過去2度に渡り、パパが育児を体験して知る事の大切さを伝えてきた。
1回目の育児検証
『育児疲れで晩ご飯が作れない』って妻が言うから実際に検証してみた
2回目の育児検証
体験する度に折れそうになる心を支えてくれていたのは、先輩パパ・ママから送られる「月齢が進めば、少し楽になるよ」という言葉。その言葉があったから生後8ヶ月まで頑張って来られたと言っても、過言では無い。
ウソやないか!!ウソ!!ウソ!!
赤ちゃんが8ヶ月になっても、育児は全然楽にならへんやないか!!
夜泣きで全然寝ないし!!
離乳食好き嫌いしてベーするし!!
泣き出したら止まらへんし!!
パパの顔は常にオモチャやし!!
眼鏡はオモチャちゃうねん!!
という訳で、3ヶ月続いた仕事の大炎上が少し落ち着いたので、有給を使って3日間(72時間)ベーーーッタリ赤ちゃんと遊んで来ました。8ヶ月の赤ちゃんを持つ悩めるパパ・ママに「それくらい大変なのが、普通!」という事を伝えて「普通なら仕方無い、頑張ろう!」となってくれる様に記事に残します。
8ヶ月目前で始まった夜泣き
赤ちゃんが昼夜問わず2時間以上続けては寝てくれ無いという話をする度に「月齢が進めば続けて寝る様になる」と言われてきたので『6ヶ月になれば…、7ヶ月になれば…、8ヶ月になれば…、そろそろ3時間くらい続けて寝てくれる?』という淡い期待を抱きながら日々の生活を送ってきました。
結果、8ヶ月を目前にして『連続睡眠2時間→1時間にグレードアップ』しました。
夜泣きの定義は解りませんが、1時間以内に「ふぇぇ~」と泣き始め、放置すると火が着いた様に号泣。夜泣きには見てみないフリが効果有りという情報を仕入れていたので、1度だけ2~3分放置してみましたがギャン泣き+咽せ始めたので放置は断念しました。
落ち着かせた後に授乳すればスっと眠りについてはくれる物の、流石に1時間置きに起きられるとロクな睡眠を取る事が出来ず、パパは昼前の職場で既に眠い=授乳しているママの負担は相当な物…。
離乳食の好き嫌いが顕著に…
いつからかバンボに座れば離乳食 or おやつを食べるのが当たり前になった息子。何でも美味しそうにモグモグ食べてくれていたので離乳食のアレルギーにだけ気を使って色々な食材をあげていると真っ先に問題となったのは『自らの首ごと千切ってやらんとばかりに、スタイを引っ張り回す問題』。
布のスタイ
↓
シリコンタイプのスタイ
↓
着せるタイプのスタイ
着せるタイプのスタイを使う様になってから、スタイ遊びはしなくなってやっと少し落ち着いたと思ったら、嫌いな物は唇を尖らせながら「ボクは食べない」アピール。赤ちゃんの成長としてだけ見れば至極嬉しいことだが、離乳食をあげる側としてはたまったモンじゃ無い。
一瞬も目を離せない機動力
ずり這い、ハイハイ、掴まり立ち3つの技を習得した赤ちゃんの機動力はマジでえげつない。
「大人しくメリーで遊んでる」と思っていた次の瞬間、テレビ台に捕まろうとして転んで泣いてたり、ジョイントマットの端を剥がしてカジってると思っていた次の瞬間、パパの足に噛みついてたり。酷いときにはパソコン机下の配線をターゲットにして突撃→テーブルの角と喧嘩して負けるなんて事も。
これら含め3日の間に何度見た光景か解らないが、少なくとも子供が1人で遊んでいる間に少し自分の時間を…、なんて事をする余裕は無かった。
眼鏡への熱い思い
赤ちゃんから距離を置くでも無く、無印のダメになるクッションにパパが寝そべると『新しいオモチャが地面に落ちてきた』と思うらしく…。
パパのふくらはぎ辺りを鷲掴みにしながら掴まり立ち。その後、パパが支えてくれているまで「わーわー」言った後、登パパ開始。何度も転げ落ちそうになりながら、パパの腕に強烈な負荷を与えながら登った先にある『眼鏡』をもみくちゃにしてレンズは常に白く濁る。
眼鏡への熱い思いはそれだけに止まらず、3日目の最終日に訪れた四条畷イオンでは半強制的に自分用ダテ眼鏡を購入させる程であった。
休まることの無い3日間
トイレ以外の殆どを赤ちゃんと過ごした3日間、今ある思いは2つ。
1つめは『いつも、1人で面倒見ててくれてありがとう』という妻への感謝。睡眠もロクに取れない状況にも関わらず、それでも毎日笑顔で育児してて本当に凄いなと思った。
2つめは『赤ちゃんの成長は、本当に一瞬』という事。何かの気の迷いで違う物に目線を向けてしまったが最後、今この時の息子は2度と抱く事が出来ないし、2度と一緒に遊ぶ事は出来居ない。
必死に平日の朝を有効活用して、息子と遊べる時間を増やしてはいる物の仕事を理由に中々時間を作れない日もある。全てを完璧には無理やけど、出来る限り可能な範囲で、これからも今の息子と共有出来る時間を増やして行きたいと思う。
仕事が忙しいを理由に、家族や子育てと向き合わないのは甘えと知った
生後8ヶ月の赤ちゃんも変わらず可愛い
過去3回の育児体験において『続けて寝てくれない』という問題は解決していない物の、生後2ヶ月半、4ヶ月半と育児体験をした時は『精神的な疲れ』がその殆どを占めていた。しかしながら、生後8ヶ月になった今感じたのは『肉体的な疲れ』が殆ど。
本人が眠い時以外は常に「遊べ!遊べ!」の一辺倒。これは非常に大変やけど『可愛い我が子から言い寄られて、嫌な気がする親など居ない』ので容易に受け入れる事が出来た。当然、遊んでいる最中に『大変』なんて思うことは1度も無かったが、全てが終わった3日目の夜、体は正直というより他無いが、息子の寝かしつけと時を同じくして事切れた様に意識を失った。
(そして1時間後に起こされた)
育児は体力勝負
卒乳するまでは、気分転換に妻を1人にしてあげるという事は出来ないが、休日に息子を連れて公園や買い物に出掛けるなど色々工夫をして、少しでも妻がゆっくり出来る時間を作ってあげられたら良いと思う。
当然、今の状態では『赤ちゃんの全力に1人で耐えるだけの体力が無い』というのが本音なので、まずは毎日歩く所から始めてみようと思う。
最後に、記事内では『わーわー』言っているが3日間赤ちゃんとベッタリ過ごした感想は『息子、可愛い』だけである。これからは安定して土日休めますよーに。