保育園の登園自粛を始めて1ヶ月以上が経過しました。
最初の頃は「こんな時だからこそ、子ども達との時間を大切に」なんて思っていたけど、子ども達のあり余る元気と溢れる欲求を満たす日々は本当に大変で、自分の心に余裕がなくなっていることに気付くシーンも少なくありません。
子ども達の健康リスクを減らすために自粛しているのに、子ども達のストレスになってしまっている。そんな状態は避けなければいけないので、親も子ども楽しく過ごせる”おうち時間”を紹介したいと思います。
子どもと一緒に料理を作ろう
4歳の長男は卵を割ったり、子ども用の包丁で材料を切ったり。2歳の次男は飾り付けや得意の味見。子どもとの料理は凄く大変ですが、年齢と成長にあわせた役割を与えてあげるだけで子どもは凄く喜んでくれます。
パンケーキを作ろう
■対象年齢:2歳~
■所要時間:60分~90分
■材料
- ホットケーキミックス
- 牛乳 or 水
- 卵
- お砂糖
- 生クリーム
- マーガリン
- 果物(缶詰でも)
■準備するもの
- ミキサー(泡立て器)
- 調理用ボール
■簡単な手順
①生クリームのパッケージに書かれた調理方法に従って、生クリームを作る。
②ホットケーキミックスのパッケージに書かれた調理方法に従って、ホットケーキの生地を作る。
③ホットケーキを焼いている間に果物などをパパッと準備、焼き上がったら子どもと一緒に飾り付け。おやつで食べる。
■感想と注意点
今日はパンケーキ屋さん🥞 pic.twitter.com/ctH3sQmPBa
— 三十路男の悪あがき (@30sman_blog) April 12, 2020
火を使う行程以外は全て子ども達が担当。4歳の長男はもちろん、2歳の次男でも十分に楽しめるし、何より”簡単”なので特にオススメ。生クリームを作って時間が経つと溶けて柔らかくなってしまうから、その点だけ注意。
いちご大福を作ろう
■対象年齢:4歳~
■所要時間:20分~40分
■材料
- 白玉粉
- いちご
- お砂糖
- 水
- 片栗粉
- あんこ
※あんこは御座候でパック売りされているのを買った
■準備するもの
- 電子レンジ
■簡単な手順
参考にしたレシピを載せておきます。
■感想と注意点
子供といちご大福作ったらこうなった🤣 pic.twitter.com/rgad94sRpN
— 三十路男の悪あがき (@30sman_blog) April 11, 2020
おもちが冷えて固まるまでの時間が想像以上に早くて、大人でも難しかったから辛うじて長男だけ調理に参加。2歳にしっかりしたおもちはまだ早いから、次男はみんなのいちご大福からいちごを抜いて食べる専門でした。
デコレーションケーキを作ろう
■対象年齢:2歳~
■所要時間:90分~150分
■材料
- モントンスポンジケーキミックス
- 牛乳
- 卵
- お砂糖
- 生クリーム
- 果物(缶詰でも)
※近くの万代にはなくて、マックスバリューには売ってた
■準備するもの
- オーブン
- ミキサー(泡立て器)
- 調理用ボール
■簡単な手順
①森永モントンスポンジケーキミックスの調理手順に従って、オーブンでケーキを焼き上げる。
②焼きあがりまでに1時間程度かかるので、待っているあいだに果物を切ったり、生クリームを作ったりしておく。
③スポンジが冷めたら半分に切って、子どもと一緒に飾り付け。おやつで食べる。
■感想と注意点
ホワイトデーは自粛しません🤣 pic.twitter.com/OJSflXOzbM
— 三十路男の悪あがき (@30sman_blog) March 14, 2020
パパ(私)と子ども達2人だけで作ったけど、時間的にも作業的にも十分な余裕があるくらい簡単やったから、是非ともオススメしたい一品。作る工程もさることながら、自分が作ったケーキをママが「美味しい」と言いながら食べている姿を見つめる子どものドヤ顔は必見。
おいなりさんを作ろう
■対象年齢:2歳~
■所要時間:40分~60分
■材料
- あげさん
- ご飯
- お酢
- 砂糖
- 塩
- 白ごま
■準備するもの
- ミニ扇風機(うちわ)
■簡単な手順
①お酢、砂糖、塩であわせ酢を作っておく。
②あわせ酢とご飯を混ぜてあら熱を取る。
③あげさんで包む。
※色々試したけど、子ども達はこのあげさんがお気に入り。
■感想と注意点
バァバの家で1度作ってからというもの、定期的に長男のおいなりさん作る熱が再燃します。酢飯を丸める係なので写真はないですが、長男がおいなりさんを作るスピードは既に職人の域に達しています。
予算と相談にはなりますが、誕生日などには巻き寿司にすると更に楽しむことができます。
子どもと一緒に工作しよう
緊急事態宣言の渦中に「100均での買い物がありか?なしか?」は各々で判断してもらうとして、殆どの材料は100均で揃うし工作は鉄板です。
切り絵を作ってみよう
■対象年齢:1歳~
■所要時間:子どもが納得するまで
■材料
- 厚紙
- 折り紙
- 色鉛筆、クレヨン
- 水のり
■簡単な手順
①折り紙をビリビリと子どもが好きな形に破らせてあげる。
②台紙になる厚紙に、子どもが好きなだけ水のりを塗らせてあげる。
③水のりを塗った台紙のうえから破った折り紙をパラパラと落とす。
■感想と注意点
これは全家庭で1度はやって欲しいくらい楽しい。親も楽しいし、子どもはもっと楽しい。※できあがったアートは壁に貼って子どもの作品展に
ジオラマを作ってみよう
NHK ノージーのひらめき工房には子どもとできる工作のアイデアが一杯。そのなかでも先日放送されたジオラマ作りは子どもの心をグッと掴む作品でした。
■対象年齢:2歳~
■所要時間:子ども(親)が飽きるまで
■材料
- 厚紙、色紙
- 色鉛筆、クレヨン
- 油性マーカー
- のり
- はさみ
■簡単な手順
※リンク先の記事は省エネ過ぎるというか何というか…な感じですが、言葉で説明するよりもジオラマの作り方がわかりやすい(テレビのスクショがある)から参考にしてみてください。
大人なら「こういうことか」だけわかれば、誰でも簡単に作ることができます。あとは子どもの成長にあわせて”できること”をさせてあげればOKです。
■感想と注意点
切って貼ってを楽しむ長男とお絵かき担当の次男でバランスよく遊んでいます。親が謎の本気を出せば、厚紙とポスカで小さな子どもが遊べるおもちゃを作ることもできるので、年齢にあわせて遊んでみてください。
絵の具でアートを作ろう
絵の具で遊ぶと机や絨毯が汚れる可能性はあるけど、色鉛筆やクレヨンにはない自由度の高いアートを作ることができます。
■対象年齢:2歳~(本音は4歳~)
■所要時間:素敵なアートが描けるまで
■材料
- 画用紙
- 新聞紙
- 絵の具
- ふで
- パレット
- ふで洗い
※100均でも全部揃うし、親が学生時代に使った絵の具セットがあればそれで十分
■簡単な手順
基本的には子どもが好きなように絵の具を使ってアートを描くだけ。新聞紙を机の上にひいて、そのうえに画用紙を置くと机が汚れる可能性がほんの少しだけ低くなる。ほんの少しだけね…。
■感想と注意点
長男は筆を使って上手にアートを描くけど、次男にはまだ早いみたいで結局は手で描くことになる。石けんで頑張って洗うからよいけど、小さい子どもに遊ばせてあげるなら手で描くことを前提に作られた絵の具をオススメします。
ねんどで作品を作ろう
■対象年齢:1歳~
■所要時間:素敵な作品ができるまで
■材料
- ねんど
※ねんど遊びの幅を広げるグッズがあると尚よし
■簡単な手順
子どもが「ぞうさん」と言えば、握りつぶしただけのねんども立派なぞうさん。子どもの感性に任せて好き放題遊ばせてあげる。
■感想と注意点
ねんど単体だとどうしても飽きるのが早いから、こねたり切ったりできるグッズがあると子どもの遊びにも幅が出る。
一番最初に買ったねんどグッズ。子ども自身が綺麗な形でアンパンマンを切り抜くのは難しいけど、子どもには関係ないらしく、自分が作った!と言わんばかりのドヤ顔で作って潰して遊んでいる。
買った当時の商品は廃版?だったけど、押し出したり、かたどったりできるグッズセットは1つあれば重宝します。(100均にも似たようなのがあると思う
子どもと一緒に体を動かそう
ずっと家にいると子どものあり余る体力を消費することができなくて、どうしても寝るのが遅くなって生活リズムが乱れがちになってしまうから、体を動かす遊びも大切です。
玄関前で遊ぼう
今の時代、家の前で遊ぶ子どもを「道路族」と呼ぶ心ない人もいるみたいなので住んでいる環境に応じて…にはなりますが、玄関前でもできる遊びはたくさんあります。
- シャボン玉
- なわとび
- ボール遊び
- 自転車の練習…etc
自宅前に駐車場などの私有地があるなら、水で消えるチョークなどもおすすめです。
寝室で遊ぼう
ママは嫌がるかも知れないけど、布団をしいた寝室は立派な遊び場です。
体操教室みたいにでんぐり返りの練習をしてみたり、子どもの手をひいてパパの膝に登らせたり、どこから知ったかドスコイ(相撲)を強要されたり。
子どもよりも先に親の方が疲れてダウンしてしまうけど、体を動かすことによる子どものストレス発散と安定した生活リズムのために頑張っています。
室内ジャングルジムで遊ぼう
長男が1歳の頃に買った室内ジャングルジムも気がつけば3年戦士ですが、未だに壊れることもなく、子どもが飽きることもなく現役。
暇をもてあました神々をもてなす準備 #パパの部屋とはいったい pic.twitter.com/PjjLjWO9H0
— 三十路男の悪あがき (@30sman_blog) April 4, 2020
既に子どもが3歳~4歳で自粛期間中のために購入は流石に勿体ないけど、子どもが1歳~2歳なのであればこれを機に買ってしまっても絶対後悔しない育児用品です。
室内トランポリンで遊ぼう
昨年末のクリスマスにサンタさんから届いたトランポリン。
子ども達になぜか「ジャンプステーション」と呼ばれているトランポリン。リビングの一角を占領しているから部屋は狭くなったけど、過度の運動音痴だった子ども達が買って3日後には手すりなしでクルクル飛んで回れるようになったから後悔は微塵もない。
自粛の特需があったらしく品薄状態が続いているらしいから参考までに。
[kanren]楽天トランポリンのランキング
ベランダの砂場で遊ぼう
当初は室内砂場でしたが、あまりにも掃除が大変(子どもが自由過ぎるから…)なので、今はベランダに砂場を出しています。
プラスチックケースに除菌の砂とお砂場セット一式を置いているだけですが、子ども達にとってお砂遊びは欠かせないルーティーンらしく、定期的にベランダに行っては遊んでいます。
終わりは見えないけど終わりは来るから
いつまで”おうち時間”を続ければよいのか?の答えが見えなさすぎて、どうしても気持ちが落ち込んでしまうときもあるけど、いつか終わりが来たときに「逆に何か物足りない」と感じられるくらい、今の時間を全力で楽しみましょう。
「そんなもん、子どもと接してない父親だから言えるんや」って思う人がいるかも知れないし、それは少なからず正論なんかも知れんけど、胸を張って「家族との時間を作ってる」と言えるくらいにはやっているつもりです。
ここまで来たら、子どもとの時間を全力で楽しんでやる!とでも思わないとやってられない。というのが正直なところかも知れないけど、冒頭に書いたとおり「子どもの健康リスクを回避した結果、子どものストレスになっている」では本末転倒なので、お互い、いつか来る終わりに向かって踏ん張っていきましょう。