つかまり立ちはいつから?練習方法と怪我防止に向けた部屋作り

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初めて『つかまり立ち』ができた瞬間、それはもう「この世の物とは思えないくらい可愛い」です。上の子・下の子どちらの瞬間も、ハッキリとした記憶と記録に残しています。

 

でもね…。

可愛いが勝るのは最初の内だけ、2~3日もすれば転倒による怪我が怖くて、ひとときも目を離せない時間がやってきて、可愛いより心配が勝ってしまいます。

 

まさに今、下の子のつかまり立ちに目が離せない、手が離せない状態なので、熱量多めでつかまり立ちに関する情報、練習方法、怪我防止に向けた部屋作りなどを紹介したいと思います。

つかまり立ちを覚えると世界が変わる

子どもの成長

つかまり立ちは手や足に力がついてきたこと、自分の体重を支えられるバランス感覚が身についてきたことなど、赤ちゃんが順調に成長している証であり、とても大切な成長過程のひとつです。

 

赤ちゃんの興味の幅が広くなる

つかまり立ちができるようになると、ずり這いやハイハイしていた頃と比べて『視野の位置が高く』なります。

 

視野の位置が高くなることで視野が広くなり、広くなることで視力があがり、平面から立体へ、近くから遠くへと興味の幅が各段に広くなります。

 

興味が身体の成長を後押ししてくれる

初めの頃は「痛くないの?」と心配になるくらい、足の指先を丸めて立っていた赤ちゃんも、つかまり立ちを繰り返すことでしっかりと足の裏、指先で地面を掴めるようになっていきます。

 

屈伸運動によって身体の成長は進み、今までは「触りたいけど触れない」「近づきたいけど近づけない」と泣いていた赤ちゃんも、自分の興味に向けて1歩を踏み出せるようになっていきます。

 

つかまり立ちを始める時期と傾向

つかまり立ちを始める時期に関しては、赤ちゃんの成長速度、性格、生活環境によってかなりの個人差があります。兄弟2人を比較しただけでも2ヶ月以上の差があったので、ウチの子はつかまり立ちしないけど大丈夫かな?と過度の心配をする必要はありません。

 

生後6~8ヶ月

まさに、上の子は7ヶ月頃につかまり立ちを始めました。

立っているというよりは、しがみついているという状態。手の力以外の成長が追いついていない時期なので、グラグラと不安定で何度も転倒していました。つかまり立ちの期間が長く、あんよできるまでに数ヶ月の時間がかかりました。

 

生後6~8ヶ月頃につかまり立ちを始めた場合は、とにかく目を離さないように気をつけてあげてください。

 

生後9~11ヶ月

まさに、下の子は10ヶ月頃につかまり立ちを始めました。

上の子と比べて2ヶ月以上も遅かった分だけ、ずり這いやハイハイ(もどき)をしている時間が長く、手の力以外の成長が追いついてくる時期なので、初めてのつかまり立ち時点から、かなりしっかりとバランス良く立つことができました。

 

一般的に多くの赤ちゃんがつかまり立ちを覚える時期で、早くにつかまり立ちを覚えた赤ちゃんと比べればしっかりと立ってくれるとはいえ、頭のが重くて目を離すと転んでしまします。

 

生後9~11ヶ月頃につかまり立ちを始めた場合でも、目を離さないよう注意してください。

 

1歳を過ぎてから

「早い子では6ヶ月頃からつかまり立ちを始める」なんて聞かされると、親は不安に思ってしまうものですが、赤ちゃんの成長は必ずしも早ければ良いという訳ではありません。

 

1歳を過ぎる頃までつかまり立ちをしなかった子どもは、その分だけ筋力が成長しているので、つかまり立ちからあんよまでの時間が短い傾向にあります。先にも書いた通り、過度の心配をする必要はありません。

 

つかまり立ち専用のおもちゃは必要ない

おもちゃで遊ぶ子ども

子育てブログを書いていると「つかまり立ち用のおもちゃを買いましたか?」という質問をいただくことがありますが、私の答えは「専用のおもちゃは買っていません」です。

トイザらスの店舗でつかまり立ちのおもちゃを見ると「買ってあげたら、喜んでくれるんだろうな」とは思います。値段的にもギリギリ買ってあげれる価格帯の商品が多いのも事実ですが、サイズ的な問題(部屋が狭い)を理由に購入には至っていません。

つかまり立ちは遊びながら覚えよう

ママとつかまり立ち

つかまり立ちは「練習させないと!」と躍起になって頑張るものではありません。だから、つかまり立ちのためだけに、おもちゃを買う必要もありません。※長く遊べるおもちゃなら是非買ってあげて欲しいけど(我が家はおもちゃだらけ)

 

まずはお風呂でスキンシップ

お風呂の浴槽に入ったあと、赤ちゃんが水面をバチャバチャ叩く姿も可愛いですが、もっと可愛い姿を見たくないですか?

ステップ①

両脇の下から手を入れて両手で支えてあげながら、初めは足をプラプラ、赤ちゃんプカプカ。

ステップ②

プカプカさせることに慣れてきたら、パパの足を使って、赤ちゃんのプラプラしている片方のあんよを浴槽の床にペタッ。

ステップ③

あんよが浴槽の床に着くことに慣れてきたら、両方のあんよが浴槽の床に着くように、赤ちゃんを前屈みにしたり、パパの足を使って両足をペタッ。※口に水が入らないようにだけ注意

ステップ④

両方のあんよでたっちできるようになってきたら、褒める!とにかく褒める!褒めて褒めて褒めまくる!※立っている姿が可愛すぎて、意識しなくても「上手やねぇ」と声が出るはず

 

室内で遊びながら覚えてもらう

ステップ③に差し掛かった頃から、赤ちゃんは「自分で立つことに対する喜び」を覚えていきます。この頃から、立つことに対する興味が止まらなくなっていきます。

 

参考までに赤ちゃんの身体を動かしながら遊ぶ方法を、下の子との実例をもって動画として掲載しておきます。

見てわかる通り、手を差し出しただけで大喜びするくらい赤ちゃんにとって、立つということは特別なことなんです。

 

この後、入院してしまったので1週間毎日4時間(面会時間中)ほど『イスに座っているパパの上におっちんさせる。手を差し出して太ももの上にたっちさせる』を繰り返した結果、下の子は立派なつかまり立ちベビーになりました。

 

転倒による怪我防止に向けた部屋作り

転んで怪我した子ども

つかまり立ちを経験した親なら「うん、うん」と納得してくれると思いますが…。

どれだけ親が目を離さないようにと頑張っても、赤ちゃんは必ず転びます。「ゴン!」という激しい音を立てたあと、たんこぶを作りながら号泣することだってあります。

 

つかまり立ちを覚えた赤ちゃんの転倒を根本的に防ぐことは、誰にもできません。転倒する機会を減らしながら、更に転倒しても怪我をしにくい部屋作りをしてあげてください。

 

ジョイントマットで衝撃を緩和

むき出しの床と比べれば、ジョイントマットの方が遙かに衝撃を緩和してくれます。

  • 転倒時の衝撃を緩和してくれる
  • 掃除が楽になる
  • 防音や防熱効果がある
  • フローリングに傷がつかない…など

転倒時のリスク軽減以外にも、たくさんの効果が期待できる育児グッズなので、ジョイントマットは必須アイテムだと言えます。

ジョイントマットの選び方/大判と通常サイズの違いとメリット・デメリット
『ジョイントマットの選び方』を教えて下さいという旨のメッセージを、子育てを始めたパパから戴いたので、実際に私が購入する際に調べた情報を記事として公開します。 大判って何? 通常サイズとの違いは? どっちが良いの? ジョイントマットの購入を検...

 

折りたたみテーブルを使う

ご飯を食べるテーブルは必要ですが、つかまり立ちを始めた頃の赤ちゃんがつかまりやすい高さなので、とても危ないのも事実。そんなときは折りたたみテーブルを利用して、使わないときは折りたたんでおくようにしましょう。

 

折りたたんだテーブルの上に打ち上げられた(必死でよじ登った)赤ちゃんは可愛いので、一度は見ておくべきです。

 

バランスが悪いものは押し入れに移動

とにかく立ちたい盛りの赤ちゃんは、大人のスネ程の高さがあれば、何にでも全体重を浴びせながら、必死で立とうとします。

 

退院のお祝いに買ってあげたおもちゃも、今の下の子にとっては「つかまり立ちするためのアイテム」でしかありません。赤ちゃんのつかまり立ちにそぐわないおもちゃ、家具等は全て押し入れに移動してしまいましょう。

 

バランスを崩して、前のめりに顔から床に突っ込む姿は痛々しくて可哀相ですから…。

 

CMで話題の転倒防止グッズもアリ

つかまり立ちの練習している頃の赤ちゃんは「自分の身体のバランスをとる練習をしている時期」です。軽い物であったとしても、あるなしで重心の位置が変わってしまうようなグッズは1度も利用してきませんでした。

 

なので、CMで話題の転倒防止グッズは買っていませんが、数多くのパパ・ママが買って良いとしている育児グッズなので、アリなんだと思います。

てんとう虫やネコ、天使など色々なデザインが発売されているので、興味がある人は是非。

 

つかまり立ちの時期は心穏やかに成長を見守ろう

優しく見守るママ

つかまり立ちを初めて間もない頃は「目を離せないから、何もできない」と心を壊してしまう人が多い(ウチの妻がそう)ですが、子どもが積極的に成長していく時期はあっと言う間に過ぎていってしまいます。

 

「あの頃は、可愛かったのに」と思い返しても、二度と体験することができない貴重な時間。そんな時期だからこそ、目を離せなくて良いんです。家のことは後回しにして、子どもとの時間を大切にしてあげれば良いんです。

 

連日、子どもと過ごすこと以上に大切なことはないという記事を書いていますが、本心です。妻にもそれが正しく伝わる日が来れば良いのになと思います。

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