「誰のために子育てをしていますか?」と聞かれたら、アナタは何と答えますか?
誰もが「その通り」と賛同してくれる1つの答えなどあるわけがないので、その答えが「正しいか?正しくないか?」は子どもの笑顔で判断することになります。
子どもの笑顔を作ってあげられているのであれば、何と答えても正解です。逆に、子どもの笑顔を作ってあげられていないのであれば、何と答えても不正解です。
最近は子どもを叱ってばかりで自責の念が強すぎて、そんなことを言っても状況は何も好転しないのに、SNSで「子どもとの接し方がわからない」と泣き言をいってしまう始末。
反省と併せて、前向きに子育てを続ける方法を探していきたい。そんな記事です。
最近は子育てが全くうまくいかない
最近は3歳になった上の子との接し方がわかりません。先日も泣き言を書きました。
泣き言を書いても何かが好転するわけもなくて、今朝、退院してきた下の子に初めてプレゼントしたおもちゃを「自分も遊びたい」と奪い取ろうとする姿を見て、叱りました。
本当に全くうまくいきません。
そしてまた、自己嫌悪です。
前向きに子育てを続けていくことを目的に書いているので、子ども達(0歳と3歳)の体調不良に起因する、数々の出来事を理由に「疲れてるから、ストレスが貯まってるから」と言い訳する気はありません。
ただただ、上の子の泣き顔を作ってしまう機会が増えている事実を変えたいと思っています。
誰のために子育てしているんだろう?
「誰のため?」で考えられる答えは3つあります。
- 子どものため
- 自分のため
- 旦那・妻のため
子どものため?
最も綺麗な答えは「子どものため」なのかも知れません。
子どもが嬉しそうにしている姿が見たくて、おもちゃを買いあたえたり。楽しそうに遊ぶ姿が見たくて、公園に連れて行ったり。
私の行動にも、そんな側面はあります。
自分のため?
必死になって子育てしている自分の姿が好き。そんな人も少なからず存在します。
結果的に子どもが嬉しい、楽しいと感じて笑顔になるのであれば、何も間違ったことではありません。
子育てブログなんて書いていると「そんな側面があるんじゃないの?」と勘ぐられるときもあります。
旦那・妻のため?
最も他人に理解されない答えは「旦那・妻のため」なのかも知れません。
子どものために頑張っている姿を旦那・妻に見て貰うことで、自分を良く思って欲しい。言うなれば夫婦関係、家族関係を維持していくために、子育てをしている。
何度も「妻のために」と書いてきた私にとっては、非常に耳の痛い話です。
目的を複数持つことの弱さと脆さ
私は「妻のため」に子育てしているという意識が強いです。
- 子どものため:40%
- 自分のため :10%
- 妻のため :50%
あくまでも意識的な割合ですが、私の頭の中には「少しでも妻の負担を減らしてあげたい、妻に良く思って欲しい」という気持ちがあります。
子育てを初めて3年で、やっと気付くことができました。
「子ども以外のために」は行動理由として、とても弱いです。思う通りに事が運ばなくなったとき、とても脆いです。
片方からの反応が薄いと全てが台無し
例えば、子どもと2人で公園に行く理由は2つあります。
- 子どもと一緒に遊んで楽しませてあげたい
- ほんの少しでも妻をゆっくりさせてあげたい
公園で楽しそうに遊んでいる子どもを見て大満足して帰ったとしても、帰宅後に妻の機嫌が優れないと、公園に連れ出したこと自体、全てが失敗。みたいな気持ちになります。
たったの数時間~半日程度、子どもから離れられたからと言って「元気満タン!機嫌最高潮!何でも来い!」なんてなるハズがないんです。子どもが居ない間に部屋の片付けができて、少しだけ気持ち良くなった。もちろん、片付けした分だけ疲れがたまった。くらいが関の山なんです。
うまくいかない状況にハマると、頭ではわかっているのに、まともな発想ができなくなってしまうんです。
うまくいかないときこそ目的を絞る
子どもを楽しませることだけを目的にしていれば、大成功で終わることができたハズなのに、目的を複数持ってしまうことで、失敗だと感じる機会は多くなります。
結果、自分の行動に対する自信がなくなっていきます。
うまくいかないときは「あれもダメ、これもダメ」となってしまいがちですが、ダメなときこそ、目的を1つに絞り込んで、1つのうまくいくを作るべきです。
書いたことも忘れていましたが、大昔にそんなことを自分で書いていました。
我ながら、やりおります。
「うまくいかない」は「うまくいく」の準備期間
いつでもニコニコ、心穏やかに子どもと接することができる親なんて存在しません。
- 夜泣きが…
- ミルクや離乳食が…
- 言葉の発達が…
- イヤイヤ期で…
- 待機児童に…
- 勉強が苦手で…etc
子どもの成長に応じて、必ず何かしらの悩みや不満、イライラを抱えて生活しています。
喉元を過ぎれば「夜泣きなんて可愛いもの」と思えるかも知れないけど、リアルタイムで悩んでいる人にとっては、とてつもなく大きな悩み。
子育てに対する苦悩の大きさなんて、自分にしかわからないんです。
必死になって「うまくいかない」と向き合った結果、それらのことは「うまくいく」ようになった。そうやって子どもと一緒に成長してきた。
いま抱える「うまくいかない」を乗り越えれば、きっと「うまくいく」が待っている。
いつも元気に前向きになんてできないけど、1日が終わるそのときには「明日こそ頑張ろう」と思えるようにしたい。必死に頑張って、それでもムリなら、また次の日頑張れば良い。
明日こそ、子どもを笑顔にしてやるぞ!
明日は土曜日、朝から晩まで子どもと過ごすことができる、貴重な1日。
空が晴れたら、待望のメダカ捕りに連れてってあげよう。
雨が降ったら、子どもの気が済むまでおもちゃで遊んであげよう。
志むなしく、お昼前には「ダメだ、私にはやっぱりムリだ」ってなってしまったら、そのときは、また次の日に頑張ろう。それでもダメなら次の日、それでもダメなら次の日。
親に向き合う気持ちがあり続ける限り、いつかきっとうまくいく。