『バンボはいつまで?』に対する答え。
周囲の誰もが『バンボの包容力 > 息子の脱走技術』の力関係は、数ヶ月以上先も続く物だと信じていました。生後7ヶ月と7日が経過した息子の成長速度が、自分自身の持つ性能を凌駕した瞬間に見せた、彼の悲しそうな横顔。
私はずっと忘れません。
バンボ君との出会いは丁度2ヶ月前
息子が生後5ヶ月と半月を迎えた時、クリスマスプレゼントと称してサンタクロースに運ばれてきたバンボ君。我が家の一員になってからという物、彼は常に息子の側に居ました。主役である息子よりも目立たず、でも自分の存在もシッカリとアピールするその姿は、まさに縁の下の力持ちと呼ぶに相応しい存在でした。
離乳食を食べる時、体を動かしまくる息子をシッカリと支え。
ハーフバースデーの時には、みなぎる息子をガッチリと支え。
おやつを食べて『おいちぃねぇ~♪』する息子にも、ビクともしませんでした。
そんな彼が、我が家の一員として受け入れられるのに時間は多くかからなかった。リビングには常にパパ・ママ・息子・そしてバンボ君。3人だった家族は4人となり、彼用の専用ケースに入れて一緒に食事へ出掛けた事もありました。
そんな彼に悪夢が襲いかかりました。
バンボ脱出王、爆誕
バンボにはめ込まれた状態で、パパとママがご飯を食べる姿を眺めていた息子。何やら「きゃ~、きゃ~」言ってたので楽しく遊んでいるかと思いきや、息子はバンボからの脱出に向けた練習を繰り返していた。
体を捻ったり、前に倒したり、後ろに倒したり、何度も何度も繰り返す内、未来の脱出王は何かを閃いた。そして、顔から地面に転げ落ちて、泣いた。
バンボはこうして脱出する
流石に初回脱出時に写真を撮る余裕など無かったので、妻にLINEを送った。
そこから15分後、妻から大量の写真が送られてきた。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]オラっ![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]シャー!オラっ![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]来いよこの野郎!オラっ![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]ここだっ![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]・・・!?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”y3.png” name=”ママ”]あ、危ない![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]うるせぇぞ!今だオラっ![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]ハッ!?[/speech_bubble]
『バンボの包容力 > 息子の脱走技術』という構図は脆くも崩れ去り、『バンボの包容力 < 息子の脱走技術』という現実を叩き付けられた彼は、ただただ息子がディズニーのメリー方面へと去って行くのを、眺める事しか出来なかった。
バンボはいつまで?/まとめ
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]やっと、バンボの無駄に高い包容力から抜け出す事に成功したぜ!!ざまーみろこの野郎!![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”banbo.png” name=”バンボ君”]・・・。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”baby.png” name=”ゆうと君”]さぁ、メリーで遊ぼう♪[/speech_bubble]
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という訳で『バンボが使えるのは我が家の場合、7ヶ月と7日』という結果になりました。
次回予告
回りの誰もが諦めた中、彼だけは諦めて居なかった。
『次回、返って来たバンボ!!』
~Coming Soon~