電動自転車を保育園の送り迎え基準で選んでみた

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保育園_電動自転車

妻が下の子を妊娠していた頃から、ずっと待機児童だった上の子(2歳)が、この春から保育園に通えることになりました。

  • 第1候補:家から近い
  • 第2候補:家からちょっと近い
  • 第3候補:家からめっちゃ遠い←ココ

保育園無償化の煽りで恐ろしく入園倍率が高くて、下の子は案の定…落ちました。上の子が入れただけでも御の字。文句は言いません。

 

…が、家からめっちゃ遠い。晴れの日に大人の足で片道30分はかかる場所。それすなわち、0歳児と2歳児を連れて徒歩での通園は不可能ということ。

 

急遽、保育園の送り迎え用に電動自転車を買うことになったので、自分の家族用(めちゃくちゃ真剣)に調べてみました。

電動アシスト付きの自転車を選ぶ理由

妻からは「保育園の送り迎えだけであれば、電動自転車ではなく普通の自転車で良いんじゃないか?」という意見が出ました。でも、私は電動自転車しかないと思っています。

 

子ども乗せ自転車は電動じゃなくても高い

私が子どもの頃は数千円のママチャリに、取り外し可能な前乗せ用の昭和な子どもイスを取り付けて、ヘルメットなども着けずに送り迎えが当たり前でしたが、最近の子ども乗せ自転車は凄くお洒落。そして凄く良いお値段。

電動じゃない自転車(普通の自転車)でも、昭和世代の感覚からすれば、ビックリするくらい高いんです。

これでも相場感的には安い部類。高い物であれば「6万、7万当たり前」だったりします。

 

「自転車にここまでの金額を出すのなら、もう頑張って電動アシスト付きにしようよ」というのが1つ目の理由。

 

試乗してみて良いところしか無かった

3人の子どもを育てる弟夫婦に電動アシスト付きの自転車を貸してもらい、試乗してみたことで、電動自転車に対して何となく抱いていたイメージは180度変化しました。

電動自転車に対するイメージ(試乗する前)

  • 電動自転車は高い(高すぎる)から、親が運転を頑張れるなら普通の自転車で十分。
  • 電動自転車はバッテリーの分だけ重たいから、アシストがあっても意外と大変そう。
  • タイヤが小さい車種が多くて、漕いでも漕いでも進まなさそう。

電動自転車に対するイメージ(試乗した後)

車体の安定感が半端ない。

  • 乗った瞬間にわかる車体の安定感
  • 運転していてもわかる車体の安定感
  • 止まってみてもわかる車体の安定感

運転だけに集中することができる。

  • 一漕ぎ目でわかる進みだしの軽さ
  • 進み始めてわかる運転操作の楽さ

試乗を終えた瞬間、電動アシスト付きの方が逆にコスパが良いとさえ感じました。

 

「少しでも」安全を買えるなら安い

妻は自転車の運転が物凄く苦手。最後に乗ったのは10年近く前で、電動自転車の試乗すらやりたがらなかった。高価な自転車に乗って「転けて傷を付けたら大変だから」と。

 

…子ども乗せて転けること以上に、大変なことはない。

 

前カゴに5キロのお米を入れるだけで普通の自転車は運転しにくいのに、0歳と2歳の子どもを前後に乗せて、苦手な自転車で毎日送り迎え。しかも道中で子ども達がジッとしている訳などあるはずがない。

 

それが例え「少しの安全」であったとしても、数万円の追加で安全が買えるのなら安いもの。私のお小遣いで買うから電動アシスト付きにしようと伝え、妻には納得してもらった。

 

メーカー別のおすすめ電動自転車

実際に購入するのは自分なので、自分のために気になる点を事細かにまとめました。

 

Panasonicならギュット・アニーズ・DX(BE-ELA03)

※ネット販売+実店舗アフターケアの条件を満たしている、あさひサイクルの売れ筋No.1商品。

基本スペック

あさひサイクルでの表示価格は\129,999(税込み)。

  • 3人乗り(幼児2人乗せ):対応
  • タイヤサイズ:20型
  • 適応身長の目安:142cm以上
  • 幼児2人同乗時適応身長:155cm以上
  • サドル高さ:73.5~86.0cm
  • 変速:内装3段変速
  • ペダル:フラットペダル
  • ライト:リトルLEDビームランプ2
  • キャリア:クラス27キャリア
  • 重量:34.0kg
  • バッテリー容量:16.0Ah
  • 充電時間:約5.0時間
  • 走行距離:モードに応じて50km~80km

品番違いとの違い

※あさひサイクルのHP上では商品名に「SPSL1802C」の記載が有る無しでバッテリー容量が異なった。

あり なし
バッテリー容量 16.0Ah 12.0Ah
走行距離 50~80km 37~60km
充電時間 約5.0時間 約4.0時間
重量 34.0kg 33.2kg
金額 ¥150,120 ¥144,720

バッテリー容量を大きくしても6,000円程度の差であれば、「SPSL1802C」ありの品番を購入したい。

 

ヤマハならパスバビーアン(PA20BXLR)

基本スペック

あさひサイクルでの表示価格は\120,799(税込み)。

  • 3人乗り(幼児2人乗せ):対応
  • タイヤサイズ:20×2.125
  • 適応身長の目安:142cm~
  • 幼児2人同乗時適応身長:146cm以上
  • サドル地上高:730~865mm
  • 変速:内装3段変速
  • ペダル:フラットペダル
  • ライト:砲弾型バッテリーランプ
  • 重量:30.7kg
  • バッテリー容量:12.3Ah
  • 充電時間:約3.5時間
  • 走行距離:モードに応じて40km~58km

バッテリー容量が少ない分だけ、車体が軽いのが特徴的。

 

ブリヂストンならビッケモブdd(BM0B48)

基本スペック

あさひサイクルでの表示価格は\126,000(税込み)。

  • 3人乗り(幼児2人乗せ):対応
  • タイヤサイズ:フロント24×1.75リア20×2.125
  • 適応身長の目安:142cm~
  • 幼児2人同乗時適応身長:152cm~
  • サドル地上高:725~mm
  • 変速:内装3段変速
  • ペダル:フラットペダル
  • ライト:ホワイトフラッシュワイドミニ バッテリーランプ
  • 重量:34.2kg
  • バッテリー容量:14.3.Ah
  • 充電時間:約4.2時間
  • 走行距離:モードに応じて42km~82km

商品ページに書かれているオプション品の説明だけで言えば、一番良さそうだった。

 

電動自転車選びの決め手に迷ったら?

Panaconic、ヤマハ、ブリヂストン各社の2018年最新モデルを比較してみました。

 

Panaconic、ヤマハ、ブリヂストンの比較表

Panaconic ヤマハ ブリヂストン
バッテリー 16.0Ah 12.3Ah 14.3.Ah
走行距離 50~80km 40~58km 42~82km
充電時間 約5.0時間 約3.5時間 約4.2時間
重量 34.0kg 30.7kg 34.2kg
金額 129,999 120,799 126,000

これが困ったことに、各社で人気の電動自転車(2018年の最新モデル)を比較しても、性能、価格ともに一般利用で違いを感じるほどの大きな差はありませんでした。

 

決め手は実際に乗る人(ママ)の乗りやすさ

それならば、電動自転車は何を決め手にするべきなのか?といえば、実際に乗る人(ママ)の乗りやすさしかないなと。

  • サドルへの跨がりやすさ
  • 跨がったときの足の届き具合
  • チャイルドシート(前付け)とのスペース
  • チャイルドシートへの乗せやすさ
  • スタンドの立てやすさ…etc

それを知るためには、実店舗に見に行くしかない!

 

電動自転車選びで決め手に迷ったときは、とりあえず実店舗で試乗してみてください。自分で乗ってから選ぶのが1番良いです。少なくとも私は可能な限り試乗してから決めることにしました。

 

実際に購入したので参考までに紹介します

本来、この手の記事は「この自転車いいよ」と言ってネット経由で購入してもらい、商品代の1%を紹介料として楽天やAmazonからもらうために書くのだけれど、今回に限って?は違います。

 

子どもを乗せて走るものだからこそ「実店舗で試乗してみて、自分が良いと思う自転車を選んだ方が良い」です。

 

実店舗で試乗して良いと思った自転車があったとして、ネットの方が安ければネットで買えば良いし、実店舗でも値段が変わらないなら実店舗で買った方が良い。ブログ運営者さんに1%を献上する必要なんてない。

 

実際に購入したときには、改めて決め手になったポイントを紹介しますが、それを読んでもすぐに買うのではなく、近くに試乗できるお店があるなら試乗してから買ってください。

実際に購入したので、電動自転車選びから購入に至るまでの全てを公開しました。

[osusume]『子ども乗せ電動自転車の選び方』に困った私が購入に至るまでの全記録

 

高い買い物だからこそ、子どもを乗せるものだからこそ、ちゃんと自分で。