ける事は出来ない。
旦那としての本音
妻の口から出た「1歳になれば働きに出ようと思っている」という言葉。父親の立場としては反対でしか無かった。しかし、普段愚痴の1つも言わない妻が、たった1度だけポロリとこぼした「この1年、育児しかしてない」という言葉を聞くと、旦那としては彼女を止める言葉を持ち合わせては居なかった。
旦那として、働きに出たいという妻を止める事は出来ない。
何歳から預けても良いか
少なくとも幼稚園に入園する事が出来る満3歳(三年保育)までは、息子を保育所に預ける選択肢は無い。体調を壊すなど不足の自体が起こってしまった時には、その限りでは無いが、基本的には私の中で息子を園に預けても良いと思える年齢は3歳です。
勿論、だからと言って妻の意思を蔑ろにするつもりも無い。母親である前に女性であり1人の人間、1度限りの人生は自分の思うように楽しんでくれた方が私も嬉しいので、悩んだ末に1つの解決策を見つけ出した。
私が出した答え
相見えない2つの条件をクリアする唯一の方法は『私が外で働くことを辞める』という事。現実的では無いことも解っているし、数年後を考えると胃が壊れそうになる。思いついてしまった事で、ブログのデザインがと言いながら頑張ってる自分を意識してみたり、SNSでバカな事を言って気分を紛らわしていないと消えてしまいそうな程に無気力で、何もする気が起きない日々を過ごしている。産後うつになった時以上に病んでいると周りに言われるけど、家族としての最終的な結論を出すまでは、この悩みは解決しない。
ボチボチ行こう。
0歳保育に関しては色々な意見が出ると思うけど、全部に反論する元気は無いと思う。