『苦手な子育て』子どもが3歳になって露呈した得手不得手

「子どもと過ごす時間は、いつも笑顔で幸せ一杯」なんてことがあるわけもなくて、子どもが大きくなるにつれてイライラする機会が多くなってきた。

子どもが3歳になった頃から「子どもと〇〇するのは苦手だな」と思う機会が多くなった。

子どもと2人っきりのときは苦手なんてない

子どもとお出かけ

休日は意図して子どもと2人で過ごす時間を作るようにしているので、短くても1日2時間~3時間、長ければ朝から晩まで3歳の子どもと過ごす。

  • ご飯
  • 買い物
  • 遊び
  • 着替え
  • 寝かしつけ
  • お風呂

何をするのも「〇〇は苦手」と思うことはない。

短時間だからこそ「何で?どうして?」と「いや!」を繰り返す子どもにイライラすることもなくて、最初から最後まで笑顔で過ごすことができる。※体力の低下に伴って少しずつ元気はなくなっていくけど

平日に朝から晩まで子どもと一緒に過ごすママから見れば「たったの数時間」かも知れないけど、パパにとっては子どもと過ごす貴重な時間であり、ママを1人にしてあげられる貴重な時間。

子どもと2人っきりのときは『パパしかいない』状況。パパからすれば自分が頑張るしかない、子どもからすればパパに甘えるしかない。そんな状況。

パパと子どもの向き先が完全に一致しているので、肩透かしを食らうこともなく、気持ち良く子育てすることができる。

子どもに選択肢があると途端に苦手になる

苦手

『パパとママがいる状況』になると大きく勝手が違ってくる。パパからすれば自分が頑張らなくてもママがいる、子どもからすればパパでもママでも好きな方に甘えられる。そんな状況。

気分屋さんな子どもにイライラ

良い悪いは別にして、3年も子育てしていると「お出かけの用意はママがする」や「休日のご飯はパパが作る」など、誰が指示したわけでもないのに、何となく役割分担が決まっている。

しかしながら、それらは全て子どもには関係のないこと。

三十路さん
パンツはいて!
ゆうと君
いやや!ママが良い!
ズボンはいて!
ゆうと君
いやや!パパが良い!

着替え、食事、お風呂、その他色々なシーンで1日と違わず、毎日行われるやり取りなのでイライラしたくはないのに、我慢できないときがあります。

突然の肩透かしにイライラ

気分屋さんな子どもを上手にのせて「後1歩でゴール!」というとき、突然の肩透かしを食らう場合が特にヤバい。

三十路さん
いよっしゃ!上手やね!

自分でパンツも脱げて偉いねー!

よし、トイレでウンチしようかー!

ゆうと君
…やっぱり、ママが良い!

必死に育てて収穫しようと思ったら、トンビにさらわれた様な感覚。子どもには言わないけど、マジで「はぁ?」ってなります。

自宅でおもちゃ遊びするのが特に苦手

特に苦手

2人っきりのときは、公園やイオン、遊園地や動物園など、大半を家の外で過ごします。

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8割くらいは「普段出来ないことをしてあげたい」という思いですが、残りの2割は「自宅で遊ぶのが苦手だから」です。

初めての子どもということもあって、パパは子どもに甘々。子どもの成長に良いと判断したものは手当たり次第、買いあたえてきました。自宅にはたくさんのおもちゃがあります。

子どもなりに流行り廃りはありますが、最近のお気に入りはアンパンマンの粘土です。

色々なキャラクターを作れるので、最初は「白色の粘土で、アンパンマンを作って!」なんて言いながら一緒に遊んでいたのですが、何時間も続けたら飽きるって…。

少し前のお気に入りはニューブロック。

これは過去最高レベルに「買って良かった」と思える知育玩具。アイデア次第で何でも作れちゃうので、何度も何度も繰り返し一緒に遊びましたが、流石に毎日は飽きるって…。

2人っきりでパパだけと遊ぶ状況なら、肩透かしを食らうことなく1時間程度なら1つのおもちゃで遊び続けられるけど、そこにパパとママの選択肢が加わると、もうグチャグチャ…。

「2人で外に遊びに行こうぜ」ってなってしまう。

ママの「得意」を心から凄いなって思う

※この記事は「そんなこと、ママは毎日やってるんだ」と叱られるのを覚悟で書いてます。

休日に自宅で子どもと遊び疲れると、私はご飯の準備などを理由にキッチンへエスケープすることが多々あります。そんな状況でも、ママは疲れた素振りを子どもに見せることなく、一緒になって遊び続けてくれます。

先述した通り、私にとっては自分が頑張らなくてもママがいる状況。でも、ママにとってはパパが居ても居なくても、いつもと同じように子どもと過ごすだけ。

これが、本当に凄いなって。

子どもを少しでも楽しませて機嫌良く、少しでもイライラすることなく、良い状態を1分でも長く維持したくて、外に連れ出すことを考えてしまう私。

「得意」とか「不得意」とかいうレベルを通り越して、子どもがどんな状態でも、変わらずにフラットに接し続けることができるママ。

私だって子どもと2人っきりのときはできている(つもり)だけど、ママがいると安心感というか何というか、任せてしまうときがある。もちろん、ママがイライラしている時だってあるけど、そんなものはあって当たり前。

最近は、私がいなくても何とかなるかも知れないけど、ママがいないと何ともならないなと痛感している。

「〇〇は苦手」とは言ってられないから頑張るけどね

頑張るけど

今のところ、パパが居てくれるからという感情や態度が出てきたことは1度もないけど、私がママに対して感じているように、ママだって私に対して少なからず「感謝」してくれているはず。

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そう信じて、頑張るしかない。

とまぁ、子育てから離れている時間(仕事や移動中)には、こんなことを考えてしまうけど、実際に子どもと過ごしているときは「〇〇は苦手」などと考える暇もない。

これからも、子どもに求められるままに余計なことを考えず、足りないところはママに補ってもらいながら頑張っていけたら良いなと思う。