相手と向き合う覚悟がなければ夫婦関係はうまくいかない

夫婦関係は難しいですね。

旦那の行動に至らない点があっても我慢して、夫婦生活の中で生まれるストレスは全て溜め込んでしまう。小さなわだかまりの時点で相手と向き合っていれば大事には至らなかった問題も塵も積もればなんとやら。怒りのダムが決壊した時には既に手遅れ、実家に帰ってしまう。

相手と向き合う覚悟とは

向き合うといっても全ての面で対峙するという意味ではない。どのような形であれば自分を納得させられるのかを基準に夫婦間での落としどころを決めるということ。

相手の行動で受け入れられない部分があるのであれば、溜め込まずにしっかりと話合うべきである。どうしても納得できないことであれば喧嘩をしてでも言い合うべきである。

お互いの考えをぶつけ合うことで一時的なわだかまりが生まれることもあるが、長い目で見れば夫婦にとって非常によいものとなる。

夫婦といっても所詮は赤の他人。一方的に自分の意見を押し通すことで夫婦関係が上手くいくはずもない。自分の意見を通している所の殆どは相手が自分を立ててくれていることになる。

同じ相手を立てるのであれば「納得できないけど」ではなく「自分もそう思う」という賛同の形で気持ち良く歩み寄る方がよい。

相手と向き合うとは夫婦が互いに理解しようする行為である。

惚れた腫れたの色恋感情で気持ちを繋ぎ止められる期間は長くない。年齢や性別、歩んできた人生が全く異なる相手と同じ屋根の下で添い遂げるのであれば、お互いを理解するための時間は必要不可欠である。

人はイライラしていると冷静な判断ができなくなる。普段なら笑って許せることすらも怒りの対象となってしまう。ストレスが溜まれば溜まるほどに些細なことすらもストレスの対象となってしまう。

あれも嫌。

これも嫌。

全てが嫌。

私いつもこんな感じ。

向き合う暇なく目の前から消えられてしまうと「最初は申し訳ない気持ち」が前面にでる。しかし、１人の時間を過ごしながら余計なことを考え始めた後は気持ちに変化がうまれる。

少なからず「言いたいことがあるなら、ハッキリ言ってくれないと解らない」という怒りの感情が湧いてきて、その後は「もう、好きにすればいい」という捨ての感情が出てきてしまう。

脳内に住む１００人の自分。

９９人が謝ろうと思っている状態から８０人, ７０人と割合は少なくなっていき、逆ギレと言っても過言ではない意見が脳内の過半数を占めたとき「帰ってこなくていいよ」と言ってしまう。言ってしまった時点で「帰ってきて欲しい」と願う自分もいるが、感情に身を任せた勢いが勝さってしまう。

さて、ここまでだけ読むと話し合いを放棄して実家に帰ってしまう妻が悪いように聞こえてしまうが、そんなことは微塵も思っていない。むしろ、妻は向き合おうとしていたのに、私が向き合おうという姿勢を示さなかったことが原因なのだと分かっている。

自発的には口を開かない妻に対して会話の間を繋ぐために色々な話を振るし、質問形式での会話もするが子供の話ばかりで妻の近況を問う質問はなかった気がする。

ブログとかそんなん関係なしに、本音で語り合うって何だろうか。

妻が実家に帰ることに対して「１日も早く帰ってきてほしい」と思う自分もいれば「くだらんことでグチャグチャ言うなら、二度と帰って来んな」と思う正反対の自分もいる。

日常生活だって同じで「子育ては本当に大変やから労おう」と思う自分もいれば「仕事だってそれなりに大変やし、少しくらいは労ってくれても」と思う正反対の自分もいる。

物事は１つの側面だけでなく、色々な側面から見るものなので自分の中に色々な考えが入り交じっていて当然なんだと思うし、それら全てが自分の中の本音なんだと思う。

どれを自分の本音として吐き出すかの違いしかないんだと思う。

過去に何度も同じような話し合いの場を設けて向き合ってきたつもりでいたが、状況は何も改善されず実家に帰られてしまうばかり。正直な所、この先良くなるのかどうかはわからないけど、それでも結婚して夫婦になったからには本当の限界を迎えるまではちゃんと向き合おうと思う。

私が妻を怒らせてしまうからいけないというのは分かっているから、ちゃんと素直に「ごめんなさい」できますように。こんなことを書かずとも脳内だけで自分を落ち着かせることができる大人にならなきゃな。

後日、無事？解決しました。