『二人目の出産、入院中に上の子が心配』を事前に解消してみた

二人目の出産_上の子が心配

二人目の出産予定日まで残り1ヶ月。

出産は命がけだと理解していながら、今一番心配なのは”出産後の入院中に、上の子は大丈夫か?”だとママは言いました。

そんな出産時のママの心配事を解消するべく、パパと上の子だけで過ごす練習として”出産入院中の予行演習”をしてきました。

出産入院中の予行演習日は”普通”に過ごす

パパと上の子だけで過ごすというシチュエーションは滅多にあるものではありませんが、だからと言って”特別な日”にしてはいけません。

”普通”に過ごさなければいけない理由

遅かれ早かれ必ずやってくるママの出産日は、上の子にとっては普通の1日。違うことがあるとすれば、そこにママがいないだけ。

朝から上の子を連れて遠くに出かけ、ご飯は外食で済ませる。そんな上の子が喜ぶことだけを並べた”特別な1日”を過ごすことは簡単だけど、ママの入院期間中、毎日続けることは不可能。

だから、予行演習は”普通”の1日を過ごさなければ意味がありません。

上の子とパパが過ごした普通の1日

予行演習は、寝ぼすけなパパを2歳の息子が起こす所から始まった。

朝ご飯を家族三人で食べた後、ママを実家に送り届け、上の子と二人だけで過ごす二泊三日の1日目。

二人で朝の時間を一緒に過ごす

子ども服を買いにバースデイ

1歳の頃に上の子が着ていた服はどれも小さくなっていて、急遽秋服の服を買いに行くことになった。

子ども服を買いに来たはずのバースデイで、大好きな救急車を見つけてしまった上の子に言われるがまま、救急車のおもちゃを買ったりしながら、カーディガンと長袖のシャツ、長ズボンを買った。

オムツを買いに西松屋

家に帰る少し前、ママから「オムツがほとんど残ってないと思う」というLINEが来たので、西松屋に寄り道。

普通のオムツ、トレパン、お尻ふきなどを買って帰っただけなのに、気がつけばパパのお財布からは1万円札はなくなっていた。

二人でお昼の時間を一緒に過ごす

お昼ご飯を作って食べさせる

お昼ご飯は冷蔵庫にあった食材で、チャーハンと卵スープを作って一緒に食べた。

上の子は何を食べても「パパ、おいしいね!」って言ってくれるから幸せな気持ちでいっぱいになった。

お昼寝させるつもりが先に寝る

お昼寝させるつもりで寝室に行ったのに、バースデイで買った救急車のおもちゃからは30分以上もサイレンの音が鳴り続いていた。

結果、寝かしつけのつもりが先に寝てしまったけど、起きたときには上の子も一緒になって寝ていたのでセーフ。

二人で夜の時間を一緒に過ごす

晩ご飯の買い出しにスーパーマーケット

「買い物カートには乗りたくない!買い物カゴは自分が持つ!手は繋がない!」という上のこの主張に手を焼いた。

三十路さん
晩ご飯、何食べたい?
ゆうと君
ハンガーグ!(ハンバーグの意味)
三十路さん
じゃあ、ハンバーグのお肉取りに行こう!

はい、今日は鶏ミンチ使って作るからカゴに入れて。

ゆうと君
ちーで、テテト!(違う、ポテトが食べたいの意味)
三十路さん
…じゃあ、野菜売り場まで戻ろ。

でも、お肉は入れといて。

ゆうと君
ない!(カゴには入れてあげないの意味)
三十路さん
ケチかよ!入れてくれてもええやんけ!

そんなやり取りをしていると目につくのか、ニコニコ笑顔のお婆ちゃんに声をかけられたりしながら、子供用の小さなカゴに入りきる材料だけを買って帰った。

子供の相手をしながら晩ご飯作り

まな板でタマネギを切っていると「トントン!」と言ってベビーゲージに寄ってきたり、卵を混ぜていると「まぜまぜは?」と言ってベビーゲージから身を乗り出してくるから大変。

ノラリクラリと上の子の要求を交わしながら、鶏ミンチの照り焼きハンバーグ、ジャガイモとにんじんとウィンナーを使ったポテトサラダ、カニカマ入りの卵焼き、豆腐とわかめの味噌汁を作ったのだが、これは何もしんどいことではない。

料理の最中、適当な受け答えや聞こえないフリをすると大声で泣いたマネをし始めることが、精神的に一番キツかった。

「おいしいね!」と言い合いながら晩ご飯

自分が食べたいと言った”ハンバーグ”と”ポテト”の両方が並んだ食卓を見て、上の子のテンションは急上昇。

終始「おいしいか?」「おいしいね」と言い合いながら、笑顔で晩ご飯の時間を過ごした。

食後にデザートのバニラヨーグルトを食べておしまい。

お風呂に入って寝かしつけ

ほとんど毎日欠かさず、お風呂に入れて寝かしつけてをしているから余裕だった。

毎日の積み重ねは大切。絶対。

昔はあんなにも大変だったのに…。と上の子が1歳の頃を少し思い返しながら、幸せな気持ちで布団に入った。

ホント子供の成長には助けられっぱなし。

本当に大変なのは子育て以外のこと

他の誰でもない自分の子供。二人っきりで過ごす生活は何も大変じゃなかった。

それよりも、家のことが大変。

キッチンの流しの網はどこ?

キッチンの流しに付けている使い捨ての網ってどこにあるの?先週まではキッチン下の引き出しに入ってたのに…。

ママにLINEで聞いた。

食洗用の洗剤はどこ?

食洗用の洗剤が空っぽ…。詰め替え用を買ってるはずなのにどこを探しても見つからない…。

ママにLINEで聞いた。

子供用の柔軟剤はどれ?

ママのこだわりで大人、子供で使い分けている柔軟剤。えっ?どっち使うの?っていうか、洗濯機の回し方どうやったけ?

ママに電話で聞いた。

二人目出産の心配を事前に解消して良かったこと

家のことをもっと知ろうと思えた

今回は生活用品の場所がわからない程度で済んだけど、入院中に上の子が熱を出して病院にいかないといけないのに、保険証の場所がわからない。

そんなことを考えると、嫌でも”家のことをもっと共有し合おう”と思えるようになった。

上の子が生まれたからの二年に自信が持てた

頭の片隅にあった「朝から晩までママが家にいないという状態になると、上の子は不安で泣き出すかも知れない」という不安はどこへやら。泣くでも、騒ぐでもなく、いつも通りの生活を送ってくれた。

ママがいなくても(1日なら)平気なくらいまで成長してくれていた。

これが1週間、10日続くとどうなるかはわからないけど”積極的に子育てに参加してきたパパの二年は間違いじゃなかった”少しだけ自身を持つことができた。

二人目が生まれる前に絶対試した方がいい

二人目を生むからには避けては通れない”出産後の妊娠期間問題”

『上の子が心配』という気持ちを少しでも軽くするためにも、パパと上の子だけで過ごす時間がどのような物になるのか。ちゃんと試した方がいい。

上の子と二人で過ごしてみた感想

まだ初日を終えたばかりですが、上の子と二人で過ごした感想は”余裕”です。自然分娩からの1週間入院程度なら、全然大丈夫だと確信しました。

生後2ヶ月の頃は、半日二人で過ごしただけで泣き言いってたのに…。

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二歳を過ぎた今では当日夜にこうやってブログを書けるくらい余裕があるとは思わなかった。

まぁ、入院中のママの心配事を取り除くための行動なので、嘘でも「余裕やった!大丈夫!任せろ!」と言うしかないんですけどね。

因みに、パパはママがいないから寂しい。

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