生後4ヶ月を過ぎた下の子は、少し特殊な成長過程を歩んでいる。
- 身体を横向きにできたことがない
- 寝返りなんてできるはずもない
- うつ伏せでいることも好きではない
それなのに『寝返り返り』が得意。
赤ちゃんの成長速度はそれぞれ違うから、全く心配はしていないのだけど…。
『寝返り返りだけができる』のは結構大変(面倒くさい)。
普通は『①寝返り』⇒『②寝返り返り』の順番
赤ちゃんの多くは『①寝返り』ができるようになって、その後『②寝返り返り』を覚える。
寝返りを覚えた瞬間は嬉し過ぎてヤバイ
上の子が生後4ヶ月の頃に初めて寝返りできたとき、言葉にならないくらい嬉しくて、感動して泣いてしまったこと。あまりに嬉しすぎて何度も何度も繰り返し寝返りさせては、何枚も写真を撮ったことを今でも覚えている。
寝返りだけができる期間は大変過ぎてヤバイ
でも、それ以上に覚えているのが『寝返り返りができない期間』のこと。
これが本当にヤバイ。
寝返りができるとはいっても、うつ伏せ状態で床や布団に顔を埋めず耐えられる(首や腕の力で頭を持ち上げていられる)時間は長くない。
目を離した隙に寝返り
↓
うつ伏せ
↓
力尽きて窒息
そんな事故を起こしてしまうことが、怖くて仕方なかった。
寝返り返りを覚えたあとも大変過ぎてヤバイ
寝返り返りができるようになったあとも、相当ヤバかった。
あっちにコロコロ~
こっちにコロコロ~
一時も目が離せないので、寝返り返り防止用クッションなどを使いながら、スキマ時間に家事や用事をこなす生活が続いた。
その後、好き放題部屋の中を転がる赤ちゃんの安全を確保するため、必要な物以外はクローゼットに押し込む。気がつけば、赤ちゃんが日頃生活をするリビングは殆ど何も置いていない部屋になった。ただ純粋に赤ちゃんが怪我なく快適に暮らせる何もない部屋になった。
寝返りできないのに、寝返り返りできる理由
下の子が『寝返り返りできる理由』と『寝返りできない理由』がわかる1本の動画を撮影することに成功した。
見たらわかる、頭重いやつやん!
そう、下の子は頭が大きい。その大きな頭の重さに耐えきれず、寝返り返りができてしまうのである。※決して下の子に対する悪口とかそういうのではない
頭が大きいのはパパ譲り
小学生の頃、加入していた少年野球チーム。遂に試合に出られる!次は自分の打順!となったとき問題は起こった。私の頭が大きすぎて、入るヘルメットがない。
結局、こめかみまでしか守ってくれないヘルメットを着用して、輪っかを締められた孫悟空の痛みを理解しながら、バッターボックスに立った。そして三振した。
記事を書きながら、そんな悲しい記憶を思い出した。
寝返り返りだけできると地味に大変
下の子が初めて、自分の意思で成し遂げた行動は寝返り返り。
だから、何度でも繰り返す。
…うつ伏せにはなれない癖に。
ぐらぐら~ん
ころり~ん
…うつ伏せにしてみよ。
(今回はこっちに倒れてみるぜ!)
ぐらぐら~ん
ころり~ん
寝返り返りのスタート位置であるうつ伏せ状態になれないけど、何度でも寝返り返りがやりたい下の子。長いときは20分くらい、うつ伏せにする簡単なお仕事を続けています。
と、本当に大変なのはここから。
お兄ちゃんがいるからもっと大変
ゆうと、はるとにコロリン教えてあげて。
~1分後~
~更に1分後~
~更に、更に1分後~
って、はると何でお前眠なっとんねん。
自分のペースで成長してくれたらいいからね
寝返りができないのに、寝返り返りはできてしまう下の子だけど「上の子は何ヶ月の頃にできていたのに」という気持ちは微塵もないから、自分のペースで成長してくれたらいいからね。