ポジティブ、ネガティブ、色々な言葉がありますが、生きている限りストレスフリーな生活はありえません。仕事に育児に家族のことに悩まない日はありませんが、悩んでばかり居ても何も解決はしない訳で…。
少し胡散臭い感じの書き出しになりましたが、壺や掛け軸を売りつける事はしないので安心してください。今回は誰でも簡単に実践出来る『前向きになる方法』を紹介します。
誰にでも悩むことはある
本当に悩み苦しんで居る時は「悩みなんて無くなれば良い」と思ってしまう物です。私も男性の産後うつを経験した時には『何故私がこんな苦しまないといけないのか。これ以上、悩みたくないから、全てを手放したい』と思っていました。当然、愛する妻・産まれたばかりの子どもを手放せる訳が無く、結局ひとりで悩んで答えを出しましたが、それは人生で最も辛かった時間の1つでした。
はたから見れば些細な事でも、本人に取っては大きな悩みです。悩みの大小問わず、誰だって悩むことはあります。きっと死ぬ間際まで「何故」を抱いて生きる事になります。
人生に悩みは必要不可欠
「何故」と悩んでいる時は辛い物ですが、喉元過ぎれば何とやら。半年もすれば人の記憶は薄れていきます。あれだけ悩み苦しんでことすら『別段、大したことが無かった』と思っています。
昔の偉い人が言いました。
止まない雨、梅雨じゃ無い?
期間中は鬱陶しくてたまらない梅雨ですが、夏がくれば少し忘れます。秋が来て冬が来て、春が来来た頃には『去年より、雨多くない?(例年通り)』と繰り返す物です。思いついたので書きましたが誰のネタかなんて覚えていません。少なくとも「誰のネタやっけ?」と気になって調べようとしている人は『悩んでいない(そろそろ悩みから抜ける)人』ですね。良かった良かった。
悪い出来事の方が多いように感じる理由
本題の、前向きになる方法を書いていきたいと思います。
人生における良い出来事・悪い出来事は最低でも半分ずつはあると思っています。もっと言えば初めは良い出来事の方が多かったはずです。しかしながら『悪い出来事の方が多いように感じる』のが現実です。
その理由は『当たり前』の気持ちが生まれるからです。人間の慣れとは怖い物で「彼女の手料理が嬉しかった」はずが、結婚して子どもが出来て毎日『当たり前』に出てくる手料理に喜びを感じなくなります。元々は良い出来事だったはずの物を『当たり前の気持ちのせいで、良い出来事と認識できなくなっていく』のが大きな理由です。誰しも思い当たる節があることでしょう。
中には日々の当たり前に喜びを感じなくなり、旦那が嫌いと言い出す人まで出てきます。
些細な事でも大きく喜ぶ
先日、もうすぐ1歳になる息子が初めてのあんよを見せてくれました。『子どもが成長するのは当たり前』と言ってしまえばそこまでですが、私は嬉しさのあまり妻の目を気にせず泣いてしまいました。
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息子の成長を見て「凄いね」と終わる人も居れば、私の様にこじつけにこじつけを重ねて「父の日のプレゼントとして、0歳の息子が初めてのあんよを見せてくれた」と大喜びする人も居ます。どちらが正解とは言いませんが、少なくとも私の些細な悩みは全て吹き飛び、明日からも家族の為に頑張ろうという前向きな気持ちが生まれた事は事実です。
前向きになる方法
「悩みは必要な物と言い聞かせて、逃げずに人並みに悩む」という事と、「些細な事でも、当たり前の気持ちを無くして、しっかり喜ぶ」という事を繰り返せば、必然的に前向きになる事が出来ます。
『悩んだ量 < 喜んだ量』であれば、人は幸せな日々を送ることが出来るので、好きなだけ悩んでそれ以上に喜びましょう。喜ぶ理由が見つからない人は、今現在当たり前だと思っている事が、元々嬉しいことでは無かったのか?を考えてみてください。
当たり前の中にこそ、喜びがいっぱい隠れています。
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