料理中、子供にテレビを見せてもいいんだよ

乳幼児期の頃はミルクの時間、ねんねの時間に合わせて料理することで、子供から殆ど離れることなく過ごせましたが、1歳を過ぎると綺麗事ばかりでは生活が回りません。

そのため、我が家では『ひとり遊び』を促したあと、それでもグズグズ言うようなら『テレビ』を見せるようにしています。

まずは「ひとり遊び」を促す

料理を始める前には必ず『ひとり遊びできるもの』を探します。

  • ひとりで遊べるもの
  • 興味を持ってくれるもの
  • 当日まだ遊んでいないもの
  • リビングで遊べるもの
  • 危険が伴わないもの

ひとり遊びを促すアイテム

雑誌と付録を別の日に渡すなどの工夫でアイテム数を増やすことができます。

ひとり遊びを促す方法

ひとり遊びを促す方法

ひとり遊びを促す方法は4つ。

  • 事実を伝える
  • おだてる
  • 話を逸らす
  • 遠くから一緒に遊ぶ

料理するからと伝える

三十路さん
ちょっと、ご飯作ってくるからおもちゃで遊んでてねぇ。
ゆうと君
ブーブーで「待ってよぉ」しよ!こっちきてね!
三十路さん
でもご飯作らないとお腹空いたなるよ?
ゆうと君
ちゃんとおっちんしてね!

褒めてその気にさせる

三十路さん
あんぱんまん、上手にかきかきできるかなぁ?
ゆうと君
!?
三十路さん
(チャンス!)ここにアンパンマンのぬりえとかきかき置いとくね。上手してね!
ゆうと君
パパがして!ここにど~ぞ~!

話を逸らしながら離れる

三十路さん
ちょっとご飯してくるからねぇ。待っててねぇ。
ゆうと君
パパ!
三十路さん
今日のご飯は何にしようかなぁ?ハンバーグかなぁ?つるつるかなぁ?
ゆうと君
ててと!

キッチン越しに一緒に遊ぶ

三十路さん
上手できたかなぁ?
ゆうと君
みてみて!上手したよ!
三十路さん
うわぁ!すごぉいねぇ!もう1回やってぇ!(殆ど見えてない)
ゆうと君
まっててねぇ!

週の半分以上はひとり遊びしてくれる

料理するママ

上の子には『料理するから一緒に遊べない』ではなく『料理するから近くでは一緒に遊べない』と教えました。

料理している最中も相手して貰えることを知っているので、週の半分以上(実際には7割程度)は上手にひとり遊びしてくれています。

っとまぁ、残りの3割で起こるグズグズが強烈過ぎて、ひとり遊びしてくれている姿はあまり印象に残らないんですけどね…。

それでもダメなら「テレビ」を見せる

眠たかったり、機嫌が悪かったり、何をしてもダメなときはダメ。

そんなときは割り切って『テレビ』を見せるようにしています。

地上波に流れる番組で小さな子供が興味を示すものは殆どないので、AmazonのFire TV Stickを使ってトーマスやYOUTUBE(アンパンマン、乗り物系)、子供用雑誌の付録DvD、いないいないばあっ!のDVDなどを見せています。

オススメいないいないばあっ!の最新DVD:かんぱーい!!が待ち遠しい

子供にテレビは悪いこと?

『子供にテレビを見せる行為は無条件で悪』みたいなことを言う人もいますが、私はそうは思いません。

自分のために「ゆっくりしたいから」とテレビに子守りさせているわけではない。

子供のために「料理しないといけないから」とテレビで大人しく遊んでてもらう。

何も悪いことじゃありません。

料理中にテレビを見せてもいいんだよ

料理中にテレビを見せてもいいんだよ

この記事は「料理中、子供にテレビを見せていることに罪悪感を感じる」という相談をくれた方に向けて書きました。

二児の父親が書いた子育てブログの意見には何の効力もないかも知れませんが…。

普段から全力で子供と接している人だからこそ、料理中の子供のことまで考えることができています。普段から適当に子供と接している人はそんなことにまで気が回りません。

何も心配しなくて大丈夫。

子供を想うアナタの気持ちは、ちゃんと伝わっています。

子供が大きくなれば解決する

妻が料理するときは未だに抵抗があるみたいですが、私が料理するときは2歳5ヶ月の上の子に『何かしらを手伝ってもらう』ようにしています。

例えば、短冊切りしたジャガイモと小麦粉、塩少々を入れたビニール袋の口を固く結んで「ちょっとパパ忙しいから、雄斗くんシャカシャカしてくれる?」と子供に渡したりします。※揚げればポテトだよ

料理を運んでもらって何度か痛い目(途中でこぼす)をみたので、お箸や取り皿を1つずつ、何往復もしてもらう形で渡したりもします。

  • 子供は自分も参加できて嬉しい。
  • 大人は少し静かに料理ができる。

親子揃って気持ち良く料理の時間を過ごせるなら、それが自分の家庭にとっての正解です。無理に背伸びせず、できる範囲の中で最良を見つけてくださいね。