生後2ヶ月の赤ちゃんを育てているママから「赤ちゃんのおもちゃを消毒する方法を教えて下さい」というメッセージを戴きました。丁度1年前の自分も『赤ちゃんは何でも口に入れるから、ちゃんと消毒した方が良いのでは?』とか『どうやって消毒するの?』なんて事を調べて居たので、我が家で実践している方法を紹介します。
消毒する方法はおもちゃの種類によって異なる
消毒という観点でおもちゃを大別すると『洗えるおもちゃ』と『洗えないおもちゃ』に分けることが出来ます。それぞれで消毒する方法は異なりますので、手元にあるおもちゃの種類に応じて適した消毒方法を試してみて下さい。
洗えるおもちゃを消毒する方法
洗えるおもちゃの一例
赤ちゃんのおもちゃは洗える素材・構造になっている物が多く発売されています。
- 歯固め用のおもちゃ
- 布や紐のおもちゃ
- ぬいぐるみ・人形等
その他、何でも口に入れてしまう月齢の赤ちゃんを対象年齢としたおもちゃの多くは『手洗い可能』な物が多いです。
おもちゃを洗う時は手洗い厳守
洗濯機でおもちゃを洗うと『おもちゃの形が崩れたり、紐が解れたり』する可能性が高くなります。赤ちゃんの安全を考えて作られたおもちゃであっても、1つの解れから事故に繋がる可能性があるので、小さな赤ちゃんが遊ぶおもちゃは手洗い厳守です。
ミルトンで漬け置き消毒
哺乳びんやマグなどと一緒におもちゃを漬け置き消毒するのもひとつの方法です。ミルトンで漬け置き消毒できるもの・できない物は以下の通りです。
■使用できるもの
- 陶器
- ガラス
- プラスチック製品
- ゴム(※天然ゴムは劣化が早まる可能性あり)
- プラスチック製のおもちゃ
■使用に適さないもの
- ステンレスを含む金属製品
- メラミン樹脂
- フェノール樹脂
- ポリウレタン
参照:ミルトン公式Q&Aページ
洗えないおもちゃを消毒する方法
洗えないおもちゃの一例
素材が原因で洗えないおもちゃは勿論、厳密に言えば洗えない訳では無いけど、洗って干してを考えると事実上洗えない。というおもちゃも多々あります。
- ベビージム
- メリー
- 押すと鳴る機械式のおもちゃ
- 紙のおもちゃ(絵本等)
月齢が進めば進むほどに、洗えないおもちゃは増えてきます。
ノンアルコールの除菌シート
子育て用品を取り扱っているメーカーであれば、ある程度安心して使うことが出来るという持論に基づいて、除菌シートはピジョンの除菌ナップ製品を愛用していました。おもちゃの消毒以外にも食事前に手の消毒などでも非常に重宝します。
※プライム会員以外は送料がかかるので近所の薬局へどうぞ。
自然由来の除菌スプレー
ドーバー:パストリーゼ77は食品の除菌にも使える除菌スプレーなので、赤ちゃんが居ても安心して使うことが出来ます。部屋用とは別に玄関先に置くなどして、ベビーカーやチャイルドシートにサっと一吹きするだけで除菌することが出来るので、オススメです。お値段も安価なのが良い。
神経質にはなり過ぎるのはダメ
生後6ヶ月頃までは抵抗力が低いので除菌は必要です。しかしながら、親として除菌が当たり前になってしまうと、赤ちゃんの月齢が進み物を口に入れて確認する時期が訪れた時に「何でも除菌!」なんて言っていたら、精神的に保たなくなってしまいます。
月齢の低い赤ちゃんが道ばたに落ちている石を拾って口に入れるという状況にはなりません。「汚いから、何にも口に入れるな!」は赤ちゃんの成長の妨げになりかねないので、身の回りのおもちゃなどを最低限除菌してあげるくらいの軽い気持ちで、後は子どもの成長に応じて柔軟に対応してあげてください。
赤ちゃんが成長すれば必然的に程々になる
1歳になった今では『お風呂におもちゃを持ち込んで手洗い(月2~3回)』になりました。勿論、食事に関わる物や場所は毎回除菌シートで拭き取る様にしていますが、ハイハイを覚えて歩ける様になると何でも拾って口に入れるのである意味、諦めの境地に達しました。
唯一、仕事から帰ると子どもと遊ぶ前に手洗いする癖付いたので、大人の除菌は今でも欠かさずやっています。家の中にある菌に気を使う事は大切ですが、どちらかと言えば大人が持ち帰る菌に気を使ってあげて下さい。