断乳のやり方/1日で成功した具体的な寝かしつけ方法

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連休を利用して断乳に挑戦しました。

1歳6ヶ月の子どもがママを探してボロボロと大粒の涙を流す姿を見ていると「どうして、こんなにも可哀相なことをしなければならないのか」という葛藤に押しつぶされそうになりましたが、子どもがおっぱいを飲まずに寝られるようになるという意味ではたったの1日、たったの1晩で断乳させることができました。

今回は親としての感情論は抜きにして、具体的な断乳のやり方を残しておきます。

断乳のやり方(朝)

断乳のやり方(朝)

朝は普段と同じ様に過ごす

断乳当日の朝はいつもと変わらない時間に起こして、朝ご飯を食べさせて、子どもの生活リズムを乱さないために「いつも通り」をしっかり守ってあげました。

 

朝寝は短い時間で済ませる

うちも子どもは朝ご飯を食べた後に朝寝をします。長ければ1時間以上も寝てしまう日があるのですが、断乳当日は朝寝するタイミングで車に乗せてドライブに出かけ、20分程度の仮眠という形を取りました。

 

断乳のやり方(昼)

断乳のやり方(昼)

公園で遊んで疲れさせる

お昼ご飯を食べた後は大きな公園に連れ出しました。十分に水分を取らせながら1時間半くらいかけて公園内を走ったり、遊具を使って遊んだりを繰り返して体力を使わせました。

 

お昼寝も短い時間で済ませる

長ければ2時間以上もお昼寝する日があるのですが、当日は公園から家に帰る車内(30分程度)だけで我慢して貰いました。流石に公園で疲れたのか起こした時は不機嫌そうでしたが、夜におっぱいを飲みたいよりも、眠たいが勝ってくれることを祈って起こしました。

 

断乳のやり方(晩)

断乳のやり方(晩)

子どもの眠いを誤魔化しつつ遊ぶ

公園から帰った後は、子どもが大好きなオモチャを使って何時間も一緒に遊び続けました。普段よりも睡眠時間が短いので、途中でぐずぐずいう時もありましたが、パパとママで子どもに飽きさせないように全力で遊びました。

 

寝かしつけはパパだけで頑張る

ママがいる=おっぱいが目の前にあるという状況での断乳はあまりに酷という判断の下に、お風呂から上がった後、ママは別室に移動してもらいました。ここからはもう地獄。泣く、叫ぶ、立ち上がってママを探しに行くを何度も繰り返す姿を眺めながら寝かしつけました。

 

具体的な断乳時の寝かしつけ方法

具体的な断乳時の寝かしつけ方法

断乳前の寝かしつける準備はしっかり

寝室とリビングの暖房をつけておく

おっぱい無しで夜寝をしたことが無い子なので、断乳前から「泣いて叫んで、立ち上がって寝室から出て行く」ことは想定していました。冬の寒い時期に風邪をひかれても困るので、スリーパーを着せた上で寝かしつけ前に寝室とリビングの暖房はつけておきました。

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リビングの照明を少しだけ明るくしておく

完全に起きている状態からであれば、長時間の抱っこ+ゆらゆらで寝てくれます。夜中に起きてしまった時に照明の薄暗い明かりで軽く目を覚まさせてあげれば、寝てくれるのでは無いかと思い照明をつけたままにしておきました。

母乳以外の水分補給を用意しておく

夜中に起きて毎晩飲んでいた母乳を辞めるということは、夜中に水分を補給することができなくなるということです。普段から飲み慣れているストローマグに常温のお茶を入れていつでも飲ませられる準備をしておきました。

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ママには別室に移動して貰う

残念なことに、うちの子はパパよりママの方が好きです。夜中に起きてしまった時は、ママのおっぱいを飲まなければ絶対に寝てくれません。寝室でも無くリビングでも無い部屋=子どもの視界に入らない場所に移動して貰いました。

 

断乳時の寝かしつけは抱っこでゆらゆら

布団に寝転び、おっぱい無しで寝たことが無い子ども。パパ・ママが「今日から断乳します」と言っても「ハイ、じゃあ自分で寝ます」とはなりません。暗くした寝室でずっと抱っこでゆらゆらしながら25分くらいかけて寝かしつけました。その後、布団に下ろした瞬間に起きてしまいましたが、2度目の挑戦で寝かしつけは完了しました。

 

夜中に起きてしまった時の寝かし方

夜中に起きてしまった時の寝かし方

生まれて初めておっぱい無しで眠ってた断乳当日は朝までに4回も起きました。そのたびにボンヤリとした意識の中でママを探して泣きながら動き回り寝てはくれませんでした。

 

リビングに出て少しだけ目を覚まさせる

断乳の準備として「暖房」と「照明の明かり」と「水分補給」がリビングには用意されています。照明の明かりで少しだけ目を覚まさせた上で、ストローマグでしっかりと水分を補給してあげました。

 

目を覚ました後は抱っこでゆらゆら

リビングで抱っこをしながら子どもが目を閉じるのを待ち、寝室に移動した後は正座の恰好で抱っこを続けました。子どもの寝息が聞こえ始めたら背中スイッチに注意しながら布団の上にそっとおろしてあげるようにしました。

朝までの間、寝かしつけにかかった時間は短くて15分、長くて1時間でした。

 

断乳をする時の注意点

断乳は計画的に行う方がよいと言われていますが、実際に挑戦してみた上で改めて「断乳はしっかりと予定をたてて行う方が良い」と強く感じました。夜中に何度も起きる子どもを授乳で寝かしつけている場合、無計画な断乳は難しいと言えるでしょう。

 

断乳翌日は酷い寝不足に注意

断乳した日の夜は抱っこして寝かしつけている時間以外も子どもの行動が気になって殆ど眠ることができませんでした。朝までの間に30分睡眠を何度か繰り返したていどです。そんな状態で断乳準備として公園で一緒に走り回った疲れが抜ける訳も無く、子どもが可哀相という親の気疲れも相まって、翌日は酷い寝不足でした。

断乳をする時に子どもがどれくらいおっぱいを欲しているのか?によって大きな個人差がでると思いますが、少なからず翌日に影響を与えてしまうので翌日仕事が休みの日を選んぶことを心からおすすめします。

 

夫婦間のすれ違いに注意

断乳している最中、一人の父親として子どもが悲しそうに泣き叫ぶ要因を作った断乳が憎くて仕方ありませんでした。表には出さないようにしましたが、その怒りが断乳をしたいと言った妻に向けられた瞬間もありました。

この辺りは感情論ありの記事で別途書きますが、誰も子どもが憎くてやっている訳では無いと自分に言い聞かせてから断乳当日を迎えて下さい。

 

断乳のやり方/まとめ

わが家では『ママがいない』=『おっぱいが飲めない』という状況を作った上で『子ども自身に、おっぱいが無くても寝られる』を知ってもらうことに全力を注ぎました。その結果、断乳した翌日から1度もおっぱいを飲むこと無く寝てくれるようになりました。

 

断乳のやり方は、子どもが普段おっぱいを飲まなくても寝てくれるシチュエーションを再現できればそう難しいものではありません。夫婦で協力すれば誰にでもできることだと思います。本当に大切なのは風邪などをひかない環境作りとその後のケアでしょう。

断乳したときの子どもの行動をみて断乳後の子どもの仕草をみて、父親として思う所が本当に沢山ありますが、それはまた次の機会に書くとして…。断乳しようと思っているパパ・ママはしっかりと準備をした上で子どもにできるだけ負担のかからない形でやってあげてください。

■断乳に挑戦した時に感じた父親としての本音

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