赤ちゃんにお茶を飲む練習をしてもらうのに「ストローマグだけで良いの?」「それとも、先にスパウトを使った方が良いの?」という質問をよくいただきますが、私は「ストローマグだけで飲み物を自分で飲む練習を終わらせることができる」と思っています。
事実、うちの子どもは2人とも最初からストローマグを使って飲む練習をして、2週間後にはで自分から進んでお茶を飲めるようになりました。
この記事ではストローマグを使った練習方法や、生後8ヶ月前後からの利用に適したストローマグなどを紹介していきます。
ストローマグをおすすめする3つの理由
ストローマグをおすすめする理由は大きく分けて3つあります。
- もってる姿が可愛い
- 赤ちゃんの成長を促す
- 便秘解消に効果あり
おすすめする理由の1つめは、親にしかわからない感覚ですが…。自分の子どもがストローマグの取っ手を掴んで、飲み物を飲んでいる姿を想像してみてください。
愛くるしい子どもの姿が見られるというだけで、1000円以上の価値があります。
ストローマグは赤ちゃんの成長を促す
うちの子どもは2人とも、生後8ヶ月を過ぎた頃にストローマグを購入して、お茶を飲む練習を始めました。
買った当初は親がストローマグを口元まで持っていくと、ひとくちだけ飲んでくれるだけ。少しだけ飲んだあとは『お茶が入ったストローマグを掴んで振り回す』という鬼畜行為を繰り返していましたが、飲む練習を始めて2週間でストローマグはお茶を飲むための物ということを理解してくれて、自分から進んでお茶を飲むようになりました。。
初めて自分からストローマグで飲んだ
お昼寝をしていた赤ちゃん。グズグズ言いながら起きだしたと思ったら、いつも通り掴まり立ちを始めた…。と思った次の瞬間!
ハイ、可愛い。
掴みやすい取っ手が付いたおもちゃという認識から、お茶を飲む物という認識に変わってからは、机の上に置いておくと掴まり立ちしながら自分で飲み始めるまでに成長しました。
ストローマグは赤ちゃんの興味を刺激して、成長を促してくれる素敵なアイテムです。
水分補給は便秘解消に効果がある
子どもが5日間の便秘になってしまって、ボロボロと大粒の涙を流しながら頑張っている姿を見たとき、親として何もしてあげられない自分が嫌で、赤ちゃんの便秘解消を解消する方法を育児書やWEBサイトで詳しく調べました。
赤ちゃんの便秘は水分不足が原因
生後5ヶ月~8ヶ月の赤ちゃんが引き起こす便秘の多くは『水分不足』が原因になります。夏の暑い時期などは親思う以上に『たくさんの水分をとらせてあげる必要』があります。
ストローマグで自発的な水分補給を促すことができる
上手に飲めるようになれば、赤ちゃんは自分で水分補給できるようになります。
また、ストローマグは『キッチリとフタが閉まって、こぼれ難い作り』になっているので、空のストローマグとペットボトルのお茶を持ち歩くだけで、外出中であっても気軽に水分補給させてあげることができます。
マザーバッグには必ず入れておくべき育児用品です。
ストローマグの選び方
ストローマグを選ぶポイントは3つあります。
- 飲み物がこぼれにくい
- 赤ちゃんが握りやすい
- 分解できて洗いやすい
これら全ての条件を満たしたストローマグとして、私はピジョンのマグマグストローを愛用しています。自宅には洗い物の負担を減らすために各2個ずつ(子ども2人分で合計4つ)のマグマグストローがあります。
飲み物がこぼれにくい
赤ちゃんは掴んだものを振り回したり、ガンガンと床にぶつけたりして遊びます。ストローマグを使い始めた頃は完全におもちゃ扱いなので『飲み物がこぼれにくい』という条件は必須です。
外出時はマザーバッグに入れて持ち歩くことからも、フタがシッカリ閉まってこぼれにくい商品を選ぶべきです。
こぼれにくいストローマグの特徴
「ふたを閉めていれば、どんな商品でも中身がこぼれない」は大間違いです。こぼれる商品はふたを閉めていても、チョロチョロとこぼれてきてしまいます。
写真ではわかりにくいかも知れませんが、ふたを閉めたときに、ふたの裏面にある出っ張りがストローを折り曲げ、抑える役目を果たしています。
この出っ張りが付いた商品は飲み物がこぼれにくいストローマグと言えます。
赤ちゃんが握りやすい
生後8ヶ月頃の赤ちゃんは、真っ直ぐな形の方が持ちやすいとされています。
赤ちゃんの握りやすさを考えるなら「持ち手部分はストレートタイプ」で「手のひら部分は少し膨らんだグリップしやすい形」のストローマグをおすすめします。
分解できて洗いやすい
ストローマグのストロー部分は、赤ちゃんの口に入るもの。ストローマグに注ぐのは、赤ちゃんの口から体内に入れる飲み物です。衛生面(洗いやすさ)を意識している商品はたくさんありますが、ここまで細かくばらして洗える商品は多くありません。
個別のパーツを買うことができる(特にストロー部分)
まだまだ歯が完全に生えそろっていない赤ちゃんは、ストローマグのストロー部分をガシガシとかみ続けます。噛む力はそこまで強くなくても、歯の形が上下均等ではないため、次第にストロー部分がボロボロになっていってしまいます。
ストロー部分だけを買い換えられる商品であれば、出費を最低限に抑えることができます。
おすすめのストローマグ
上記3つの条件にプラスして『マグ底部分が滑りにくい素材』ということや『ストローだけの買い換えが可能』などを理由に、私はピジョンのマグマグ ストローを愛用しています。
ピジョン マグマグ ストローの商品詳細
※楽天の一部店舗では相場よりも安く売られていますが、古い品番在庫の可能性があるので注意してください。
本体(基本デザイン)
本体(ディズニーデザイン)
ストロー部分の個別売り
赤ちゃんにストローマグをおすすめする理由/まとめ
「うちの子はまだ上手に吸えないかも知れないし…」と悩んでいるなら、まずはコップとストローを使った練習方法(上手に吸うことができるかの確認)から始めてみてはいかがでしょうか。
ストローマグを使って上手に飲めるようになると、離乳食のお弁当をもって家族で散歩に出かけたり、子どもを連れて外食にでかけたり。家族としての行動範囲が広くなります。
興味をもった時が始めどき、早いも遅いもありません。近くのドラッグストアや育児用品店で見かけたときは、購入して試してみてあげてくださいね。
”子どもの初め”てを思い出として残したいなら、360度カメラがおすすめです。