ハイハイの練習って何をして良いか解りませんよね。
ウチの赤ちゃんはハイハイと同時期に掴まり立ちを覚えてしまったので、掴まり立ちの方が楽しい→ハイハイは殆どしない赤ちゃんでした。不安になって【ハイハイをしない影響】などを調べると、親としては見たく無い情報が沢山…。
どれだけ親が心配すれど、朝起きたら爆速ハイハイ赤ちゃんに進化している訳も無く、あくまでも赤ちゃんの個性として見守って来ましたが『ある事をキッカケに、爆速ハイハイ赤ちゃんになっていた』ので、一例として紹介します。
ハイハイはいつから出来た?
赤ちゃんのハイハイはいつから?で詳しく書きましたが、赤ちゃんがハイハイしやすい環境を作る為、ジョイントマットの大判を部屋中に敷き詰めて環境を作り、座る→ずりばいの反復練習を繰り返した結果、生後約8ヶ月でハイハイを覚えました。
ハイハイをしない事による影響
ここに記載している事は『あくまでも、一般的に言われている情報』です。※する・しないに関わらず、赤ちゃんの行動全てを個性として受け入れてあげて下さい。
転びやすい子どもになる可能性
赤ちゃんの頃にハイハイをしなくても、運動神経の発達には影響が無いと言われています。しかしながら、ハイハイをしなかった赤ちゃんは転びやすい子どもになるという報告が多数見受けられるのも事実です。
- 腕の力
- バランス感覚
- 反射神経
その他、ハイハイをする事で赤ちゃんが学べる事は多くあり、それらの経験をあまり得られなかった事が、転びやすいに結びついている様です。
腰痛やO脚になりやすい?
あまり運動をしてこなかった赤ちゃんは、大人になった時に腰痛が出やすくなる。早く立って歩いた赤ちゃんほど将来O脚になる人が多いという報告もあります。その他、色々な因果関係が合わさった物だと思いますが『親としては気になる物』ばかりです。
ハイハイをしない理由
ハイハイ出来るのに、ハイハイしない赤ちゃん。理由として考えられるのが『ハイハイしなくて良い環境で生活している』という物。
お世辞にも広いとは言えない赤ちゃんの部屋、そのスペースに所狭しと並べられた赤ちゃんの知育玩具、今では肩身の狭いバンボ、凄く安く買えた歩行器などなど。そんな場所で生活する赤ちゃんは、ハイハイしなくても自分が欲しい物を手に口にする事が出来てしまいます。
そんな状況を改善してあげたいと思っても、部屋を大きく作り替えられる訳も無く…。苦肉の策として思い付いたのが、土に触れさせたいという思いも同時に叶えられる『芝生のある公園』でした。
赤ちゃんの芝生デビュー
初めての芝生はチクチクして、怖かったのでしょう。芝生の上に置いた瞬間から不安に顔を曇らせた次の瞬間には泣いていました。
当然、「抱っこ~」と手を広げる訳ですが『ここで甘やかしてはダメ』と自分に言い聞かせて、妻と2人で動向を見守りました。(※爆笑してたのは内緒)
ハイハイの練習スタート
恐る恐る芝生に手を付いてはサッと手を引いて泣くを5分くらい繰り返した頃、動きに変化が生まれました。手を付き、身体を捻り、その姿はまさにハイハイのポーズ。
このチャンスを逃すまいと立ち上がり、少し離れた場所から「ゆうと君」コールを繰り返すパパ、無視され続けるパパを見て笑うママ。今にも泣きそうな息子。
気が付けばハイハイしまくり!
『全く前を見てハイハイしない』という部分が凄く気になりますが、とにかく一心不乱に芝生の上をハイハイしまくる息子。※映り込み等で、最高速度のハイハイはお蔵入り。
動画の音声を無理矢理削除した程に、パパは今まで見た事が無い息子の姿を見て、大爆笑していました。笑
可能性を与えることの大切さ
今回、芝生の上でハイハイの練習をさせてみて思ったのは『環境に応じて人は成長する』=『環境を整えてあげれば、ハイハイする可能性がある』という事。
『本能』という便利な言葉で片付けるのは簡単ですが、本能を目覚めさせるキッカケを与えてあげる必要があります。大きくなれば周りの友人、学校の先生、その他多くの人がキッカケを与えてくれますが、殆どの時間を家で過ごす赤ちゃんに対してキッカケを与えてあげられるのはパパとママだけ。
「ハイハイやって!」→「何で出来ないの!」では無く、赤ちゃんの部屋作りからハイハイの練習、その他思い付く限りの全てを試してあげる事。即ち、可能性を与えてあげる事が大切。
芝生でハイハイする楽しさを覚えてからという物、所狭しと部屋中をハイハイする息子。机に手を打って激おこ、前を見ないので壁と喧嘩、その他色々やんちゃしてくれていますが、多くの事を出来る様に成長する赤ちゃんを見るのは、親として何よりも嬉しい事です。
後書き
関西権に住む人で「近所に広い芝生なんて無い」という人は、私達家族が訪れた奈良県にある信貴山のどか村を利用してみて下さい。普通の公園とは違い、大人600円の入園料を払ってでも入りたい人=心ない人が少ないので、赤ちゃんを心ゆくまで芝生で遊ばせてあげる事が出来るので本当にオススメします。
あっ、息子の名誉の為に1つだけ言わせて下さい。
『動画では後頭部が禿げて見えますが、実際はそんなに禿げてないですから!』
最後に。
今現在、ブログの大幅リニューアルを目指して作業をしている為、記事の更新頻度が低くなっています。育児疲れ記事から半年以上が経過、流石に三十路ブログもマンネリ状態なので、最終的にどの様な形になるかは未定ですが、6月中目標に終わらせられればなと思います。(※5月中と言えない辺りが三十路クオリティ)
[ninki]赤ちゃんと言葉/ママの話しかけが生んだ成長の証
[osusume]赤ちゃんのストローはいつから?ウチの子はこの練習方法で一発習得