親戚にコロナ患者がいるだけで?被害者が責められるイカレタ世界

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子どもの入園説明会で「コロナウィルスに感染している”親戚”をもつ子どもが登園します」という告知があった。

 

子どもの感染が確認されたら感染経路を辿ることになり、子どもの親戚がコロナ患者だったことがわかってしまう。知っていながら告知しなかった園は責めの対象になってしまう。

告知した場合、待機児童で溢れた地域だから他の移動先はないけど、子どもの命よりも大切なものは他にないから登園を取りやめる親がいてもおかしくはない。

 

“親戚”という曖昧な表現に不安を感じたのは事実だけど、園側が置かれている立場を考えると可哀相で何も言えなかった。告知しても地獄、告知しなくても地獄。被害者であるはずの園が1番の被害を被る姿は見ていてツラかった。やっと園が決まった親として告知された側もかなりツラかった。

コロナウィルスに過敏過ぎる世論

コロナウィルスは怖いですね。

  • 高齢者の致死率が高い
  • 治療方法が確立されていない
  • 初期症状は風邪に似ている

私たち一般市民が知っている”確定情報”はこれくらいしかありません。

 

他の情報は「ウィルスに詳しい専門家に聞いてみました」とか「〇〇医院の先生に聞いてみました」など専門的な知識をもった人達の話。もちろん、この人達は何も悪くないけど現時点では当たっているかも知れないし、当たっていないかも知れないレベルの話。

 

そんな話を利用して視聴率を稼ぎたいだけのニュース番組やコメンテーターが必要以上に騒ぎ立てるもんだから、コロナウィルスに過敏反応を起こしてしまい、どこもかしこも自粛だらけで私たちの仕事や生活にも大きな影響がでています。

 

ウィルスよりも怖いのは人

コロナウィルスに過敏過ぎると書いてはいますが、コロナウィルスが流行りだしてからは子ども達を公園でしか遊ばせていません。

大切な?お年寄りの命を守るため?には若い世代の自粛が必要不可欠という話なので、子ども達はお休み。元気を持て余した子ども達を家で遊ばせながら人の少ない時間帯を狙って公園に行く。そんな生活です。

 

家の前で遊ばせると「道路族」と呼ばれて軽蔑される時代らしく、公園くらいしか連れて行ける場所はありません。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00010904-bengocom-life

 

生活自体は「家族の自衛」という意味で受け入れているし、子ども達と楽しい時間を過ごしているけど、晩ご飯の買い物などで外に出るとモヤモヤした気持ちになります。子ども達には「自粛しろ」と言いながら、肝心の年寄りは自由に徘徊していて、ダイエーにあるゲームセンターは本当に地獄絵図でした。

地域差があるのかも知れないけど、近所の格安居酒屋はいつ見ても満員御礼。子どもに自粛させときながら親世代は酒を飲みながらどんちゃん騒ぎしています。

 

欲しくても手に入らないマスクを着用していない人や花粉症で咳をする人に対して圧力をかける人。混乱に乗じて転売で一儲けを企む人。ウィルスをまき散らして死んでいく人。コロナウィルス関連の記事よりも目をひくのは人の闇ばかり。

 

ウィルスよりも他人の方が遙かに怖くて、信用するに値しない生き物だなと。

 

4月からの登園どうしよう…

上の子は園からのお願いもあって自主的なお休みから春休みに突入。1年かけてやっと慣れてきてくれたのに、1ヶ月以上も空いての登園に不安がないわけではない。下の子は当たり前のように一次に落ちて、二次で小規模保育に入れることが決まってホッとしていたのに予期せぬ告知。

 

あぁ、いつまでたっても親の悩みは尽きない…。