子供の生活リズムが完全に整ったので、1歳児が過ごす1日の具体的なスケジュールと、大きな声では言えない密かな悩みを紹介したいと思います。
子供の生活リズムが整ってきた時期(アンケート結果)
アンケートの集計期間が終了したので、子育て世帯137人の声をグラフにまとめました。
全体の7割程度の方が1歳頃までには子供の生活リズムが整ったという結果になりましたが…。ウチの子供みたいに2歳を過ぎて急に生活リズムが大きく乱れるというケースもあるので、子供の成長を見ながら気長に付き合うくらいのつもりでいるのがオススメです。
具体的な1歳児のタイムスケジュール
子供は殆ど毎日同じタイムスケジュールで1日を過ごしています。※子供の体調次第で30分程度の前後あり
- 07:30~:起床
- 08:00~:朝ご飯
- 10:00~:お散歩
- 12:00~:昼ご飯
- 13:00~:お昼寝
- 14:45~:起床
- 15:00~:おやつ
- 16:00~:お散歩
- 18:00~:晩ご飯
- 20:00~:お風呂
- 21:00~:就寝
具体的な1歳児の生活リズム
朝は勝手に目を覚ます
生活リズムが整ってからは起こさなくても決まった時間(07:30前後)になると子供は勝手に目を覚まします。
布団の上でゴロゴロしながらNHK鑑賞
朝ご飯ができるまでは起きても立ち上がろうとはしません。あっち転がって、こっち転がってしながらNHK:Eテレ(ピタゴラスイッチ, コレナンデ商会, みいつけた!, おかあさんといっしょ, パッコロリン, いないいないばあっ!)を見ています。
お昼寝は自分で布団を取ってくる
お昼ご飯を食べてお腹が膨れると強烈な睡魔に襲われるらしく、食べ終わるとお昼寝用の布団を自分で引きずって持ってきます。おもちゃ片手にゴロンした後は「お昼寝するから添い寝して欲しいアピール」をして眠りにつきます。
お昼寝は長くても2時間まで
お昼寝が長い日は夜の寝付きが悪くなるので、お昼寝は2時間までと決めています。一緒にお昼寝してしまい、寝過ごして2時間以上経過してしまった時は夕方のお散歩で目一杯公園などを走らせて体力を使わせてリカバリーします。
ご飯の時間が近くなってくると騒ぎ始める
朝・昼・晩問わず、ご飯の時間が近くなりお腹が空いてくると「ごあん!」を連呼します。ご飯部分の生活リズムに関してだけ言えば、後ろに10分ズレるだけでグズグズ言われてしまうので、早い目の準備を心がけています。
お風呂の時間は親の都合次第
お風呂の時間だけは親の都合次第です。お風呂からあがってすぐは流石に寝てくれないので20:00頃には入れるようにしていますが、お昼寝の時間が短くて眠そうにしていたら予定を前倒しして先に入れますし、パパの帰宅にあわせて10分~15分後ろにずらす時もあります。
夜は子供が眠くなるの待ち
布団を敷いた部屋の電気を消してゴロンさせますが、寝てくれるタイミングは子供次第です。殆どが21:00前後に寝てくれますが、日中に身体を動かす遊びができなかった雨の日などは22:00を回っても起きてることがあります。
子供の生活リズムが整った一番の理由
ウチの子供の生活リズムを整えることができた一番の理由は『夜に続けて寝てくれるようになった』ことでした。安定した生活は、安定した睡眠からです。
0歳の頃から1度も2時間以上続けて眠ったことがなく、何度も夜中に目を覚ます子供だったので、起きる時間はいつもバラバラ、ご飯の時間もバラバラ、寝る時間も勿論バラバラ。
そんな状態を解消するべく、断乳したり生活環境を変えたりと色々試した成果がでました。
子供の生活リズムを把握できれば子育てが楽になる
1日の予定が立てやすくなる
生活リズムの整っていなかった頃は、1日の予定を立てることが難しかったです。
「子供がお昼寝してくれたら~」
「子供がご飯を食べている間に~」
といった感じで、子供の状況を見ながらその都度予定を組み立てる感じでした。
生活リズムが整ってからはある程度、子供と過ごす1日を予想することができるようになりました。
「何時頃のお昼寝中に~」
「晩ご飯の時間までに~」
といった感じで、前もって予定を組めるようになりました。
その都度予定を変更しなければいけない生活は、思い通りにいかないことが多すぎてイライラの連続でしたが、前もって予定を組めるようになってから、ストレスが軽減されました。
子供がグズグズ言う回数が減る
ご飯を食べる時間、遊びにでかける時間、寝る時間などが決まることで『親は前もって準備してあげることができる』ようになります。
結果的に、子供が「〇〇して欲しい」とグズグズ言う回数が減るので、子供に急かされてイライラする頻度はかなり低くなりました。
子供の成長速度が加速する
これは子供を近くで見守り続けてきた親の体感でしかありませんが、生活リズムが整ってからは子供自身も『今から何をするのか』を分かっています。
自分でご飯用のイスをセットしたり、自分でお昼寝用の布団を引っ張ってきたりという『子供の自発的な行動』を見かける機会が多くなりました。
整えるための頑張りは凄く大変でしたが、子供の成長が感じられるというだけで生活リズムを整えてあげられて良かったと感じています。
生活リズムが整った後の密かな悩み
実は悩んでいる親が多いんじゃないか?と思っています。※勘違いならすみません
休日が少しだけ物足りなく感じる
平日仕事に出ている親にとって『休日は子供と一緒に過ごせる貴重な日』です。
本来ならば「次の休日は朝早くに車で出かけて、美味しい物を食べて、綺麗な景色を見て、広い公園で子供を目一杯遊ばせてあげよう」みたいな予定を立てたいんです。
しかしながら、現実は「朝ご飯を食べて、出かける用意が終わって家を出られるのは11時頃か…。12時からお昼ご飯だから午前中は長くて1時間しか遊べないか…。」ってなります。
更に「お昼ご飯の後はお昼寝するから起きて用意したら16時か…。晩ご飯までの2時間で夕飯の買い物も済ませると考えたら午後も長くて1時間しか遊べないか…。」ってなります。
子供が疲れた素振りを見せるまで遊び続けていた頃と比べて、生活リズムを崩さないための制限がかかるようになりました。
それで終わってしまうと寂しいので、遊べる時間を大切に全力で遊ぶようにしています。
生活リズムに縛られない日があってもいいと思う
月に1度は生活リズムに縛られない日を作るようにしています。
朝から家族ででかけて、お昼の時間がズレたらおやつで誤魔化しながら、お昼寝の代わりは移動中の仮眠で済まして貰いながら、子供と丸一日かけて朝から晩まで全力で遊ぶ日があってもいいんです。
整い始めの頃は生活リズムが崩れることを恐れて”できるだけ子供のリズムに合わせる生活”を送っていたけど、生活リズムがカチッと決まってしまえば、簡単には崩れません。
あとがき
1歳児の生活リズムに関する質問はいくつも届いていましたが、わが子のリズムが整っていない状態で書ける訳も無く困っていました。随分遅くなってしまいましたが、1年半かけてやっと子供の生活リズムが整ったと言える状態になったので書くことができて良かったです。
偶然にも、育児書に理想的な子供の生活リズムとして書かれていた物と殆ど同じタイムスケジュールになりましたが、意識したのは「朝は決まった時間に起こすこと」と「夜は続けて寝てくれるようにすること」だけです。
後は、子供の状態から判断したり、数少ない子供の意思表示を汲み取っているうちに『親も子供も楽になる、1歳児の生活リズム』が完成しました。
まだ整っていないという人は、難しく考えすぎずに親の生活リズムも加味した上で、子供の生活リズムを決めていってあげてくださいね。